誰もいない夜に咲く (角川文庫) [Kindle]

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著者 : 桜木紫乃
  • KADOKAWA / 角川書店 (2013年2月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (137ページ)

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誰もいない夜に咲く (角川文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 「ホテルローヤル」、「無垢の領域」の下地がここにもう作られている感じですね。著者は「趣味はストリップ鑑賞」とおっしゃってましたが、ちゃんと趣味と実益?を兼ねた作品を残してらっしゃいます(笑)

    経験されたことがそのまま小説になっているわけではないでしょうが、確実に著者の人生経験から生まれた作品だと感じます。全くの何もないところからのオール想像という創作ではないような作品群とお察しいたします。

    これから著者の作品を初めて読むという人がいたなら、新しい方の作品を読んでから遡ってこちらを読むほうが、味わいが深いだろうなと個人的に思います。

  • どの短編も通常運転の北海道と閉塞感。癖になるのが不思議。しかし女性作家なのに男性的な甘さがあると今作で感じた。女性に夢を描いているような。ヒロインそれぞれが魅力的かつ自分にはないものがあると感じる。「根無草」の母親には揺さぶられた。

  • 寒さを感じる暗い話の中の、逞しい女性たち。
    「それは貧乏性とは呼ばず幸福のハードルが低いだけだ」が印象に残りました。

  • 図書館で借りてすぐ読了。初・桜木紫乃。読み終わってさわやかさを微塵も感じさせないのは一昔前の津村節子のよう。津村節子は、冒頭から少し不幸な女性が終わりでさらに不幸になる切ない話が多いが、こちらは、少し不幸でも強くてしたたかな女性と、ふがいない男性の物語。もう1冊くらいは読みたい。

  • *親から継いだ牧場で黙々と牛の世話をする秀一。嫁来い運動で中国から迎え入れた花海とかよわす、言葉にならない想いとは―。安らぎを切望しながら寄るべなくさまよう孤独な男女の魂のありようを、北海道の風景に託して叙情豊かに謳いあげる、傑作短篇集*
    物悲しくて、切なくて、孤独で、強い。そんな女たちの物語なのに、どこか温かく、かすかな希望が見える。丁寧にじっくり読みたい一冊。

  • 強い女と弱い男。哀しい物語。

  • 北海道を舞台に,安らぎを求める孤独な人間たちの物語. 初読みの作家さん.「ホテルローヤル」で直木賞を受賞されたことで, 興味が湧いて読んでみた.繊細な心理描写がとても上手いと思う.物悲しい雰囲気のある大人の作品といった感じで新鮮でした.他の作品も読んでみたいな.

  • 「誰もいない夜に咲く」(桜木紫乃)[Kindle版]を読んだ。たっぷりと水分を内に含んだ真綿の布団を掛けて眠っている時に見る夢はきっとこんな感じに違いない。決して悪夢ではないのだけれど、それにしても重たい。ただし、どの物語も読み終わる瞬間にフワッと解き放たれる快感があるのも事実。

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