火怨 下 北の燿星アテルイ (講談社文庫) [Kindle]

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  • 坂上田村麻呂が征夷大将軍に任じられ、東北地方を平定した、ことは日本史の知識として知っていたけれど、阿弖流為については何も知らなかった。本書を読んで、自分がいかに朝廷側からの歴史しか知らなかったかを思い知らされて愕然とした。もちろんフィクションも交えてあろうが、このような壮大なドラマがあったとは…。切なすぎて、特に下巻後半は涙しつつ読み進めた。

著者プロフィール

1947年岩手県生まれ。早稲田大学卒業。83年『写楽殺人事件』で江戸川乱歩賞、87年『北斎殺人事件』で日本推理作家協会賞、92年『緋い記憶』で直木賞、2000年『火怨』で吉川英治文学賞を受賞する。他の著書に『炎立つ』(全5巻)、『天を衝く』(全3巻)などがある。

「2009年 『To Tempt Heaven』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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