死ねばいいのに (講談社文庫) [Kindle]

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著者 : 京極夏彦
  • 講談社 (2012年11月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (402ページ)

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死ねばいいのに (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

  • 「一人目」山崎部長
    「二人目」篠宮佳織
    「三人目」佐久間
    「四人目」母親
    「五人目」山科警部補
    「六人目」弁護士

  • 京極夏彦さんの本は初めて読んだけど、個人的には読みやすく面白かったです。
    他のレビューでは京極さんっぽくない的な感想も多かったけど、初めてなのでよくわかりません。

    話は「ケンヤ」と他6人の登場人物との会話と心理描写のみで進んでいく。
    この6人が皆、仕事、家庭、金、人間関係、他者の評価、責任感など、現代人が抱えるストレスに縛られまくっている。
    皆、自分のことばかり喋りまくる。
    対するケンヤは態度は悪いが、思考はシンプル。
    ミステリーがメインではあるが、自己啓発的な一面もあり、なかなか考えさせられる一冊だった。

  • 短編集と思って読み始めて最初はどうかなと思ったが、個々の短編が一つの事件、というより人物に関するつながりのある話であると気づいてから俄然面白味が増した。

    個々の話は、京極堂の憑き物落としのような感じで、その話の対象となる人物の考え方、悩み、常識等を、一見軽薄短小な若者だが実は洞察力に優れた名探偵ともいうべき人間が、ひっくり返す展開であり、最後に「死ねばいいのに」という一言で締められている。

    「死ねばいいのに」という言葉は、最後の短編までは、「ぐちゃぐちゃ言うな。そんなの悩みでもなんでもないだろ。」ぐらいの意味なのだが、最後の短編においてある人物に対してのみ、その意味が違ってしまっている。

    それにより本作品通じての最大の謎である、何故その人物が殺されたのかという謎が解けるのだが、残念ながらその人物は彼岸の住人になってしまっているので(魍魎の箱で箱の中を除いてしまった人物のように)、この真相自体にあまり納得感というか爽快感はなかった。

    個々の短編は楽しめただけに、その点だけが少し残念だった。

  • 引き込まれるようにぐんぐん読ませて、ラストシーンではゴゴゴゴーッとさらにぐいぐい惹き付けて、周りの音が何も聞こえなかった。本編と関係ないけど、「自分の感覚を自分の言葉で話そうとする人の言葉が、社会感覚としての言葉になっていないと受け入れられるのに時間がかかるものだ」みたいな一節があって、あるよね〜と思った。めちゃめちゃ頭が疲れているときも普通によめるし、しっかりおちがついているし、誰が読んでも面白いと思う。読書の趣向がわからない人とかにも普通に勧められるような本だと思う。

  • 語る順序でこんなに面白くなるんだなぁ。作者の他の作品とは違う感じだけど、こういうのも面白いと思う。

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