愛と哀しみのボレロ [DVD]

監督 : クロード・ルルーシュ 
出演 : ロベール・オッセン  ニコール・ガルシア  ジェラルディン・チャップリン  ジョルジュ・ドン 
  • 紀伊國屋書店 (2013年3月29日発売)
3.63
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感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4523215095051

感想・レビュー・書評

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  • 何よりも音楽・ダンスが素晴らしい。今見ても古びた感じがあまりしない。4人の有名人がモデルという話題に集中しがちなところがあるけれども、その4人をベースに別の人のエピソードも盛り込んだ全くのフィクションであることは留意しておいたほうがいいかもしれない。1930年代から1980年ごろまでのヨーロッパの歴史を、特に解説もなく、駆け足で振り返る内容なので、ヨーロッパの歴史に疎い人にはキツイかもしれないが、一見の価値があると思う。

  • 第二次世界大戦前夜から戦後まで、いくつかの家族の肖像を描いています。
    人生ってのはラヴェルさんの『ボレロ』のように同じようなテーマが繰り返されつつも、少しずつ大団円に向かって進んでいくものなのかな…。
    最後にエッフェル塔の前のトロカデロ広場で、ジョルジュ・ドンさんが『ボレロ』を舞うシーンは、人生って捨てたもんじゃないなって気分にさせてくれました。
    好みの踊りではないんだけど、クライマックスを感じたよ!
    観終わって、なんだか良かったな…って思えた作品でした。
    なんか、気分がスッキリした♪

  • チャリティで演奏・演じられる『ボレロ』のシーンに向かって行く4つの物語で四つの芸術家一家の四十五年を描く壮大なドラマ。
    四人の芸術家はヘルベルト・フォン・カラヤン、グレン・ミラー、ルドルフ・ヌレエフ、エディット・ピアフがモデル。
    最後の奇跡的に四つの芸術家家族が一同に会する「ボレロ」の場面は圧巻。
    ただこの壮大さをこの時間で描くにはちょっと急がし過ぎに感じたのが気になる。
    同じような人生の壮大なドラマを描いたものなら「アンダーグラウンド」の方がうまく纏めてたなぁと思う。
    ただ、円舞台の上で自在に舞うジョルジュ・ドンの演技を観るだけでも損はない素晴らしい作品。

  • まずダンス、音楽の素晴らしさに圧倒される。わたしはそんなに相関関係がわかりにくいとは思わなかったけど、大戦時のヨーロッパ史をなんとなく頭にいれておくとより観やすいかも。

    親世代の味わった辛酸、残酷なほどの悲しみと、戦後の明るい時代を生きる子供たちの抱える虚無感のようなものがよくあらわされていたように思う。

    ボレロが同じリズムをひたすら刻み続けるように、人が生きて在ることも根源的には変わらない。
    愛と哀しみがあるゆえに人は生涯何かと戦い続け、また愛と哀しみのあることによって人は救われる。

    グレンが終戦後、広場での演奏を思い出すシーンが一番ぐっときた。

  • 出てくる人が多すぎてこれどうやって終わらせんのって思ってみてたけどいい感じに終わってた
    ダンサーの踊りがすごくて口開けてみてました

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