人を育てる期待のかけ方 [Kindle]

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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感想・レビュー・書評

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  • 2020/10/27

  • ①実際に行動するのは「他者」であることを認識し。自分の勝手な思い込みを押し付けない
    ②自分の期待は相手の「こうなりたい」とマッチしていること
    ③期待の内容が具体的である

    その人のスタイルとは、本人が持つ本質的、かつ一貫性のある個性である。それが顕在化しているかあどうかはあ別として、スタイルのない人はいない。
    誰もが本来であればもっているもの、いつもブレなくてその人が放っている個性。


    得意なことは誰しも積極的に取り組み
    どんどんスキルや能力を伸ばすことができるが
    苦手なことはストレスやプレッシャーが邪魔して伸ばすことができない。


    <物事向き合うときの態度>
    ・淡々と向き合うのか
    ・論理的に考えるのか。情熱や思いやりを大切にするタイプか
    ・未知のことへのチャレンジ好きなのか。一つのことを深めていくのが好きなのか。
    ・何かに集中したら他のことが目に入らなくなるのか。常にバランスを重視して全方位に気配りしながら進めるのか
    ・仕事優先なのかプライベート優先なのか

    <人に向き合うときの態度>
    ・誰に対しても分け隔てないのか
    ・上司には弱くて部下には強いのか。その逆なのか
    ・誰とでもうまくやっていけるのか。トラブルを起こしがちなのか


    期待をかける側は、物事がうまくいってないときや人間関係が悪化しているときなど、あまりよくない状態のときにどんな態度に陥りがちかを観察する。
    そしてその状態から回復するために、どんな言葉や情報、態度を必要とするのかを観察する。
    このとき相手の気持ちでかんがえることが大事。


    期待をかける側が「あいつらしい」と思えて
    期待をかけられる側が「自分らしい」と感じワクワクできれば成功

    自分らしさをカミングアウトできる
    それらをその人のスタイルとしてそれを生かした期待をかけられる。
    これが期待の哲学。

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著者プロフィール

株式会社チームボックス代表取締役
日本ラグビーフットボール協会理事

1973年福岡県生まれ。早稲田大学卒業、レスター大学大学院修了。三菱総合研究所を経て、早稲田大学ラグビー蹴球部監督に就任し、自律支援型の指導法で大学選手権二連覇を果たす。2010年、日本ラグビーフットボール協会「コーチのコーチ」、指導者を指導する立場であるコーチングディレクターに就任。2012年より3期にわたりU20日本代表ヘッドコーチを経て、2016年には日本代表ヘッドコーチ代行も兼務。2014年、企業のリーダー育成トレーニングを行う株式会社チームボックス設立。2018年、コーチの学びの場を創出し促進するための団体、スポーツコーチングJapanを設立、代表理事を務める。
ほかに、一般社団法人日本ウィルチェアーラグビー連盟 副理事長 など。
著書に『新版リーダーシップからフォロワーシップへ カリスマリーダー不要の組織づくりとは』(CCCメディアハウス)など多数。

「2020年 『どんな個性も活きるスポーツ・ラグビーに学ぶ オフ・ザ・フィールドの子育て』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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