ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~ (メディアワークス文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 読み終わったのは随分前だが、キャラクターの個性が際立つ。ヒロインが、「それから」の話だけで主人公の生い立ちを把握してしまった所はびびった。本当にびびった。他の事件も、本が好きな人、文を書くのが好きな人なら読んでおいて損はないと思う。本を読みたい! だけど何を読んでいいかわからない! という人にはまずおすすめ。続刊も期待して読む!

  • 鎌倉にある古い古書堂。
    店主は極度の人見知りながら、本の事となると
    とたんに目が輝き聡明になる栞子さん

    古い本を買い取ってもらおうとした事から
    知り合った青年がそこで働く事になる

    古い本にまつわる不思議を栞子さんが解く

    私も本は好きだけど、古書はちょっと苦手かな・・・
    好きな人にとっては「沼」なんだろうなぁ

  • 日常の謎といわれる人の死なないミステリージャンルであり、現場を見ないで推理する安楽椅子探偵ものでもある。
    物語の展開スピードがちょうどよく、久しぶりに没入して読めた作品だった。
    劇中に出てくる本が読みたくなります。

  • ミステリ好きとしては謎解きに色々思うところはあれども、数ある日常系ミステリィの中ではかなり好き。
    さすがは、メディアワークス文庫で初のミリオンセラー。

  • 結婚後、扉子という栞子のミニチュアみたいな娘登場。
    お父さんの大輔の目線で語られる前作7巻のスピンオフみたいな展開。
    前作読まなくても楽しめるけど、読んでた方がより楽しめそう。

  • 大ベストセラーを今更読みましたというのも気が引けますが、古書(といってもこのすごく古いわけではないが)を題材にしてミステリーに仕立て上げるという着眼点はおもしろい。古書が古すぎれば、内容について著者の説明に引きずられるだけになるのでしょうが、読んだことがあるものであるということで、知っている場所が舞台になるのと同じように、面白さが一割り増しくらいになる(こともあれば、一割引になることもあります。軽い感じで楽しめます。

  • 二人の関係性がとても好き。

  • 久しぶりに再読。新シリーズになってからいろいろとわすれていたことが多くて思い出しながら読みました。

    このシリーズを読み返してみて、私にとっては古書との出会いが一番印象的だったらしく、本についてはしっかりと覚えていました。
    どの本も思わず読んでみたくなるように描かれていますし、栞子さんの楽しそうな読書講話がまたいい。

    本と人とのつながりがやはり心地よく、でも全てがポジティブな繋がりではなく、栞子さんにしろ、本にある種取り憑かれたような人も描いているのがまた面白いと思います。

  • ちょっと前に映画?だかドラマだかやってたの思い出して買ってみた。思ったのと少し違ったけれど、これはこれで面白い。

  • 本や古書の知識も勉強になるし、そこを飛ばしてもミステリーとちょっとした漫画?みたいな楽しさがありました。
    ただ本巻はいくらなんでも犯人に対しての接し方が軽すぎませんか?。。他にもツッコミ所(巨乳だとか、その他)があり、それは目をつぶるとしても最後の犯人のは傷害や窃盗未遂どころか殺人未遂ではないかと...。退院後も後遺症が残ると言われたくらいなのに接し方が何か軽い感じで、次巻以降でこれに関しては何かあるのかもしれないが、モヤモヤが残りました。

    追記; なんだかんだで6巻まで読みました、ツッコミ所は激減したものの、やっぱり犯人達(は頭がオカシイとして)共々、接し方が軽すぎる。。出生の秘密や因縁血縁もの、実は登場人物みんな過去に繋がる系は飽きてきているのでやめてほしいのにどんどんそれが濃くなり、、、5巻はとても面白かったのに。。最後まで読みますが。

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著者プロフィール

『ビブリア古書堂の事件手帖』シリーズが累計700万部を超えるベストセラーとなる。同シリーズで、文庫作品初の『本屋大賞』候補、『本の雑誌』が選ぶ「この40年の書籍 第1位」に選ばれるなど、幅広い層からの支持を集める。

「2022年 『ビブリア古書堂の事件手帖III ~扉子と虚ろな夢~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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