マル暴刑事犯科帳 警察とヤクザの裏事情 [Kindle]

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著者 : 木藪愼市
  • ゴマブックス株式会社 (2013年1月24日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (126ページ)

マル暴刑事犯科帳 警察とヤクザの裏事情の感想・レビュー・書評

  • 表紙の三流ぽさから、適当なヤクザに関する雑学かと思ったら、がっつりマル暴刑事を経験してきた方の体験に基づく警察とヤクザの実態談。読みやすい表現で、ひとつひとつは短くまとまってるので軽く読める。当面は交わることのない世界だけど、確かに近くにその世界はあるんだなぁ。

  • タイトルはアレな感じだけど、意外に内容は真面目で良かったなー。確かに表現とかちょっと軽めでなおかつ武勇伝的なのも多いけど、著者の警察官としての信念やそこで学んだ教訓に頷くことも多かった。

  • 平易な表現で分かりやすく書かれていて、そちらの世界を知らない私でもすいすい読めました。一般人の想像する、ヤクザといえば、な表現(「コンクリート詰めにして東京湾に沈めるぞ」笑)の切り口から、その由来に入っています。警視庁警察官を務め、数々の組織暴力犯罪検挙で名をあげたことで伝説の刑事として知られた著者のフランクな語り、考えから導入していたりと、一般人が容易にうかがい知ることのできない内容を分かりやすく掘り下げてくれています。

    普段読書をすることは少ないのですが、ひとつひとつの章は短く、タイトルでぐっと引き込まれるため、テンポよく読み進めやすいのも助かりました。ヤクザというと人並み外れた生い立ちから、並々ならぬ経過を経てずぶずぶとはまり込んでいくような印象を受けていましたが、今のヤクザには高学歴が多く、その原因とプロセスの説明には、今の日本社会の現状と構造を考えせられることもありました。

    「シャブを売っても、自分は手を出すな」「酒と女と金で失敗するな」どちらもヤクザ社会での鉄則だそうですが、一般社会にも通用しそうな教訓ですね。一見ドラッグに囲まれていそうなイメージがありますが、あくまで商売道具であり、自分が嗜むものではないとする姿勢は、ヤクザのポリシーながら、納得してしまうところがありました。
    ヤクザだけでなく刑事の内通事情に言及していて、確かに言われてみれば…なところもあり、そういう部分は純粋に面白かったです。覚せい剤に関するあたりは、現代日本に広がるドラッグ使用者の実情や、女性使用者に対する著者独特の見解は、考えさせられるところもありました。
    最終的には市民の安全に繋がる方法を具体的に考察していたりと、ゴシップ的な興味に終わることなく、勉強になる部分も多いです。
    今までヤクザと刑事の関係について考えてみたことのなかった人には、その門戸となることができるでしょうし、ヤクザ、刑事、それぞれの単体についてやそれらを取り巻く社会の現状を知るには、とてもいい一冊です。

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