愛と哀しみのボレロ Blu-ray

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監督 : クロード・ルルーシュ 
出演 : ロベール・オッセン  ニコール・ガルシア  ジェラルディン・チャップリン  ダニエル・オルブリフスキ  ジョルジュ・ドン 
  • 紀伊國屋書店 (2013年3月30日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4523215095044

愛と哀しみのボレロ Blu-rayの感想・レビュー・書評

  • 先ごろ公開のデジタルリマスター版で初鑑賞。色々な意味で「凄いもの観たな!」と驚愕した映画でした。内容どころかフランス映画とさえも知らない予備知識完全ゼロ状態でウェブポスターみて勝手にバレエ映画かと思って観に行ったのですが、違いました。3時間以上休憩なしでも全く退屈せず。

    第二次世界大戦を軸に、モスクワ、パリ、ニューヨーク、ベルリンに暮らしていた、それぞれの家族たちの半世紀に渡る物語です。どの家族もそれぞれの立場で戦争を体験していたとはいえ、独立した物語として展開していたと思ったら、最後にあんな形で全ての家族が一堂に会するだなんて想像もできませんでした…。
    苦難に満ちた多くの人生が、家族の晴れ舞台の中で瞬間だけすれ違っていく不可思議さはなんともいえない感慨と感傷をもたらします。

    あれだけあちこちの人と地を追っていたはずなのに、最終地をちゃんとパリのしかもエッフェル塔の真下に納めてるあたりもさすが。フランス映画界のプライドでしょうか。
    話が始まる前から「人生には二つか三つの物語しかない。それは何度も繰り返されるのだ。その度ごとに初めてのような残酷さで」なんて意味深な真理を述べてしまうところもフランス映画っぽい気が勝手にします。

    新旧の音楽のセレクトも、最初と最後のダイナミックなボレロ(バレエシーン)も、いいです。ジョルジュ・ドンの神々しいまでの踊りは、運命の象徴のようにさえ思えてきます。

    人生の不可思議さ、伏線の使い方、映像、音楽の組合せがここまでかみ合った壮大な映画ってそうそうない出会えないかもしれません。
    ただ、戦争を扱った映画なので、やはり目を背けたくなるシーンも多々ありでした。

    見る前は、自分が生まれる前の昔の映画ぐらいの認識しかなかったのですが、時代を感じさせないというか、今の時代に初めて見てすら、とても新鮮だと思いました。

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