上京物語 僕の人生を変えた、父の五つの教え [Kindle]

著者 :
  • ディスカヴァー・トゥエンティワン
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感想・レビュー・書評

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  • 前半部分で、何も成し得なかった残念な人生を経験できる。若い人にぜひ読んで欲しい。
    成功するには時間の投資が必要。この本を読んだ時間は、間違いなく投資になったと思う。
    「心を鍛える」のが大事。筋トレと同じく日々の継続が必要。サボればリバウンド。
    やりたいことは、自分がお金を払ってででもやりたいことを続ける中で見つかる。
    失敗を恐れずに挑戦するのが、一番大切で一番難しい。成功率が飛び抜けて高い人はいない。誰よりも多く挑戦して、誰よりも多く失敗するから成功する。「挑戦する勇気を失った者は、幸せな人生をも失ってしまう。」
    そもそも失敗なんて存在しない。挑戦によって手に入る経験はすべて財産。「成功した人がかっこいいんじゃない。 挑戦し続ける生き方をするのがかっこいいんだ。 」
    思い通りの人生では、いくら多くのものを手に入れても、幸せを感じられない。
    新しく成功者の常識を身につける具体的な方法は、良い本を読むこと。巻末に本が紹介されている。

  • 読むの苦戦しました…
    ストーリーだから
    スッと、
    はいってくるんですけど、

    どうしても
    自分に重ねてしまう。

    考えてしまう。
    考えさせられてしまう。


    成功って?
    なにを持って成功?

    お金を振り回されてはいけない。
    お金を軸に考えない。
    時間を投資する。
    心の機嫌を取る。
    頭を鍛える。


    改めて、

    自分軸

    で生きるということ

    の大切さを思い出しました。



    色んな気付きが
    得られる良書でした。
    ありがとうございました。

  • 一言でいうと
    【人生で陥る常識5つの間違いに気づかせてくれる本】

    私の父親のすすめで、喜多川泰先生の書籍「手紙屋」を読み始め、読みやすさと内容の良さから他の本も読みたくなり、同先生の三冊目として手に取りました。

    話の内容は、上京する大学生の息子へ父親が送った一冊の本を主人公を読むところから始まり、本を新幹線で読み進め、東京に到着するまでの息子の心情の変化を綴ったものです。

    この本の前半は、「父親が渡した本の内容」が展開されます。また本の後半は「父親が渡した本の内容にそって5つの常識を打ち破る具体的方法」が展開されます。

    前半は、リアルな内容過ぎて落ち込んだりイライラしたり、読んでいて不安になる内容でした。
    後半は、その不安を解消してくれるヒントを知ることができます。

    本を読み終わって、率直に感じたのは「人生でもっと挑戦したい」ということでした。

    ただ、読者の中には、そもそも「挑戦する=無謀、不安定」ということをイメージする方もいらっしゃると思います。が実際はそうではありません。

    そのことについては、アダムグラント著「オリジナルズ」やナシーム・タレブ著「反脆弱性」を合わせて知っておくと挑戦をさらに支えてくれます。

  • 著者らしい将来を導く一冊。人生の成功者となるにはどうするか、を主人公の父親が、小説形式とその解説形式で描かれている。常識に囚われすぎないこと、本をたくさん読んで知見を広げることなど、いざ言われると大事だなあと思わせるアドバイスが多かった。

  • しゅうくんや達也くんにあげたので、数年ぶりに再読
    相変わらず色褪せず素晴らしい本。5つの常識を
    やぶれているかのチェックとなった。完全にできている部分と、まだ途中の部分があるが、方向性はあっていて、いかにこの本に影響を受けたかがわかった。定期的に読み直したい。
    特に男性にはとてもうけるので、これは!という人にはどんどん贈りたい

  • ・多くの人が成功とか幸せを自分で決めるのでなく、他人との比較で決めている
    ・幸せの基準は、自分自身で決めるもの
    ・人生は心を鍛えるが大切
    ・自分が一生をかけてやりたいと思えることは、時間をかけて、真剣に取り組み、工夫を重ねた経験があることの中からしか生まれてこない。
    ・誰よりも多くの成功を手にした人は、誰よりもたくさん挑戦した人
    ・成功した人がかっこいいんじゃない。
     挑戦し続ける生き方をするのがかっこいいんだ。

  • 前半と後半の2部構成の本。

    前半なんかつまらない、いち人物の人生物語だなーと思いつつも、自分も似たような人生だなと。。。

    後半は、親から子へのメッセージとなっていて、1冊の本との出会いの大切さ、常識、といった、人生で人間として大切なことが語られている。

    知らず知らずのうちに自分は、この本の主人公になっていて、大切な事を親から(喜多川先生から)教わっていたのだと気付いた。人生半ば過ぎた自分でも、人生半ば過ぎた自分だからこそ心に響いた本だったのかもしれない。

  • マジで最高の本です。モチベ上がります!

    【5つの常識の殻の外から人生を見つめる】
    ・幸せの基準を自分自身で決めているか?
    ・安定思考になっていないか?
    ・お金が行動の基準になっていないか?
    ・やりたいことをどうやってみつけるか?
    ・失敗を恐れていないか?
    ○常識の殻を打ち破る具体的な方法は「本」を読むこと。

    自分の子供にも伝えてあげたい内容です。作中のお父さんみたいな、あんなに立派な手紙?本?は僕には書けないので少しづつゆっくり伝えていこうかなと思います。

    素敵な時間をありがとうございました。

  • ゲーム三昧の高一息子に読ませたくて購入。自分でも読んでみた。お金の制約を基準に人生の選択をすべきでないこと、世の中の役に立てる人間を目指すべきであること、本から学ぶべきであること。息子に伝われば良いな。

  • 大学で東京に行く息子に向けた、父が書かれた一冊の本。
    人生における成功とは、何かを考えさせられるテーマです。

    人生におけるただ一つの失敗は、結果を恐れて動けないまま人生を終えること。
    後悔のない人生を送るために、多少リスクがあってもチャレンジすることが大切です。

著者プロフィール

1970年生まれ。愛媛県出身。東京学芸大学卒。2005年から作家としての活動を開始。『賢者の書』でデビューする。10年『「また、必ず会おう」と誰もが言った。』が13万部のベストセラーとなり、映画化、舞台化された。「喜多川ワールド」と呼ばれるその独特の世界観は、小学生から80代まで幅広い年齢層から愛され、その影響力は国内にとどまらず、多数の作品が台湾・韓国・中国・ベトナムでも翻訳出版されている。執筆活動だけではなく、全国各地での講演やセミナーも開催している。主な著書に、『おいべっさんと不思議な母子』『One World』『秘密結社Ladybirdと僕の6日間』『[文庫]福に憑かれた男』『君と会えたから……』『手紙屋』『株式会社タイムカプセル社』『運転者』等がある。

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