ビブリア古書堂の事件手帖 ~栞子さんと奇妙な客人たち~ (メディアワークス文庫) [Kindle]
- KADOKAWA (2013年2月21日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (247ページ)
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
鎌倉にある古い古書堂。
店主は極度の人見知りながら、本の事となると
とたんに目が輝き聡明になる栞子さん
古い本を買い取ってもらおうとした事から
知り合った青年がそこで働く事になる
古い本にまつわる不思議を栞子さんが解く
私も本は好きだけど、古書はちょっと苦手かな・・・
好きな人にとっては「沼」なんだろうなぁ -
日常の謎といわれる人の死なないミステリージャンルであり、現場を見ないで推理する安楽椅子探偵ものでもある。
物語の展開スピードがちょうどよく、久しぶりに没入して読めた作品だった。
劇中に出てくる本が読みたくなります。 -
ミステリ好きとしては謎解きに色々思うところはあれども、数ある日常系ミステリィの中ではかなり好き。
さすがは、メディアワークス文庫で初のミリオンセラー。 -
結婚後、扉子という栞子のミニチュアみたいな娘登場。
お父さんの大輔の目線で語られる前作7巻のスピンオフみたいな展開。
前作読まなくても楽しめるけど、読んでた方がより楽しめそう。 -
大ベストセラーを今更読みましたというのも気が引けますが、古書(といってもこのすごく古いわけではないが)を題材にしてミステリーに仕立て上げるという着眼点はおもしろい。古書が古すぎれば、内容について著者の説明に引きずられるだけになるのでしょうが、読んだことがあるものであるということで、知っている場所が舞台になるのと同じように、面白さが一割り増しくらいになる(こともあれば、一割引になることもあります。軽い感じで楽しめます。
-
久しぶりに再読。新シリーズになってからいろいろとわすれていたことが多くて思い出しながら読みました。
このシリーズを読み返してみて、私にとっては古書との出会いが一番印象的だったらしく、本についてはしっかりと覚えていました。
どの本も思わず読んでみたくなるように描かれていますし、栞子さんの楽しそうな読書講話がまたいい。
本と人とのつながりがやはり心地よく、でも全てがポジティブな繋がりではなく、栞子さんにしろ、本にある種取り憑かれたような人も描いているのがまた面白いと思います。 -
ちょっと前に映画?だかドラマだかやってたの思い出して買ってみた。思ったのと少し違ったけれど、これはこれで面白い。