上京物語 僕の人生を変えた、父の五つの教え [Kindle]

  • 29人登録
  • 4.17評価
    • (6)
    • (4)
    • (0)
    • (2)
    • (0)
  • 6レビュー
著者 : 喜多川泰
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン (2009年2月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (147ページ)

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

上京物語 僕の人生を変えた、父の五つの教えの感想・レビュー・書評

  • 前半にサクセスしないストーリーがあり、後半に何がいけなかったのかみたいな感じでのビジネス書風の解説が入る構成。

    前半での主人公の祐介は、成功を追い求め努力を重ねるがなぜか歯車はかみ合わずあと一歩成功しない。

    年老いた祐介は最後に残り1本となった煙草をふかしながらつぶやく。

    「これが俺の人生だというのか。祐介。
    これがお前のこれからの人生だというのか?」

    ここで流れが変わり、月日がさかのぼるかのような数ページが入ったあと後半に移る。

    後半では5つの常識の壁をぶち破ることで、成功へと到達できると説く。

    破るべき常識の壁
    1.幸せは人との比較で決まる
    2.いまある安定が将来まで続く
    3.成功とはお金もちになることだ
    4.お金を稼げることの中からやりたいことを選ぶ
    5.失敗しないように生きる

    簡単に言えば、
    周りの常識に惑わされず、

    金や時間を未来のために投資すること、
    そして失敗を恐れず常にポジティブに生きること、

    の2点が重要ということだ。

    具体的な成功の方法というよりは成功するためのマインドを鍛えてくれる本。
    最後に父から息子に送る本のリストもついてる。
    まさにマインド面では、至れり尽くせりな本。

    個人的な所感としては、仕事を頑張ったり、起業のアイデアを思いつくことはできるが、周りに反対されたりする中それを断固として実行する決断力がない主人公が上手くいかないのが我が身を顧みさせられる。

  • 本書は二部構成になっている。前半は「普通のサラリーマン」として生きた「祐介」の物語で、後半はそれに基づく父親の人生に関する説教。
    物語、とタイトルにはあるが、ストーリーとしての面白さは全然なかった。後半の説教の部分がメインだが、言っている内容は
    1.幸せを他人と比較しない
    2.今ある安定が将来つづくとは限らない
    3.金持ちになること=成功ではない
    4.やりたいことを決める時に、金を稼げるかどうかを気にしてはいけない
    5.失敗を恐れない
    の5つと、
    価値観の築き方として
    1.時間に投資する
    2.頭を鍛える
    3.心を鍛える
    の3つが紹介されている。とりたてて目新しいところは無かった。
    最後に推薦図書が掲載されているが、著者の本がたくさんあげられていて、あまり参考にならなかった。読書を薦める割に自分の著書ばかりあげるというのは、世の中の書物のほとんどは読むに値しない、ということなのだろうか。

  • 祐輔が父から贈られた手紙。それこそが上京物語である。

    前半部分では祐介という人物のあまりにも平凡で恐ろしい一生が描かれる。
    いつか成功者になりたいと望む祐介はやりたいことはいつか見つかる。資金さえあれば。などと考えていた。
    だが、社会人になっても一向に暮らしむきが良くならず一生懸命に働こうが成功者にはなれなかった。とりあげて大きな3つの決断ーーー(車、結婚、マイホーム)が描かれているのだが、どことなくリアルで自分に投影できる部分があってぞっとした。
    そして祐介は幸せを得られないままに一生を終えた。。。

    と、そんな小説が綴られていた。
    それを見た19歳の祐輔は後半部分を読み進める。
    父の書いた小説はなんらハッピーエンドでもないひとりのお金に縛られたひとりの物語だった。ただそこには様々な教訓が含まれていた。父はそれを破るべき5つの常識の殻といった。

    1.幸せは人との比較で決まる
    自分が何をしているときが幸せなのか、どうなっていたいのか。ただそれだけが重要という

    2.今ある安定が将来も続く
    会社といえど、それは誰かが運営している組織であり、絶対に安定はない。本当の安定は自分で掴み取るものなのだ。

    3.成功とは金持ちになることだ
    成功はお金持ちになることではなく自分の価値観に沿って生きることだ。

    時間を投資して、頭と心を鍛える。それが将来につながる。

    4.お金を稼げることの中からやりたいことを選ぶ
    お金を払ってまでしたいことは誰にだってある。それを究める時に見える景色がある。

    5.失敗しないように生きる
    これが一番難しいが、誰だって失敗せずに生きることは不可能だ。成功している人は誰よりも挑戦している人であり、失敗は必ず必要なものなのだ。

    すごく等身大になって考えられるめちゃくちゃ良い一冊ですごく危機感を覚えた。

  • 印象的な箇所のまとめ
    <常識の殻1、幸せは人との比較で決まる>
    幸せの基準を他人との比較によって決めようとすると、
     他人が持っているものを手にすれば、自分も幸せになると思う。
     他人の持っているものを持っていないから不幸だと思う。
     しかし、他人の持っているものすべてを手に入れても、幸せを感じることはできない。

    幸せの基準は自分自身が決める。
    他の人が持っていても、自分の人生に必要なければ追い求めない。
    誰も持っていないものでも、自分の人生に必要なら、何としても手に入れる。

    <常識の殻2、今ある安定が将来まで続く>
    安定は、何かを手に入れた時に得られるものではない。
    安定したと思うと、安定が崩れないか不安に思う。
    本当の安定とは、自分の力で変えられるものを変えようと努力している状態。
    常に自ら変化し続ける状態が安定である。

    <常識の殻3、成功とはお金持ちになることだ>
    多くの物語の登場人物は、主人公に限らず、夢や自分なりの価値観のために行動する。
    お金で行動が制限されていたりしない。だからこそかっこいいと思えて、共感できる。

    世の中の多くの人は、行動基準が全てお金である。そしてそれを常識として受け入れてしまっている。

    成功する人は、今この瞬間からでもやりたいことを始められる。


    【自分なりの価値観を築く】
    <1、時間を投資する>
    自分が持っている最大の財産は、時間である。時間は、人生そのものである。

    多くの人は、時間をすぐその場でお金に換えて生きている。
    労働は、将来のための投資ではない。
    働いてすぐお金に換えているんだから、労働とは今の自分の欲求を満たす行為である。

    成功の代価は「お金」ではない。
    成功の代価は「時間の投資」である。
    それを「努力」と呼ぶ人もいるが、ただ報酬を受け取るためにする努力、
    つまり「労働」も、「報酬を受け取らないでする努力」も同じように努力と呼ぶ人が多いから、
    やはり「時間の投資」と言った方が間違いない。

    <2、頭を鍛える>
    勉強は本来楽しいもの。
    大学というのは、勉強が楽しくて楽しくてたまらない人が、楽しいことを続けた結果行く場所のはずだ。
    実際はそうなっていない。勉強は苦痛であり、忍耐であり、我慢の連続だと若い人は思っている。

    <3、心を鍛える>
    理想の心の状態を手にするには、長い時間がかかる。
    積極的な考え方を維持するための努力を怠れば、結局元の状態にもどってしまう。


    <常識の殻4、お金を稼げることの中からやりたいことを選ぶ>
    将来のやりたいことは、「お金を稼げること」から探すのが常識になっている。
    その常識の殻の外に出なければ、人生を通じてやりたいことなんて見つかるはずがない。

    やりたいことは、そこらへんにあるものからふっとわいてくるものではない。
    自分がやったことのあるものからしか生まれてこない。

    自分が一生かけてやりたいと思えることは、時間をかけて真剣に取り組み、
    工夫を重ねた経験があることの中からしか生まれてこない。

    やりたいことは、自分が世の中の人の役に立てると自信が持てること、
    それを通じて人を幸せにできると思えるものの中にこそある。

    まだ何もやったことがないのに自信が持てたり、人を幸せにできると確信することはできない。

    お金を払ってでもやりたいことが、あなたが人生でやりたいことだ。
    それをやり続けると、自分の生きがいが見つかる。

    お金を払ってでもやりたいことが仕事になるまでには、熟成期間が必要だ。

    <常識の殻5、失敗しないように生きる>
    一流大学を卒業する人は、成功体験を積み重ねた人が多い。彼らのほとんどは安定志向を... 続きを読む

  • 自分の価値観について、考えなおすきっかけになりました☆

    常識は正しいことではなく、誰かにとって都合のいいように刷り込まれた、一つの思い込みなんだとということ。

    もちろん、そんなのわかっているけど、それでも、そう思ってしまう、洗脳。

    丁寧に一つ一つ、父の愛情でもって、幸せになるための間違った常識を壊してくれる。

    お父さんのちょっとトリッキーな手紙(?)でもって、読みやすく、そして、ちゃんとしたわかりやすい事例で、理解もし易い本でした☆

    将来、息子ができたらこの本のような手紙を書こうと思いましたヽ(=´▽`=)ノ

全6件中 1 - 6件を表示

外部サイトの商品情報・レビュー

上京物語 僕の人生を変えた、父の五つの教えはこんな電子書籍です

上京物語 僕の人生を変えた、父の五つの教えの単行本(ソフトカバー)

ツイートする