思秋期 [DVD]

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監督 : パディ・コンシダイン 
出演 : ピーター・ミュラン  オリヴィア・コールマン  エディ・マーサン 
  • Happinet(SB)(D) (2013年5月2日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4907953043213

思秋期 [DVD]の感想・レビュー・書評

  • 原題の「Tyrannosaur」…ティラノサウルス……って珍しく邦題の方が素敵に感じる作品は珍しいと思います。映画というのは空想の中の産物であり、邦画のようにごく短に感じる作品はよほど感動させてくれないと評価をしていたわけではないのですが、これはこれで面白い!とは言ってもかなり激しいんですけどね

    「思秋期」
    https://www.youtube.com/watch?v=V1twZqilFEI

    インディペンデント作品の中に多くの才能が眠っている。本当に個性的な俳優さんたちを集めたものだ、強くも弱くもある人間。そのはざまで揺れる人間模様が面白い。主人公が名前を名乗るとき「ロバート・デ・ニーロ」と答えるシーンで声を聴いた瞬間に思わず本家の声ってどんな声と思わずデ・ニーロ作品を取り出していた。

    あのDV亭主の殺害現場もえぐいが、お隣の少年サムの敵討ちのような感じでサムの顔に生涯残る傷をつけた犬を撲殺した直後の満足げな表情の主人公ジョセフ!なんとなく納得できるわ~俺でも同じ状況ならやりそうだもんなぁ~

    それにしてもエンディングでこうなるんだなぁ~と少し驚き。人生の秋と表現されているが、正直人生の冬にしか感じられないなぁ~w

  • こんな映画、日本で作れるもんやったら作ってみい! …と思った。悔しいけど。 どもこまでも自然。本当にそこで起こっているかのように、人生のある瞬間をみているような気がずっとしている。 さびしい魂達が寄り添うように求めるようにそこに在る。 大人の真実がそこに在る。 もう子供や若い奴等が好んで観るような映画は観るのをやめようと思った。

  • 救ってくれたから救いたかった。
    その気持ちがサムにも伝わってますよーに(祈)。

  • ヤマアラシのジレンマの話が頭に浮かんだ。
    暴力的なトゲトゲ感や、周囲の人間や愛犬を傷つけてしまうことで自分自身も傷つけてしまう主人公の姿とか。

    主人公だけでなく、ハンナもヤマアラシ。
    彼女は遠くからみたら優しくて美しくてついもっと見たくて主人公はハンナに近寄るのだけど、いざ近接すると彼女自身も自分や旦那のトゲで傷だらけ。
    頼ってきた彼女を一緒には住めないと主人公は追い出すのだけど…。

    まあ、色々とできごとがあって、ふたりは結局一緒になることはないのだけど、なんというか程良い距離で、中盤までの暴力的なシーンと打って変わってしっとりと落ち着いた雰囲気。
    信仰心のない主人公が、気がつくとハンナのために祈っている、と言うところとか…。
    ラストの面会シーンでのふたりの距離感がなんともいえない感じで良かった。

  • 映画館で観ました。

    原題『Tyrannosaur(ティラノサウルス)』。これを『思秋期』と名付けたのは何故なのか。岩崎宏美(作詞:阿久悠)の『思秋期』が念頭にあったと思いますが。

    衝撃のシーンを境に映画の展開が一変。しかし主人公があまりにも変わり過ぎ。救いようのない人物から一変して救う側へと。それにより映画自体は救いのあるストーリーとなりますが、それまでのリアル感は損なわれます。投獄されて大酒やめたら治るのか? とはいえ、逆に衝撃のシーンで映画を終わらしても救いが無さすぎ。ラストの描き方の難しさ。

    パンフにも書かれてますが、カメラは秀逸。ところどころ距離をとって
    遠くから観察してるように撮影してますが、それがリアル感を与えてます。

  • 「思秋期」というタイトルに遠景ショットのポスターで、大人のしっとりした恋愛を期待して見始めたら、始って5分で主人公が犬殺し・・・
    この時点ですでに気分わるくなりつつ、このサイテー野郎がどんなふうに変わるのかと思ってがまんして見ましたが。どれだけ後悔してみせたところで、けっきょく自分の暴力衝動をおさえられないことを正当化するのがDV男の特徴。この主人公はまさに典型的ですが、ほかの男たちもみんな陰険で暴力的な男ばっかり。今まさにDV被害に遭っている女が、そんな男といて「安心できる」ってどういうことですか。しかも太っていた妻に「ティラノザウルス」(これが英語の原題)なんてあだ名をつけて蔑んでたという話を聞いた直後だよ? 映画の終盤、2人はそれぞれに暴力を行使して刑務所に行くことになるわけですが、そこに共通する必然性があったとほのめかすこの監督の感覚を疑う。1本の映画のなかで主人公が2回も犬を残虐な方法で殺すシーンを見るとはね。それがやるべきことだったというんなら、飼い主の男を殺して終身刑をくらうべきだったんですよ。

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