ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~ (メディアワークス文庫) [Kindle]

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著者 : 三上延
  • KADOKAWA / アスキー・メディアワークス (2013年2月21日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (173ページ)

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ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~ (メディアワークス文庫)の感想・レビュー・書評

  • ライトミステリ小説というんだそうだ・・・ラミスかな。

    古書に関して並外れた知識を持つが、極度の人見知りである古本屋の店主・栞子(しおりこ)が、客が持ち込む古書にまつわる謎を解いていく。

    語り手は五浦 大輔(ごうら だいすけ)
    23歳の男性。司法試験を落ちまくり、現在ぷー太郎。母親からぷーすけと呼ばれている。

    北鎌倉の古本屋「ビブリア古書堂」の女店主は、篠川 栞子(しのかわ しおりこ)
    黒髪の長髪に透き通るような肌をした美人。

    軽く、しかし、色々な本の話を織り交ぜながらの謎解き。

    ミステリーは面白いのだが、いつも殺人事件があるのがちょっとなあと思う私は結構いいかなと。

  • 剛力ドラマとは登場人物の設定が大幅に違うが、出てくる事件は意外なほどほとんどそのまま。
    いわゆるベッド・ディテクティブもの。栞子さんのイメージは原作の方が断然魅力的。
    登場する書籍で、読んだことがあるのは夏目漱石の『それから』だけだった(汗)。『落穂拾ひ』はちょっと読んでみたくなった。

  •  鎌倉のひなびた(?)古書店・ビブリア古書堂を舞台にした、古書にまつわる短編ミステリ集。北村薫の「円紫師匠シリーズ」や米澤軽穂の「古典部シリーズ」のような、"人の死なないミステリ"で、読み口あっさりで楽しめました。

     章のタイトルが古書情報(著者名『書名』(出版社名)と文献紹介のルール通りで、大学のゼミのレジュメ制作を思い出しました(笑))で、それらの本のあらすじ・内容をうまく利用したお話に仕上がっています。少し前に田中啓文の「笑酔亭梅寿謎解噺シリーズ」を読んではいましたが、上方落語のネタを下敷きにしてトサカ頭の主人公と豪放磊落な師匠・梅寿のムチャクチャな登場人物たちのミステリだったので、受ける印象は180度違いました。(誤解の無いように申し添えておくと、どちらの作品もそれぞれ十分面白いです)

     幼い頃に祖母との間であった"ある出来事"をきっかけに、活字が読めなくなった主人公・大輔。そんな彼が、亡き祖母の蔵書を処分する際に、岩波新書版の夏目漱石全集に夏目漱石のサインがあることを発見。その真贋を確かめるためビブリア古書堂を訪れるところから話が展開しはじめます。献呈署名や古書店の値札に秘められた違和感から、祖母が残した謎に迫っていく第一話。オチが全然見えなかったので吸い込まれるように読みました。
     続く第二話は小山清『落穂拾ひ・聖アンデルセン』と知らない本。50がらみのオッサンと女子校生の間に起きたメルヘンみたいなミステリです。せどりについては何となく知っていましたが、本書に出てくるのは古式ゆかしい(?)せどり屋さんで、私がブックオフで見かけたのは、105円コーナーを流しつつ気になった本があれば片っ端からスマホでAmazonの値をチェックする、そういう人でした。かくいう私も大学時代、恩師の教科書がブックオフで投げ売られているのを見つけ、専門書を高く買ってくれる古書店に持ち込んで利ざやを稼ぎ、帰りに友人とうどん食うて帰ったことがあるので偉そうなことは言えませんが…
     ヴィグノグラードフ クジミン『論理学入門』も青木文庫も私は存じませんでした。本の内容(論理学)の使い方はちょっと物足りないかも、ですが、古書の知識も「へぇ~」でしたし、何よりええ話だったのでオールオッケーです。
     そして最後が太宰治の『晩年』。袋とじの元祖みたいな本(こう言うと稀覯本の値打ちも台無しですが…)と、大輔自身にも関わる謎、そして身に迫る危険、とスリリングな展開でした。

     あとがきに、本書のモデルになった鎌倉の古書店はなく、想像を膨らませて書いたとありました。
     そう言えば、予備校の先生が「私は鎌倉出身ですが、鎌倉が嫌いです。あんな図書館も本屋もろくに無いところ…」と授業中にボヤいていたことを覚えています。私自身は鎌倉に行ったことが無いので、先生の言う「本が無い」というレベルがどの程度のものなのかはわかりませんが、何となく「こんなところで古書店やってても、まぁお客さんは来ないだろうなぁ~」とか勝手なことを思いながら読んでいました。まぁ、今はネット販売があるから、モノさえちゃんとしたものが仕入れられるのなら、そういう立地条件もある程度は緩和される方向にあるのかもしれませんが。

     栞子さんについては、美人だしスレンダーだし巨乳だしで外見的には言うこと無しですが、実際に会うと、あの『おおきく振りかぶって』の三橋君レベルのきょどりっぷり*にイラッとくるだろうなぁ…(じゃあドラマで栞子さんを演じてるあの人が良いかと言われると、それはまた別の話…)。
     それに、ここだけの話ですが、私の周囲を思い返したとき、本の話や蘊蓄になるとスイッチが入って堰を切ったように語り出す女性って、どちらかというとビジュアル的には栞子さんの対極にいるような方しか思い浮かびません... 続きを読む

  • 久々に読んだけど内容忘れていて次がきになってサクサクっと読めた。
    文章もきれいで読みやすくて、オチもスッキリしている。
    ドラマ化もされたけど、イメージが全然違うもので、この作品は本でみるものだと思った。

  • 6冊一気に読むほど面白かった。小方さん、ありがとう。晩年読んでみたい。

  • 古い本には 物語がある。…それは本の内容ではなく持ち主の物語であって、内容と絡ませて新しい物語を作り出しているとても魅力的な作品だとおもいました。登場人物も個性的で愛らしく思わず見守りたくなります。

  • 古書の魅力が十分に伝わる作品。
    古書は汚くて古くて、読みたくないって思ってたけど、古い本が手元に渡るまで、たくさんの物語があることを知った。それに思い馳せながら読むのもまた楽しいんだろうな。
    ただ、すべて栞子さんがきれいな容姿だったからに限る。これがブサイクな女の子が話し方もオドオドしてて、ずっと一日中本を読んでる子にだれが話しかけてくれるの?
    可愛い女の子しか、引くようなコアな趣味をもっちゃいけないの?

  • 鎌倉の片隅でひっそりと営業をしている古本屋「ビブリア古書堂」。そこの店主は古本屋のイメージに合わない若くきれいな女性だ。残念なのは、初対面の人間とは口もきけない人見知り。接客業を営む者として心配になる女性だった。だが、古書の知識は並大低ではない。人に対してと真逆に、本には人一倍の情熱を燃やす彼女のもとには、いわくつきの古書が持ち込まれることも、彼女は古書にまつわる謎と秘密を、まるで見てきたかのように解き明かしていく。これは“古書と秘密”の物語。

  • 北鎌倉が舞台、古書堂のお話。本のタイトル毎の章立て。途中で区切っても楽しく読める。

  • 北鎌倉の昔からある、古本屋さん、「ビブリア古書堂」に亡くなった祖母のいわくつきの本を持ち込んだ五浦大輔。そこにはかつて見かけた、きれいな店主はおらず、彼女は入院していることを知った。入院先に出向いて、美しき店主、篠川栞子に会い、祖母の本「夏目漱石・全集」のうちの1冊の謎を解く。その謎をきっかけに、大輔は店主不在の「ビブリア古書堂」でアルバイトをはじめることになった。そこには古書にまつわる、謎・事件が持ち込まれるようになる。そして、栞子が入院することになった、太宰治の「晩年」についての事件(?)が起こる・・・。シリーズ6巻の最初の1巻目。

  • 本への愛着の話は、きついねえ。

  • 本を読む人にとっては古本はなじみ深いだろうに、いや、だからこそなのか、古本、というか希少本みたいなのを書いた日本の小説はあまり見ないわけで。まぁ自分も「たかが本で」と言ってしまいそうな質ではあるけども。まぁ難しい本には興味ないけども、登場人物がけっこう魅力的で、最後の話の人とか、レクター博士みたいになってlきっと続編あるよなぁ、とか、思うのでした。

  • 所謂ライトミステリと呼ばれているものでは某Qと骨に相当がっかりさせられていましたので、こちらも最初は恐る恐るという感じで頁を捲っていました。
    がこちらは面白い!
    まぁ素材が古書ということで興味があったからかもしれませんが、薀蓄は控えめでしたし、主人公の設定が突飛では無かったですし、主人公以外のキャラクターにも親しみが持てましたので、読んでいて気持ちが良かったです。
    これから先事件で関わったキャラが増え、ビブリア古書堂の常連になるにつれ物語に深みが増していきそうな所にも期待してしまいますね。
    さて続きを買わねば。

  • 古書にまつわる薀蓄話が面白い。作中に出てくる謎に面白みを感じるかどうかは人次第。読書を始める人の入口となればいいかなというところ。

  • 謎の美人?を軸にすろとこが、マニアにうけるやろなと。本好きそれも古本好きには堪らない一品?

  • 物語の中で出てくる本も読みたくなりました。

  • ちょっと対象年齢が低いかなあと思ったけど十分楽しめる!これに紹介されている本を買って読んでみたくなる。

  • 大変ステキで魅力的なブックガイド。
    本の魅力を語るくだりが魅力的です。

  • 前々から気になっていたけど、表紙からちょっと敬遠していた本書。でも読んでみたら面白く、あっという間に読了。
    古書にも興味が湧きました。シリーズとして次回作以降も読んでみたい。

  • 本に関する部分の書き込みが凄いラノベという印象。
    出てくる本は自然と読んでみたくなるし、本屋で進められるのは納得しました。
    ただ、他の日常系ミステリより飛び抜けているとは思えず、大ヒットの理由はやはりドラマ化なのだと思った。

  • 無骨で本など読んだことのない(とある事情から読めない)男性の主人公と、グラマーなのにスレンダーでちょっとズレた本の虫のお姉さんの2人が、古本にまつわる事件を解決していくシリーズモノ。
    どちらかと言えばライトノベルに近い部類の小説だが、意外にきっちり練られているように感じました。

  • ビブリア古書堂の事件手帖読了。かなりナナメな気持ちで読み始めたんですが、意外なほどよくできた話でした。サラっと読みやすい話ですし、そのわりには最初から最後まで必要な事項入れてきれいにまとまってると思います。ヒロインももっとパーフェクト儚い美女かと思ったら、地味に性格悪かった

  • ドラマをチラ見して、Kindleで安かったから読んで見たビブリア。こりゃ受けるわな。と、思ったのが素直な感想で。この手の古書店とか舞台のウンチク系が流行りなのかな。セドリ男爵とか落穂拾いとか。読みたいなと思ったのも事実で。でも、あざとさとか鼻につくサムシングもあって。うむー。と。思ったのも事実。

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