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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (316ページ)
感想・レビュー・書評
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映画の方を先に観、原作では謎がわかるかしらと読んでみたが、むしろ原作の方がより謎を残したままのように感じられ、映画は一解釈を示したもののように思えた。穏やかで淡々とした語り口、謎の部分を読者の想像に委ねているところなど、ふわふわとしたところが魅力。
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色んな意味で作品の予備知識や先入観なく読む方がいい作品だと思います。
ウィキペディア等も参照しない方がよろしいかと。
戦時中でも庶民、特に作中に登場するようなアッパーミドルの家庭では東京大空襲までは平和に暮らしていたことに驚かされました。
浮世離れして美しい時子奥様の一番の庇護者は女中のタキさんだったのだろうな、と思います。 -
老女の古き良き時代の思い出話…
戦争の足音が近づく中で庶民は意外とのんびり過ごしてたのか、と読み進めていくと、
あらあらビックリのミステリー⁉️ -
たぶん2度目。
戦前の東京の生活を女中の目で語る内容。太平洋戦争開戦後も東京大空襲までは、普通の生活が続いていたことに少々驚く。
戦前の東京は活況で、現在のバブルと同じくらい浮足立った世の中であったことも興味深い。