パーソナル・マーケティング どんな時代でも“選ばれ続ける人”になる39の法則 [Kindle]
- ディスカヴァー・トゥエンティワン (2009年11月20日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (184ページ)
感想・レビュー・書評
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Kinoppy
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個人サバイバル時代。自分をいかに売り込めるかが大事!
同じことやってても魅せ方しだいで変わるのが面白い。自分をタグ付けして分類してみよう。
あとは、職務経歴書をストーリー仕立てにしたい -
端的に言えば自分を市場に売り込むためにマーケティングの考え方を使おうという本。自分の強みと弱みを見極め、世界という市場で自分を売り込むために何が役立つのかを見極めて戦略を練りましょう、という話をしている。これを読むことで、個人として自分のブランドづくりのために考えることは何か、という考え方を身に着けることができるほか、自己分析の方法論をいろいろ知ることができると思う
とはいえ、上記のマーケティングの考えを個人の売り込みに使うというアイデアはそれ自体はいいと思うが、割と浅い話なので面白くなかった -
この本自体がマーケティング出来てない、誰に向けて書いてるんかな
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自分をどのように売り込むか。それにはまず、自分を知る必要がある。好きなこと、嫌いなこと、自分よがりでなく相手が望んでいることに貢献しているか。
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一本の映画を撮るように、人生をプロデュースしなさい
■0.パーソナルマーケティングの基本戦略
・パーソナルマーケティング=自分の売り出し方
※自分を良く見せよう、ということではない。
・全体手順
①自分の強みを洗い出す
②ターゲットを明確にする
⇒それはだれの役にたつのか?を考える
③経験や能力を組み立てる
・基本フレームワーク
■1.自分の強みを洗い出す
・名刺をつかわず、会社名を出さずに、自己紹介できるか?
⇒会社名や名刺の効力は会社を止めたとたんになくなる。
・キャリアアップよりもプロフィールアップを目指す
キャリアアップ:所属した組織、肩書きをステップアップさせること
プロフィールアップ:プロフィールに書く実績、スキルを増やすこと(何ができる?、個人の実績は?社会に何で貢献できる?)
・将来のなりたい自分を思い浮かべて、そこから今の自分を引く。残りがやるべきこと
・”未来の自分”の作り方
思いついたキーワードを単語だけでどんどん書き出してグルーピングしてみる
・自分の”強み”とは?
強み=人に教えられること
※まず、教えて欲しい人がどれくらいいるのか?という視点をもつことが大切
・強みを組み合わせることで差別化できる。
■2.ターゲットを明確にする
・”強み”が誰の役に立つのか?を徹底的に考える。
役に立つ人=ターゲット
※ターゲットがあまりに少ないなら再考の必要あり
※すでに自分のターゲットを相手に成功している人を見つけてまねするのが手っ取り早い
・次に、自分のターゲットのニーズを調べる
⇒転職なら、志望先の企業、業界の人事担当者・経営者・現場は採用する人間に何を求めているのかを考える
⇒もっと大きく、時代の流れのニーズを調べることも重要
⇒社外の人と会う、など
・ターゲットはある程度絞り、その狭いターゲットの中でまず一番になる。
※大きいターゲットは競合も多く、プロモーションも手間がかかり、ニーズも探りにくい。
■3.経験や能力を組み立てる
・まず自分の経験で「うまくいったこと(成果)」を100個書き出す
・次になぜうまくいったのか?をそれぞれ書き出す
⇒こうすればうまくいく、ということがわかれば、他の人もうまくいく=再現性がある。
⇒再現性があれば他人にとって役に立つこと
・”再現性のあるスキル”を自分のターゲットのニーズと組み合わせれば、それが切り口になる。
・切り口を元にして深堀していき、人の役に立つ”コンテンツ”を作る。
■4.プロモーション
・まずセルフメディアから初めて自分のターゲット内の認知度を上げていくこと
・基本は相手のニーズにあう情報を出すこと
■5.その他
・差別化とは戦略である by ジャックトラウト「無敵のマーケティング 最強の戦略」
・差別化を図るなら専門領域の組み合わせが手っ取り早い -
パーソナルマーケティング
今でこそ個人事業向けの講演などで耳にする機会が増えてきたが
9年前から体系化して書籍化していた先見の明が光る
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パーソナル・マーケティング
2009/11/19 著:本田 直之
パーソナルマーケティングは、パーソナルブランディングの上位概念と位置付けている。本書は、自分の見せ方だけではなく、経験やスキルをどう考えるか、から、それらを世の中にどう伝えていくか。そしてつくったパーソナルブランドを維持していくためにはどのようなことをすればいいかということまで、一連の過程をまとめて体系化したものである。
ポイントを以下は以下の3点
①自分の強みをはっきりさせること
②「それはだれの役に立つのか」を徹底的に考えること
③さまざまな要素を体系立てて組み立てること
構成は以下の7点から成る。
①パーソナルマーケティングの基本戦略
②自分の「強み」を洗いなおす
③ターゲットを明確にする
④断片的な経験や能力を体系化する
⑤他人との差別化をはかる
⑥個人のプロモーション戦略を考える
⑦個人ブランドをマネジメントする
誰に何をどのようにするか
特に「誰に」について何を求めているかをしっかりと認識し、自分がその「誰に」に何ができるのか。そしてそれは、今できないのであれば中長期的にニーズやウォンツを満たすために準備することから始まる。そしてそれが叶えば、移る代わるニーズやウォンツに対して能力を高めたり違った能力でそれを満たすことで継続することが必要となる。
何よりも大切なのは自分が何をしたいのか。
そこがしっかりとしていなければ、行き当たりばったりで終わってしまう。
先にそれを見つけだすことができれば万々歳ではあるものの、それは試行錯誤から偶然見つかることもあれば、見つからないと思っていたらいつの間にかそれに向かっていたりもしているのかもしれない。
自分にとっての本書の概念は8年程前に出会ってからもまだまだぼんやりしている。わからないことや理解していないことが見えてきてまだまだやることは多いものの当初の焦りはなくなった。
年始に読むにはもってこいの一冊。
本年は本書に特にお世話になりそうな一年である。
パーソナル・マーケティング
著:本田 直之
パーソナル・マーケティングは、パーソナル・ブランディングの上位概念である。自分の見せ方だけではなく、経験やスキルをどう考えるか、から、それらを世の中にどう伝えていくか。そして、つくったパーソナルブランドを維持していくためにはどのようなことをすればいいかということを一連の家庭をまとめて体系化した本書。
ポイントは、自分の強みをはっきりさせること、それは誰の役に立つのかを徹底的に考えること、さまざまな要素を体系立てて組み立てることである。
構成は以下の7章から成る。
①パーソナル・マーケティングの基本戦略
②自分の強みを洗いなおす
③ターゲットを明確にする
④断片的な経験や能力を体系化する
⑤他人との差別化を図る
⑥個人のプロモーション戦略を考える
⑦個人ブランドをマネジメントする
1年に最低でも1回は本書に目を通す。
例年年始に読む本を今年は1年の最後の締めくくりとして持ってきた。
1年の始まりに抱負をまとめるにも良し、1年の終わりに棚卸と来年に向けての準備に活用するにも良し、区切りと新たなスイッチとして抜群の効果を発揮する一冊。
読むたびに新しい発見があり、内容的には色褪せることなく、反省を促してくれることとしっかりと背中を押してくれるお師匠さん的な位置にある作品。
来年はじっくりと本書を脇に携えて攻めの一年にしたい。 -
30歳という節目を迎えた自分にとって考えさせる本でした。
自分を客観的に捉えて、誰に必要とされているのかを認識し、オリジナリティーを見い出し、その価値を高め続けていくことで信頼を生み、パーソナルブランドが確立されていく。
これがパーソナルマーケティングであり、そこには、「誰に届けたい商品なのか」という「貢献する」考え方が大事であるとしています。
どんなにすばらしいモノを作っても、ニーズが無ければ売れないのと一緒・・・
この1年で自分を見つめなおして、将来自分がどんな商品になれるのかイメージできるように。