採用基準 [Kindle]

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著者 : 伊賀泰代
  • ダイヤモンド社 (2012年11月8日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍

採用基準の感想・レビュー・書評

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  • 「必要なのは、組織のあらゆる場所で、目の前の変革を地道に主導するリーダーシップの総量が、一定以上まで増えることです。」

    これ、採用基準じゃなくてリーダーシップ論では。
    自分が採用された理由を知りたくて読んでみたけどわからなかった。
    でも、主体性の大切さを学べた。

  • 参考にはなったが、もう少し短くまとめられていてもいいのではないかと思った。

  • 元マッキンゼーの人事マネージャーによるリーダシップ論です。

    マッキンゼーが求めている採用基準を通じて、それが日本に今最も足りないものの一つであることを説いています。

    日本だと、どこからかリーダーが突然現れて、日本をよくしてくれると思ったり、日常生活の中でも誰かひとりが強力なリーダーシップでぐいぐい先導してくれる人のことをリーダーシップがあるということが多いですが、著者によれば、リーダーシップとはみんなが本来持たなければならないものであるそうです。

    日本には優秀な人はいるが、①目標を掲げ、②先頭を走り、③決断をし、④伝えるというリーダーがなすべきことを行っている人が本当に少ない。つまり、リーダーシップの総量が足りないのである。

    難しく考えることなく、このリーダーシップは訓練を受けると遅かれ早かれ、誰でも発揮することが出来るようだ。

    私自身も著者の意見には大いに賛成である。今海外で働いているこの時間を、リーダーシップを十分に養う貴重な機会ととらえ、活動していこうと改めて感じた。

  • 良質なリーダーシップ論。ネットで活躍されているちきさんの正体かと言われている。ちきりんさんのブログを購読している私としては、文体こそ違うが、皮肉の効いたレトリックや使っている語彙がほぼ同じに感じる。主張のリズムも似ているので、まず本人とみて間違いないだろう。本書のリーダーシップ論の展開は精神論的に感じる人もいるかもしれないが、失敗を恐れリスクを取らないことが常態化している今の日本には良い刺激となる一冊だ。ちなみに私はこの本をkindleで600円で購入しました。たまに価格が変更されているみたいです。皆様、最安値で購入できるよう価格を何度かチェックされることをおすすめします。

  • マッキンゼーにおける重要な採用基準の一つは「リーダーシップ」だという。
    本作では、マッキンゼーが言うところの「リーダーシップ」とは何かを解説されている。
    (日本ではリーダーシップというものを間違って解釈されていて、そのためにリーダーシップが不足しているらしい)

    リーダーシップとは、成果達成に向けて能動的に働きかける態度のことで、一部の人(リーダー)だけではなく、組織の全員が発揮するべきである。

    日本企業の多くの場合、管理職がリーダーを務めているが、本来リーダーシップと管理能力は別物である。
    また管理職に昇格するために求められるのは、リーダーシップでも管理能力でもなく、営業担当または技術者として優秀であったことだったりする。

    日本企業はもっと普段から、リーダーシップをリーダーだけでなく、全員に求め、それを評価するべきである。

    日本に足りていないのは一人のカリスマリーダーではなく、名もなき数多くのリーダーだ。


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    引用

    ・「問題解決スキル(Problem solving skills)」と「問題解決リーダーシップ(Problem solving leadership)」

    ・問題解決リーダーシップとは、解くべき課題(イシュー)の定義から、分析の設計、関連する組織や人とのコミュニケーションを含む一連の問題解決プロセスにおいて、リーダーシップを発揮すること

    ・全員がリーダーシップをもつ組織は、一部の人だけがリーダーシップをもつ組織より、圧倒的に高い成果を出しやすい

    ・一定の年齢に達したことはもちろん、営業担当や技術者として優秀であったことも、課を率いるリーダーシップを備えていることを意味するわけではありません。

    ・「管理職のために必要な役割」と「成果達成のために必要な役割」はまったく異なる

    ・どこで働く人も、自分の成長スピードが鈍ってきたと感じたら、できるだけ早く働く環境を変えることです。

    ・言わなくてもわかっているはずと考え、伝えることを軽視する人の大半は、多様性のあるチームを率いた経験がありません。

    ・「バリューを出せ」「ポジションを取れ」

  • かつて上司からすすめられて読んだ本。ご多分にもれず、面接での選考基準でも解説してあるのかと思ったら違って、リーダーシップの何たるか、リーダーシップの重要性がとことん詰まった内容だった。尖った人財を大事にする風土を確立できたら勝ち、そんな感想。

  • リーダーシップについて延々と書いてありますが、採用基準というタイトルの秀逸さはすごい

  • 自らの働き方のひとつの指針として。

    ◯リーダー、マネージャー、コーディネーター及び雑用係の違い

    ◯リーダーの役割
    1.目標を掲げる→メンバーを鼓舞できるもの
    2.先頭に立つ
    3.決める cf.決めることで見えてくる課題
    4.伝える

    ◯誰もが声を上げられる組織のメンバーが持っているもの

    ◯仕事の仕方
    ・バリューを生む
    ・ポジションを取る
    ・自分を中心に置いた組織図を念頭に置く
    ・フィードバックの機会を設ける(事前に自身の目指すリーダー像を持つ)

    ◯世の中は一人のリーダーでは変えられない
    ならばどうするか、自ずから必要となるリーダーシップ

    ・思考意欲と思考体力の先天性

    ◯リ ーダ ーシップとは 、学び 、鍛えるべき資質である( = T r a i n a b l eなスキルである)

    ◯世界中の人たちのニ ーズをくみ上げ 、それぞれから求められる製品やサ ービスをタイムリ ーに提供していくためには 、分散型の意思決定システムが不可欠だと考えている

    ◯「国際交渉の場で 、きちんと自国の利益を確保できる人材を育成することが急務である 」と考える
    →レッドライン死守外交から、戦略的国際貢献志向のリーダーシップ交渉に変える

  • タイトルだけ見て、マッキンゼーの採用担当の視点や業務内容が書いてあるのかと思い、興味があったので読み始めたのだが、いい意味で期待を裏切る内容。その主張する所は、リーダーシップの意義と重要性についてなのだが、これがまた、個人的には働く上での姿勢としてパラダイムシフトを起こしたと言ってもいいぐらいに、感銘を受けた。

    特に、リーダーシップは役割を与えられて発揮するものではなく、常日頃から全ての人に求められ、かつ発揮する機会が与えられているものだとの主張は、自身の日常業務に対する意識を見直すいい気づきになった。「それはリーダーが考える事」とか「誰かやってくれる」では、課されたタスクは義務でしかなくて面白くないし、ストレスにもなる。そんな他人事意識を卒業して、どうすれば主体性を持って物事に取り組む事ができるかを教えてくれたように思う。

    後、人事に携わった方だからこそ?か、読んで物凄いモチベーションが上がった。日本人(だけではないが)がリーダーシップを発揮する大変さや苦悩を汲んだ上で、それ以上に得られるリターンを丁寧に解説してくれているので、「頑張れ」と背中を押される感覚があって嬉しい。読後の前向き感が気持ちいい。

    30代の間に何回か読み直したいと思った本でした。

  • 一人のリーダーが組織運営に必要なことを全て行うべきだ、考えられるからこそ、リーダーは本来の責務に加えて、雑用まで担当させられる
    リーダーの仕事は、周りの人を楽しくさせることではなく、何としても成果を出すこと

    部下でない後輩や同僚に仕事をお願いするのは難しいです。

    最近、上司に代わり所属グループの方々に仕事をお願いする機会が増えました。「上司の代わりに言っているので、お願いできませんか」と言って、皆さんがこちらの要望通りにして頂ければ有難いですが、そうは問屋がおろしません。10数人もいれば、お願いを聞いて頂ける方もいれば、聞いて頂けない方もいます。

    こちらとしては、上司から言われたことを伝言ゲームのように伝えているわけではありません。できるだけ、こちらからのお願いが皆さんの成果や会社への貢献に繋がるように説明してるつもりです。しかし、これは「そんな成果、貢献は不要」と言われてしまえばお終いです。

    本書で強調されているリーダシップが発揮できれば行動の意義を理解してもらえる、とも思いました。しかし、これは成果を共有できてこそ成立するものと思います。成果が担当者レベルで閉じている部署では、リーダーシップの発揮は徒労にもなりかねないのではないかと思いました。

    今、自分にできることと言えば、成果の共有と成果に集中できる環境を整える、です。これがリーダーシップと言えるかどうかわかりませんが、何事もまずは試して見なければの精神で臨みます。

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