からくりサーカス(41) (少年サンデーコミックス) [Kindle]

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  • 小学館
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  • ギイさん、さようなら(涙)
    ママンにたくさん抱きしめてもらってほしい。

  • 仲町サーカスの仲間でもエレオノールがシャトルの護衛の仲間に入ることを懸念している、そこでギイはエレオノールの記憶の映像を見せることを提案するが、ミンシアはそんなもの見ても自分の思いは変わらないといって出て行ってしまう。
    追いかけるエリ公女、見せたいものがある、と持ち掛ける。
    スペースシャトル運搬計画が決定、しかしサーカスの中にスパイがいた、三牛とナオタ親子。ギイは見破っていたが、彼らを責めなかった。
    ただ、「楽しさのない処にはなんの得もない」と言い残すのみ。

    屋敷の浄水施設ではエレオノールが自身の体を傷つけて血を水の中に毎日入れていた。エリ公女はそれをこっそり見て知っていた、それをミンシアに見せた。
    衝撃を受けるミンシア。そういえば体が急激に回復している…
    「あなたも知っていたのでしょう?ゾナハ病のことも、お父様のことも、エレオノールさんのせいではないことを…」

    その晩ギイはナルミを呼び出す
    ギイはエレオノールに何の悪意もなかったのに、責任を取って死ななければならないとするナルミに対し、決闘を申しこむ。
    ママンであるアンジェリーナに託されたエレオノールを「いかなる時、いかなるものにも優先する大切な妹のような存在だ」と。
    妹って言ったけど、本当は違うかもしれないけどね。
    ギイの体は酷使され続け石化が始まっていた
    男としてエレオノールをどう思っているのだ?
    沈黙…「君は…わかりやすい奴だな…」

    一方勝はフランスで一人。そこである女性に出会う。道で倒れている人を助けている女性。ナルミが以前助けた先生だった!
    そこでナルミの話をきいた勝、ナルミが生きていたことを知る。
    あれ、そうかここで知ったのか!じゃあエレオノールを抱き留めてくれる人がナルミだとは知らずに投げたのか。危ないじゃないか~誰もいなかったらどうしたんだ。
    ナルミに会ったら、今度はあなたがきっとたすかって、と伝えて、とシャロン先生。

    シベリア鉄道出発のとき。
    ヴィルマとアシハナがいいかんじになってます。
    「ねえ、これがもし片付いたら、アンタ仲町サーカスに入んなさいよ」
    「はばかりながら、殺し以外、なんの芸もないんでね…」
    「じゃ、あたしのダンナってことで家族として入るってのはどう?」
    「そりゃいい・・・おめえのナイフの的になる毎日なら面白そうだ…」

    ミンシアはエレオノールに一発拳を挙げてから(乱暴だなあ)
    「鳴海をあなたが守ってやって。エレオノール、私はね、鳴海が大好きだったの」
    「まいっちゃうな」やっと笑顔で「ゴメンね。」

    見送るギイ。ふふ、このギイ・クリストフ・レッシュ ここへ来て、自分の役がわかったような気がする」
    計画をかぎつけ押し寄せる人形たちに一人で戦いを挑むギイ。
    限界か・・・というときに勝が加勢にくる。しかし、ここはいいからしろがねを護れ、と言われ、泣きながら去る勝。
    ボロボロになっていくギイ先生。
    オリンピアありがとう。僕たちはそろそろ…退場らしい…
    うん…?台詞が無粋かい じゃあこんな時にはなんと言おう…
    ああ…そうか…幸せに おなり・・・・だ…

    花嫁姿のエレオノールをエスコートして笑顔で見送るギイ。

    オリンピアはアンジェリーナのデスマスクから作ったものだそうだ。
    オリンピアに抱かれるように眠りにつくギイ…

    そしてラストは、ヴィルマ、アメリカにゾナハをまき散らした宿敵ジェーンと対決!

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著者プロフィール

北海道旭川市出身。1964年生まれ。88年、『連絡船奇譚』(少年サンデー増刊号)でデビュー。少年サンデーに連載された『うしおととら』で91年に第37回小学館漫画賞、77年に第28回星雲賞コミック部門賞受賞。ダイナミックかつスピーディー、個性的ながらエンターテインメントに徹したその作風で、幅広い読者を魅了し続けている。他の代表作に『からくりサーカス』(少年サンデー)がある。

「2007年 『黒博物館 スプリンガルド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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