ゼロ・ダーク・サーティ コレクターズ・エディション(2枚組) [DVD]

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監督 : キャスリン・ビグロー 
出演 : ジェシカ・チャステイン  |ジェイソン・クラーク  ジョエル・エドガートン  ジェニファー・イーリー  マーク・ストロング 
  • Happinet(SB)(D) (2013年9月3日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4907953043435

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ゼロ・ダーク・サーティ コレクターズ・エディション(2枚組) [DVD]の感想・レビュー・書評

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  • オチが分かっているだけにふーん。て感じ。
    もう少し緊張感などは表現できなかったものか。。。

  • 映画として非常によくできていることは認めないわけにいかない。9.11から10年にわたってオサマ・ビン・ラディンを追い続けたCIA職員の執念のドラマには、拷問、諜報、仲間の死、リスクをとらない組織上部との対立など、見せ場となる要素が満載であるうえ、ついにオサマを追い詰め射殺するクライマックスまでが、感傷をいっさい省いた、畳みかけるような手法で提示される。
    実は、この実話が映画化されると聞いたときに私がいちばん期待していたのは、なぜオバマ政権が、オサマを生きたまま捕らえて裁判にかけることなく射殺する選択をしたのか、その背景が提示ないし暗示されることだったのだが、どうやら監督には、そうした政治的背景を描くことに最初から関心がなかったように見える。アメリカの対テロ戦争にどのような道義的問題があるにせよ、拷問禁止やオサマ射殺を決めた政治的選択にどのような理由があるにせよ、狂気に追い詰められながらも己の任務をこなす「現場」の兵士に寄り添うという制作姿勢は、前作の『ハートロッカー』から一貫しており、まさにそこが高く評価されているゆえんでもあろう。
    しかしもちろん、実際のオサマは主人公にとってのオブセッションの対象以上のものである。たとえば主人公でなくてもよい、このミッションに関わった誰かひとりの登場人物が、まさに自分の任務に対する熱心さゆえに、カウボーイよろしく建物に踏み込んでビン・ラディンらを射殺するという選択に疑問を提示するという描写があってもよかったはずだ。そうした問いかけをこの物語から除き、政治的決定など尻目に、己にあたえられた任務に専心する者として「現場」の兵隊たちを描くこと自体、ひとつの政治的効果をもつという事実に、少なくとも同時代を生きるわれわれ観る者は自覚的であるべきだろう。
    こうした禁欲を装った政治的語りをなりたたせているのは、まさに冒頭に示される死者のエコノミーにほかならない。9.11で殺されていった無垢の人々の声を、私たちは聞くことができる。だが、アメリカの無人戦闘機によって殺されていく者たちの声を、私たちは聞くことがない。あの声だけのシーンによってすでに、観客たちは、アメリカやイギリスのテロの犠牲者だけが、記憶されるべき死者としてカウントされるようなエコノミーの磁場にひきこまれているのだ。そのことに気づかせる契機はこの映画の内部にはない。映画としては見事に完結しているだけに、観る者の注意深さが試される作品だと思う。

  • 2011年5月2日(誕生日じゃん!)に実行された国際テロ組織アルカイダの指導者オサマ・ビンラディン捕縛・暗殺作戦とそこに至るまでの道程を描いた作品。監督は「ハート・ロッカー」のキャスリン・ビグロー。

    “9・11テロ後、CIAは巨額の予算をつぎ込みビンラディンを追うが、何の手がかりも得られずにいた。そんな中、CIAのパキスタン支局に若く優秀な女性分析官のマヤが派遣される。マヤはやがて、ビンラディンに繋がると思われるアブ・アフメドという男の存在をつかむが…”

    「ハート・ロッカー」同様ドキュメンタリータッチの撮影手法はそのままだが、前作よりも映画的な演出は多い。しかしやっぱり今回も地味(笑)映画的な面白みに欠けると言っても、そもそもそういう描き方をしない監督なので、如何に史実に忠実かとか、そこに込められたメッセージとかが評価されているんだと思う。あたしは「ハート・ロッカー」も好きな人だけど、今作も同じくらいには楽しめた。

    ストーリーは911以降に実際に起きたテロなども交え、ビンラディンのしっぽを掴むまでを描き、映画のラストで暗殺(というより殺害)作戦という流れ。主人公のマヤはエージェントではなく、分析官で現場に出ることはないがいつどこに居ようとも死と隣り合わせという緊張感はずっとあった。

    殺害作戦の描写はヘリのくだり以外は淡々と静かに描かれている。ビンラディンとの遭遇もあっさり。銃のサプレッサーの音が怖く、凄く印象に残った。暗視スコープの視点など非常にリアルで、ほぼ実際の作戦と遜色ないものなんじゃないかと思うほどクオリティーが高かった。

    キャラクターを掘り下げる演出はほとんどなかったが、最後のマヤの表情が何とも言えない気持ちにさせられた。ビンラディンを見つけて殺すことを目標に生きてきた彼女がそれを達成した時に感じたものは達成感だったのか?それとも生き甲斐を失った喪失感だったのか?双方が正義を主張し、復讐を続ける限り、テロは終わらないと言うが、果たしてビンラディンの殺害はゴールだったのか?様々な感情が全て最後のマヤの表情に集約されていて、この辺は本当に巧みだと思った。

    今年亡くなったジェームズ・ギャンドルフィーニが口の悪いCIA長官役だったのはこの映画の唯一の笑い所かもしれないw ふぁっきんふぁっきん言いまくって、字幕もなぜかべらんめえ口調に訳されており、凄く和んだ。本当に惜しい俳優を亡くしたなぁ;;

    「ハート・ロッカー」が合わなかった人は今作も避けておいたほうが無難だが、911を忘れないために、平和とは何なのかを考えるためにも観といて損はない作品だと思う。

  • アメリカを敵に回すととても出来の良い映画でdisられるから気をつけろ。

    9.11からビンラディン殺害までの12年間、彼を追い続けた情報分析官の執念の云々。


    仲間を失い、手柄もない、実績もない、だが誰よりもあの男を追ってきたという一点だけでアメリカを説き伏せ、ビンラディン強襲を決断させるという文官のカタルシス。

    大筋だけならプロパガンダやんけと言われてもしょうがないのに、あまりの出来の良さにぐうの音も出ない出させないハリウッドのパワーとキャスリン・ビグローの手腕。おお、映画の国アメリカは恐ろしいものを手に入れたのだ。

    問題になるまで拷問はしてたことを隠そうともしないのが素敵。

  • 2月に映画を観ましたが、DVDになったのでやっとBooklogに登録できた次第です。
    ストーリーはご存知の通りの9.11以降のアメリカのビン・ラディンの追跡と捕縛(殺害)作戦。

    CIAの女性情報分析官の執念がビン・ラディンを見つけ出し、捕縛(殺害)作戦が実行されるまでの、証言に基づくノンフィクション(?)っぽい映画。
    派手なアクションシーンは出来るだけ抑制し、全編緊張感と張り詰めた空気が続きます。とても女性監督とは思えません。
    主演のジェシカチャスティンが好演。学歴も何の功績もないCIAの女性分析官が執念でビン・ラディンを追い詰める・・・ひしひしとその感情が伝わってきます。

    ラストシーンでの彼女の涙は何を表しているのか? 9.11テロで多くの人々が犠牲になり、ビン・ラディンを殺害したことで「問題は解決したのか?」を考えさせる涙でもあるように思います。

    また、オバマ大統領の作戦決行の決断への賞賛映画との声があるようですが、映画を観た感じでは、CIAの拷問場面や作戦遂行の際の殺害や、また最終的な作戦決断の確証が弱い感じ等があり、むしろアメリカ政府にとっては、好ましくない映画のような気がします。
    本作品はアカデミー賞にノミネートされていましたが、アメリカ上院議員が映画にクレームを付けているとかで、受賞は難しいとの予想がありました。噂通り受賞を逃し、同じくCIAの映画「アルゴ」が作品賞を受賞したのはご存じの通りです。

    本題からは外れますが、主人公がパキンスタンで乗っている車がトヨタのセダン(名前までは?) ビン・ラディン側の手下が乗っている車がスズキ(ジムニー?)。恐らく現地の車事情をキッチリ調べているのでしょう。日本企業の活躍が分かる映画でもありました。

    この作品は観る人により、かなり評価が分かれると思いますので、必ずしも必見とは言えません。

  • アメリカのCIAが9.11からビンラディンを見つけ出し殺害するまでの話。

    ストーリーは淡々としているが、拷問の場面が沢山あったり、居場所を探し出すまでのストーリーなど、根気のいる数年だっただろうなと。

    個人的には、重い話で心にずしっと来ました。

  • この監督の映像はむしろ好きな部類なのに、
    『ハート・ロッカー』と同様、
    いまいち何が面白いのかよくわからない作品だった。

    リアリズムも、
    劇的な展開もあるはずなのに、
    どうしてなのだろう…。
    登場人物の情緒があまりにも抑制されているから?
    それとも、
    アメリカの復讐心のようなものに、
    ちっとも感情移入ができないから??

    ひとつの作品として、
    もっと面白くなりそうなのに、
    何をどういじったらよいのかも、
    ピンと来ない不思議な仕上がりでした。

  • 重苦しい映画
    オサマ・ビィン・ラディン暗殺が題材で
    のっけから水責めの拷問シーン
    ラスト30分くらいの緊張感がすごい

    黒猫が画面よぎるのが・・・

    ヒロイン、インターステラ―のマーフ

  • アメリカ同時多発テロ、
    9.11を扱った社会派映画です。
     
    9.11後から
    ビン・ラディン暗殺までを
    描いています。
     
    前半2時間は
    ビン・ラディンに最も近い人物を追い、
    捜査を進めるパート、
    後半1時間は
    ビン・ラディンの隠れ家を見つけ、
    暗殺するまでのパート
    となっています。
     
    映画としての派手さはありません。
     
    しかし、恐らくビン・ラディン暗殺までの
    様子は真実に近い描写がされている
    と思われます。
     
    ドキュメンタリー映画として
    9.11発生から
    ビン・ラディン暗殺まで
    何が行われていたのか
    真実の歴史を知りたい方は
    ぜひご覧になってみて下さい。

  • 確たる証拠がなくても、決行する恐ろしさ。どこまでが真実なのか。「私のために殺してね」狂気です。

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