さんてつ―日本鉄道旅行地図帳 三陸鉄道 大震災の記録― バンチコミックス [Kindle]

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  • 新潮社
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感想・レビュー・書評

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  • 当事者じゃないから言えるのかもしれないが、よくぞマンガにしてくれましたという感じ。吉本浩二さんというマンガ家には色んな意味で不器用な印象を受けるが、まさに愚直に丁寧な取材を元に想いを込めて描かれた作品だと思った。

  • 未だに忘れられない、忘れてはいけない「311東日本大震災」。震災から数日後には運転を再開した三陸鉄道。CSVの教科書を読むより実践的でオススメ。頭で理解するのではなく、行動すること。できない理由を探すのではなく、できる理由を探すこと。

  • 「あまちゃん」の震災のシーンは、この本にたいするオマージュだというツイートを見て、購入。確かにその通り。台詞が一緒だったり、カットがいっしょだったり。また、さんてつの創業の1984年4月1日、春子が東京に出て行ってしまう駅のシーンまでいっしょ。
    ただ、震災のこの鉄道に与えた影響、鉄道員の想い、住民の苦労、取材する方の苦悩などは、この本の方がよく描かれている、まあ、朝ドラではそこまで描くことはないのだろうが。
    もうひとつ。この本はKindleバージョンで読んだ。本は、流行っているためか2〜3週間かかると、Kindleなら、すぐダウンロードできて、本の580円より安い420円、さらにKindleプロモーション期間で、273円で購入。IPADにKindle for iPadをダウンロードして読んだが、「あまちゃん」ファンに限らず読む価値あり。

  • あまちゃん関連のTwを眺めてる中で見かけて、電子書籍で購入。こういうとき、電子書籍の手軽さを便利に感じます。

    内容の方ですが、線路沿いの人たちが電車に手を振る描写には泣きそうになります。
    震災ものは、まだしばらく地雷かもしれません……。

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著者プロフィール

73年、富山の港町に生まれる。高校卒業後、美大に行きたい思いを封じて、福祉系の大学へ進学。牧場バイトなどを経て、「一生の仕事にする」と、テレビ番組の制作会社に就職するが、1年で退職。制作会社で描いた絵コンテを褒められた経験を糧に漫画の持ち込みを続けて漫画家に。最新作『ルーザーズ~日本初の週刊漫画誌の誕生~』が『このマンガがすごい! 2019[オトコ編]』第7位にランクインした注目の漫画家。

「2022年 『定額制夫のこづかい万歳 月額2万千円の金欠ライフ(5)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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