NHKさかのぼり日本史(4)明治 「官僚国家」への道 [Kindle]

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  • 大久保利通がなぜドイツのビスマルクの演説に感動したか、
    よくわかった。
    維新の三傑、長州の木戸孝允、薩摩の西郷隆盛と大久保利通。
    西郷隆盛が西南戦争で自刃した翌年、大久保利通が暗殺されるが、
    もし生きていたら、日本の近代化はどうなっていただろうか。
    正助、一蔵、利通の生涯は、西郷のような華やかさはないが、
    尊敬できる人物である。

  • ・11/2 読了.まさに大久保利通が明治日本の近代化にいかに重要な役割を担っていたかがよく分かる内容だった.そもそもお手本らしき海外事例があっても、それを日本の事情に合うよう参考にしながら手探りで一から国家を作り上げるということがどういうことか、同時代にいないとなかなか想像が難しい.あらゆる法律や制度もとりあえずまずこの形でやってみて、時代に合わせて変更していこうと思って見切り発車的に始めてたんだろうと思う.自分が想起した法案が国に採用されたときの気持ちはどんな感じなんだろうね.

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著者プロフィール

1940年、秋田県生まれる。1970年、立教大学大学院文学研究科博士課程修了。京都大学教授、奈良大学教授などを歴任。2016年、没。
【主要著書】『大久保利通と明治維新』(歴史文化ライブラリー、吉川弘文館、1998年)、『江戸が東京になった日』(講談社選書メチエ、2001年)、『幕末政治と薩摩藩』(吉川弘文館、2004年)

「2022年 『幕末政治と薩摩藩』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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