ミヒャエル [DVD]

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監督 : マルクス・シュラインツァー 
出演 : ミヒャエル・フイト  ダヴィド・ラウヘンベルガー  ウーズラ・シュトラウス  クリスティーネ・カイン 
  • アメイジングD.C. (2013年5月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4580189027198

ミヒャエル [DVD]の感想・レビュー・書評

  • 「」


    35歳の独身男ミヒャエル(ミヒャエル・フイト)は、ほとんど友達もなく、家で地味な暮らしを送っている孤独な男。勤務先である保険会社の知り合いといえば、最近、家が近所だとわかったクリスタ(ギゼラ・ザルヒャー)ぐらい。しかし彼には、誰も知らない秘密があった。
    実は、自宅の1室に10歳の少年ウォルフガング(ダヴィド・ラウヘンベルガー)を軟禁していたのだ。夕食の時だけ、少年を暗い部屋から出して数時間を一緒に過ごし、再び次の晩まで部屋に監禁する。2人はほとんど言葉を交わすこともなく、儀式のような日常が続く。ところがある日、ミヒャエルが交通事故に遭い、病院に入院するという事件が起きる。しばらくして家に戻ってきたミヒャエルは少年を部屋から解放するが、2人の関係は次第に緊張と共感が混ざり合ったものへと変わってゆく……。

  • 辛い映画だったな、と思ったのは、少年が監禁されているところではなくて、
    主人公・ミヒャエルの生活の中で垣間見える彼の心の孤独やゆがみを感じたからだろう。
    少年を監禁して、おそらく性的虐待も加えていて、それでもどこかミヒャエルは少年と仲良くなろうとしていて、それがまた痛々しかった。
    ミヒャエルの孤立っぷりをあんなにねばねばと描けるのもすごいけれども、それがまた心に刺さるというか痛いと感じた。
    少年が最後まで心屈しないところもまたよかったし、ラストのカットもすごく秀逸だと思ったけれども、ミヒャエルの心の中の虚空を思うとなんだかいたたまれない映画だった。

  • 「ミヒャエル・ハネケ作品に携わっていた」という触れ込みだけでとても気になっていた。淡々と皮肉めいた描写のしかた?は、笑わせにきているコメディーなんかよりも笑える。クリスマスにならんで歌を歌うシーンや葬式シーンは茶番すぎる。「ぼくのムスコとナイフどちらで突かれたい?」のシーンや牧師がエレミヤ書を朗読するシーンは本当に傑作だった。R-18になるようなシーンもないのにとても全体が卑猥な雰囲気だったのは、最初にあらすじを読んでしまっていたからかもしれない、なにも予備知識なく社会生活を送る彼だけをみていたら真面目で地味なサラリーマン?とその息子の地味なストーリーかなとか途中まで勘違いしてみてしまっていそうだ。そういう過剰に語られていないところがよかった。レンタルで借りたらミステリーに分類されていたことになんだか違和感、かといってふさわしいジャンルがあるかといえば謎。ミヒャエルという名前がたまたまなのかミヒャエル・ハネケとかぶっていた点もおかしかった。そして少年が可愛らしかった。可愛らしいだけに表情や感情がなく(最後のほうはでてきた)痛々しい。最近ニュースで数件のストーカー事件をみたり、護身について考えを巡らせたときにも思ったのだけれど、犯罪予備軍の人たちが世の中に野放しにされていて取り締まれない世の中こわい。罪の意識のない人たちがこわい。運が悪ければいくらでも悪いほうへ転がって、誰にも救えないしいくら努力してももとに戻らないような問題だらけ、今は自分のことだけでいっぱいいっぱいでも、将来もしも自分に子どもができたらその子を守ってあげられるのか、まともな未来を与えられるのか不安になる。他人に迷惑をかける変態や頭のおかしい人は社会にでてこれない世の中になればいいけど絶対むりですね、警察も信用できない。そんなことを観終わったあと、くどくど考えてしまいました。関係のない話でした。

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