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感想・レビュー・書評
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世界20カ国で暮らす日本人が、各国におけるモノやサービスの物価、暮らしぶりをレポート。
ただ、レポートが並んでいるだけで、分析や考察があるわけではないので「ふーん」という感じ。
これを読んでみると、人びとの幸福度を決めるのは必ずしも生活水準の高低や格差の大小ばかりではないのだな、と改めて気付かされます。
要は、現状にどこまで満足できるのか、「足るを知る」ことができているのか。
日本人のストイックな生真面目さや「恥」の文化が、現状に無邪気に満足するのを邪魔してしまうのかな、と。
個別のトピックでは、ポーランドが美への投資を惜しまない見栄社会であることが意外だったのと、スイスの職業教育(高校生の3人に2人は進学を希望せず、学校での教育と現場での職業訓練を同時並行に進める)システムがなかなかよいなと思ったのが印象に残ります。詳細をみるコメント0件をすべて表示