ライク・サムワン・イン・ラブ [DVD]

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監督 : アッバス・キアロスタミ 
出演 : 奥野匡  高梨臨  加瀬亮  でんでん 
  • トランスフォーマー (2013年4月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4522178009792

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ライク・サムワン・イン・ラブ [DVD]の感想・レビュー・書評

  • おもしろかった。
    最後が良い意味でも悪い意味でもなく裏切られた感が強い。それが面白さにもつながったし良かった。
    加瀬亮の演技力本当にいい。
    おじいさんが素敵だった。
    高梨臨も可愛くて良かった。

  • ☆☆☆☆
    『ライク・サムワン・イン・ラブ』(アッバス・キアロスタミ)
    かわった映画だった。はじまりのBARでの電話のシーンからして、その電話の会話が映像に映りこんでいないので、注意がそこに注がれなかった。だけど映画を見終わって振り返ると、あそこにこの映画のストーリーの説明があったのがわかる。
    あのバーはデートクラブで働く者の集まるたまり場みたいな場所で、ストーカー的な行動を見せるノリアキの得意な存在を印象付けるトリガーでもあった。
    確かに、ストーカーとなったノリアキは精神的に幼い。だが、現実には、自動車工場を経営していてる実業家でもある。従業員も雇い、仕事ぶりも社会人としての振る舞いも板についている。
    しかし、彼女への執着心に関しては、仕事のようには合理的に見つめられず、感情が優位になって、彼の行動を突き動かしてしまう。
    車の中で、明子のデートクラブの客であるタカシを明子のお爺ちゃんだと思い込んで語るノリアキの言葉は、彼の生きることの優先順位を伝えていたし、ノリアキの本心なのが伝わっでくる。
    ラストの姿は見えないが、映画を観る者に声だけでも十分にその場の恐怖を伝えている。
    空手三段のコントロールの効かない感情が、あえて映像には映らないノリアキの姿とタカシ、明子の演技と、事前にもっているストーカーの異常さの情報が恐怖に拍車をかける。

    【気になったpoint】
    ‘明子とお婆ちゃんの繋がりの強さとそこに流れる感情’
    ‘明子の大学生としての姿と思慮深さに欠ける行動と振る舞い’
    ‘ノリアキは真剣に人生を生きているが、そのことがかえって彼の生きる世界を狭めている姿’
    ‘温厚で初老のタカシが車の中で理解したノリアキは、どのようなものだったのか?そして、常軌を逸したノリアキの行動をみてそれはどのようにかわっていったのだろうか?
    2017/04/20

  • すごい映画だった。

  • いやもう挑戦的かつ破壊的すぎるサイコー
    こういう映画のああいう結末で笑ってしまうからモテないんだよ!知ってるわ!うるせー!DV加瀬サイコー!
    冒頭の誰のPOVなのか(実際はそこに据えてあるだけで誰のそれでもない)、モノローグなのかいるなら彼女はどこにいるのかわからない演出もそうだし初対面のおじいちゃんとの会話が不自然すぎるし隣とおばさんうるせーし加瀬サイコーだし
    おもしろくってだいすき

  • デートクラブでバイトする、DV男が彼氏の女の子の話。
    どうしようもない女だけど、こーゆーのがもてるんだろうな

  • 何て表現すれば良いのか…不思議な雰囲気と味がある映画でした。

    シーンがとにかく長い。普通の映画ならさらっとカットで次のシーンに行くような場面でも延々とカメラを回し続けている、そんな感じでした。
    特に意味の無いようなシーンでもずっとカメラが回っているので、何かあるんじゃないかとドキドキしながら見てしまいました。

    また、主演のおじいさんの方(奥野匡さんって方なんですね)が凄く良い味を出していて、大人の円熟味を感じさせてくれます。
    ヒロインの高梨臨さんも演技がうまいって感じではないのですが、凄く自然な感じで魅力的でした。

    終わり方はあまりに唐突で、思わず「へっ」って声に出してしまうほどでした…個人的にはストーリーはハッキリ終わって欲しい方なので、物足りない感じでしたが、この映画はこんな終わり方で、後を引く感じの方が良いんでしょうね。

    とにかく、不思議な魅力のある作品でした。

  • 久々の何これ?という感じの作品。作品と呼んでいいのかも躊躇ってしまう。話の筋も無いに等しい。

  • きっとあのエンディングは賛否両論あると思う。
    けれど、私はあれで良かったと思う。観終わってから、「え?」って思うと同時に笑ってしまった。「切り取った風景」としては、とても自然に思えた。
    タクシーから覗く新宿の夜が、見慣れたものなのになんだかお洒落に見えて、何だかそれも良かった。
    ひとりで観るのにはとても良い作品だった。

  • おおほりさん出演!

  • イランの巨匠アッバス・キアロスタミ監督が日本人の俳優を使って撮った映画。
    「大学で社会学の教授をしていたタカシ(奥野匡)は、現役を引退し、80歳を超えた今では孤独の中に生きていた。ひとときでも家庭のぬくもりを味わいたいと考え、デートクラブを通して亡き妻にも似た女子大生の明子(高梨臨)を家に呼ぶ。タカシは食卓に桜エビのスープとシャンパングラスをしつらえるが、一方の明子は彼女に会いに田舎から出てきた祖母と会わずに駅に置き去りにしてきたことが心に引っかかっていた。翌日、タカシが明子を大学まで車で送ると、彼女の婚約者だと名乗るノリアキ(加瀬亮)が現れる。タカシを明子の祖父だと勘違いするノリアキ。明子とノリアキが、タカシを激しく動揺させることになる。」

     なんか演技もみんな自然だし、こんな感じありそうってシーンが多くてこういう映画結構好き。
    彼氏もこんなのいるし、あいつに似てる。

  • 加瀬亮は完璧。

  • 直後はポカーンとしてしまったけどじんわり頭の中が整理されておおおおおーってなった。あーこういうのをもっと理解できるようになりたい。

  • でんでんは怖い人 の刷り込みがあるから出だしからびびりにびびっていた。
    こういう切り方をするのか。衝撃、のひと言。
    加瀬亮は外国の監督さんに好かれるのかなあ。それとも売り込みにいってんのかなあ。

  • 奥野匡演じる主人公の老いた元大学教授が部屋でかけるレコードがエラ・フィッツジェラルドの「ライク・サムワン・イン・ラヴ」だった。

    カメラワーク・画面構成が北野武ぽい印象。とても好きな感じである。画面の中の光・色・図画にはっとする。

    仮原題がthe endって本当だろうか。あのエンディング的にはとても有りだと思うけれどあまりにそのまますぎるなw。

    主要3人の登場人物に向けられた冷めた視線。しかしその視線の先にある映像はとても丁寧に美しすぎるほどに綿密に描写されている。

  • 原題:Like Someone in Love
    (2012/109min/Abbas Kiarostami/日本・フランス)

    日常を覗いている、というか、問題提起とか物語とか、そういうのじゃなくて、like someone in loveという写実的作品を見た、感覚。絵とか写真とかそういうの。

    とても芸術的で、綺麗だったし、お洒落だった。カメラワークも台詞も音楽も。演技も台詞も、あともう少しずれてたら、明子もノリアキもタカシも、ただのうざったい人、に見えてしまうのに、そう思わせないぎりぎりのラインで、魅力的に見せてるのがすごい。ほんとうに綺麗な映画だなって思った。

    私はこの感覚とても嫌いじゃないので、アッバスキアロスタミの他の作品が本当に見てみたいし、彼のこともっともっと知りたくなった。

  • イライラする映画

  • キアロスタミという偉大な監督が日本を舞台に撮った作品。
    偉大な監督であることは間違いないのだが、
    どうにも個人的には合わない監督であるのが正直なところ。
    今作品もやはり合わない何かを感じてしまった。

    それぞれが一方通行な想いを抱いているのはよくわかった。
    しかし加瀬亮の狂気が無かったらどこへ転んでいたのだろう。
    高梨臨演じる、アキコがタクシーで祖母を見て涙を流す場面は
    役者の力量を感じた。素晴らしい芝居であったのは間違いない。
    そして、何よりも圧巻のラストであろう。
    これには絶句の一言である。そこまでやるかと。

  • なんか引き込まれてしまう。そして、衝撃のラスト。良いです。

  • 全編に漂う不気味さ。
    何となく感じる不協和音。
    別に誰がおかしいわけでも、
    別に誰が乱れているわけでもないのに、
    みんなみんなゆがんで見える。ひずんで見える。
    外国から見た日本のある側面なのかもしれない。
    一方的なノリアキの愛情も
    何が本当で何が嘘かあいまいな世界も
    全部全部始まりも終わりもない日常の一部。

  • でんでんがキアロスタミのこの映画に登場してきた時点で、胸が熱くなった。
    キアロスタミといい、ホウ・シャオシェンといい、外国人監督(ただしヨーロッパではなくアジア。というのも、例えばソフィア・コッポラの撮る日本はもう度を過ぎていてマンガ)の撮る日本が何より面白い。

    本作でいちばん面白いのはやはり音。日本で拾ったさまざまな音のサンプルをふんだんに使っている。たとえ室内であっても、過剰に音が溢れている。

    例によって終わり方が唐突だけれど、本作はどこで終わったっていいような作品。それだけ充実していた。

  • 長回しのタクシー内でおばあちゃんからの留守電を聴くシーン。明子が口元を押さえながら隣のおばあさんの話を聴くシーン。何の動的迫力が無いシーンなのにこんなにもゾワゾワくるとは…
    隣のおばあさんの口元と音声が微妙にズラしてあるのは気持ち悪さ倍増して素晴らしかった。

  • 高梨臨が美しい。本と女性の似ていることに、想いを巡らせてみる。

  • おもしろいなー。
    いきなりフィックスの2方向からのカメラのカットバックと、やたらノイジーな音声。
    アキコがタクシーに乗りながら、おばあちゃんの留守電聞きながら、駅の銅像で夜遅くまで待つ姿を見つけた時のあの感じ。
    あの状況で、でもタクシーに乗っていっちゃうんだなー。

    『ライク・サムワン・イン・ラブ』というタイトルがなるほどなーと思える。
    みんながみんなどこか一方的な思いで。
    ちょっと自分勝手で。

    ラストがそう終わりますかー。
    監督の他の作品、借りてみよ。

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