からくりサーカス(43) (少年サンデーコミックス) [Kindle]

著者 :
  • 小学館
4.53
  • (10)
  • (3)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 66
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (256ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 感動

  • ついに読み終わってしまった…。
    さみしい〜。
    カーテンコールに救われるやら泣けるやら。

    壮大に広がって、絡まって、繋がって、収束する。
    藤田マンガの醍醐味をまた味わわせてもらった。

  • 途中までは再読、後は飛び飛びだけれど初見。
    泣いた。
    43巻の間に何度目頭を熱くさせられたか。
    終盤にかけてなんて、涙なしでは読めない。
    サーカスに人形、錬金術。
    ビジュアル的にも面白いモチーフ。
    お話の方もW主人公で話が離れたり交差したり、守る側と守られる側、敵と味方も立ち替わったり入り乱れたりとも面白かった。
    藤田先生は基本熱いなぁ。
    熱量が凄かった。
    そして、最終巻のカーテンコールが非常にお気に入り。

  • なぜこのタイミングでアニメ化したのかあれだけど、からくりサーカスはいまだ読んでも面白いし、アニメも面白かったもんで、最初から読もうかと思ったら全43巻。最終巻だけ読んだけど、こりゃ一巻から読みそうだな。は、さておき。「人間の「伝統」は、きっと心の姿勢だ!!」マサルがここまで至ったのにはシロガネや鳴海のおかげだよな。「愛される方にも都合ってもんがあってさ、愛されたからってそのヒトを一番に愛するとは限らないんだよ」サーカスだけあって道化者演じたフェイスレスの葛藤が涙もんだった。

  • 物語の構想力に脱帽。中盤の、全ての謎が一つに繋がるクライマックスシーンは漫画誌に残る一場面だと思う。
    登場人物一人一人が成長していく姿が見どころで、特に終盤は、それぞれのエピソードに終止符が打たれることで、敵味方含めて魅力的だった。ホントにアツいマンガだ…!

  • あえて大河ドラマと言いたい。
    数奇な運命に翻弄される3人の主人公たちと、長きに渡る戦いの中でそれぞれの人生を輝かせ散っていた者たちの群像劇。
    感情の起伏と爆発が本当に見事。

    全巻読破済みですが、あえて最終巻のみ登録しました。

  • クライマックス直前までのユルユルの中だるみっぷりに対し、最終数話の話の急ピッチっぷり。決してバランスが良い作品とは言えないけれど、そのアンバランスさが生む緩急がこの物語をとんでもない名作に仕上げている。
    「うしおととら」こそが少年漫画の最高傑作だとおもっていたけど、それに勝るとも劣らない作品だった。
    これまで未読だったことを悔いる以上に、リアルタイムではなかったにせよこの物語と出会えた幸せが圧倒的に勝る、素敵な体験となった。

    語り尽くせないほどの名言・名シーンだらけ。この上なくアツく、心が震える物語でした!!

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

北海道旭川市出身。1964年生まれ。88年、『連絡船奇譚』(少年サンデー増刊号)でデビュー。少年サンデーに連載された『うしおととら』で91年に第37回小学館漫画賞、77年に第28回星雲賞コミック部門賞受賞。ダイナミックかつスピーディー、個性的ながらエンターテインメントに徹したその作風で、幅広い読者を魅了し続けている。他の代表作に『からくりサーカス』(少年サンデー)がある。

「2007年 『黒博物館 スプリンガルド』 で使われていた紹介文から引用しています。」

藤田和日郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×