ノマドと社畜 ~ポスト3.11の働き方を真剣に考える [Kindle]

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  • 朝日出版社 (2013年1月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (32ページ)

ノマドと社畜 ~ポスト3.11の働き方を真剣に考えるの感想・レビュー・書評

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  • 近年のノマドを礼賛する風潮に「待った」をかける一冊。

    ノマドと社畜、どちらか一方を持ち上げるわけではなく、社会背景を鑑みた上で、「働き方」がシビアに語られている。

    と言っても、目新しい事が書かれているわけでもなく、
    至極当然なことが、とてもストレートに表現されている。

    ただ、働き方を考える上で、その「当然」を再確認しなければならないくらいに、何となくの「雰囲気」や見た目の「格好の良さ」で職業を選んでしまう人たちが増えているということなのでしょう。

    その他、参考にすべき書籍も数冊、紹介されているので、考えを深めて実践に移す際の入口としても、良い本だと思います。

  • 谷本真由美『ノマドと社畜』読了。極めてまともな内容で、ノマドに限らず今後の競争を生き抜くには、スキルや実績に加えて、自分を管理しプロとしての責任が取れる心性が要ると。その極致がノマド。尚、電子版先行発売で値段も安くすぐに読める。書籍ビジネスの試みとしてもこういうのが増えるはず。

  • 日本における「ノマド」は、イメージ先行型で貧困ビジネスと化した一面もある。
    本当にノマドが普及すると、真っ先に仕事がなくなるのは有名大学文系学生。そして彼らが一番「ノマド」を唱える回数が多いという皮肉。

    ノマドというのは、「一人で仕事が出来る人」が選択し得る働き方。
    能力のない人間がイメージだけで選ぶと、いわゆる非正規雇用以下の厳しい労働環境にさらされる。
    「社畜」は、能力のある人間には費用対効果の悪い働き方だが、能力のない人間は守られる働き方。
    どちらがいいかは能力次第。

    一方で、「オフィスで仕事しない」というだけの意味のノマド、例えば会社で雇われているけれども、在宅勤務しているという働き方は、高齢化社会を迎える日本で普及しても良いのでは、と。

    働いてみて思うのは、私自身は性格的にも仕事内容的にも、まったくノマドが向かない人間だなあ、と。
    場所と時間で区切って仕事に集中して、それ以外は直接は仕事と関係ない自己研鑽をしたいな、と思う。
    会社であれこれ人と議論するのが好き。
    大型の設備や施設を(会社に貢献するなら)気前良く購入できて使えるのもすばらしい。

    ただ、ノマドと社畜という対比ではなくて、「自分ブランドで仕事をする人」か、「会社ブランドで仕事をする人」か、という対比で捉えたときには、前者であろうと常に心がけたいなと思います。
    会社に所属していても、個人の名前で仕事が来るような。
    「社内ノマド」とでも言えばいいのか。

    40歳くらいにはそういう人間になっていたいな、と思いつつ仕事をしております。

  • 甘い世界ではないと感じていたが、この本を読んで理解が深まった。

  • 私のブログです。
    http://tatsuya1970.com/?p=819

  • ノマドといってもやはり相応の努力やスキルが必要。それ以上に重要なのが責任感。日本ほど安定した通信インフラがあるのだから利用しないのももったいないと思った。

  • 東日本大震災以降、従来の価値観を疑い閉塞感漂う社会へ出ていく若者は迷いを持っているだろう。一方で自己啓発的な美辞麗句でノマドを絶賛する人達。逃げ道のように一過性のブームに乗るのは危険。

  • kindleにて読了。昨今のノマドブームを「貧困ビジネスのカモになるな」と切り捨て、英国での実体験などを踏まえ、組織への所属の有無を問わず個人が仕事に責任を持ちエッジを立てること、そして英語学習の重要性を熱く語る。

    Twitterでは過激なツイートで知られるMay_Roma氏ではあるが、内容は至極全う、英国社会の変遷などとても興味深かった。また、日本の若い世代にとても温かい眼差しをもって期待しているのが良くわかる。やはりメタル好きの人は良い人ですねlml

  • 日本でノマドというと、パソコンひとつでブログやSNSを駆使して生計を立てている人、というイメージである。しかし著者は、海外では全く異なる職業であると述べている。高度な専門性をもっており、結果のみをシビアに評価されるのがノマドである。そこは厳しい格差社会であり、専門性があって仕事のクオリティの高い人は高給を得られる一方、誰でもできる仕事ですら、英語しか話せず、イヤイヤながら働く若者よりは、数ヶ国語をあやつり熱心に働く移民に移行するのである。
    ノマドセミナーも日本と異なり、主に専門家を招いた会計講座などである。

    確かに、会社に縛られずに自由に働けるという意味では、ノマド的な働き方は魅力的である。少子高齢化社会で潜在的な労働力を生かすためには、むしろ、そういう働き方が広く認められるようになって欲しいと本書では述べられている。

    働き方の多様性が認められるほど、労働者一人一人に高度な専門知識や分野を持つことが求められる。ノマドという、甘い響きの裏にある厳しい現実をしっかり理解した上で独立を考えるべきである。また、会社に属することを選んだとしても、他の人に簡単にとって換わられないように、自己研さんは必要だ。

  • 胡散臭い「ノマド」にあこがれる若者をバッサリと一刀両断に切り捨てた快作!

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