ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q EVANGELION:3.33 YOU CAN (NOT) REDO.(通常版) [Blu-ray]

監督 : 庵野秀明 
出演 : 緒方恵美  優希比呂  林原めぐみ 
  • キングレコード
3.43
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本棚登録 : 1219
感想 : 167
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988003818128

感想・レビュー・書評

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  • またまた、LINE LIVEにて拝見。
    昔映画館で見た時、全然理解できなくて若干パニックだった(笑)今はその時よりは理解できたと思うけど、やっぱり難しい…

    使徒やエヴァ、ヴンダーの細やかな描写が綺麗で印象的。思わず見入ってしまった。

    シンジくんかわいそう。
    ストーリーの中では、たしかに彼は忌むべき存在かもしれないけど、本人は知らないわけだから、誰か早くきちんと説明してあげて…
    という気持ちがずっと消えない。

    「僕のせいだ」

    これに対して、「いやそんなことないよ」と、力強く言える自信が、ない。

    でも、あんなふうに敵襲を受けている中で、大切な人の命と使徒の殲滅を天秤にかけて、14歳で最良の選択をするなんて、ものすごい負担だよ。
    目の前の、放置できない、大切な人を守るため。そっちを選んだシンジくんはすごいと思うよ。
    それなのに。
    自分がしたことは間違っていて、助けたはずのレイは見当たらない。
    こんなのってない。
    誰か、「レイを助けようとしたシンジくんは偉いよ」って、言ってあげてほしいと思った。
    誰か、14年前のシンジくんを救ってあげてほしい。

    「僕のせいだ」

    …そうかもしれないけど、あの状況で、レイを救おうとしたシンジくんは、凄いよ。

    と、Qで言ってほしかったことを誰も言ってくれなかったので言ってみる。

    続き楽しみだけど、なんか見るの怖い。

  • シン・エヴァンゲリオンの予習のため、
    序破Qの復習をと思っていたのに、
    なーんとQが未見でしたっwwww

    展開が早くて情報量が多くて、
    デザイン性と構図の面白さに心奪われていたら、
    あっという間に終わってしまった。

    14年間の重み。

    • sinsekaiさん
      ぜひ、シン・エヴァンゲリオン劇場版見に行ってください!
      そして、エヴァの呪縛から解放されてください…
      ぜひ、シン・エヴァンゲリオン劇場版見に行ってください!
      そして、エヴァの呪縛から解放されてください…
      2021/04/05
    • michel723さん
      >sinsekaiさん
      コメントありがとうございます。
      実はこのレビューは、
      シン・エヴァンゲリオン鑑賞後に書きました。
      きちんと呪...
      >sinsekaiさん
      コメントありがとうございます。
      実はこのレビューは、
      シン・エヴァンゲリオン鑑賞後に書きました。
      きちんと呪縛から開放されましたよ。
      2021/04/05
    • sinsekaiさん
      それは良かったです!
      エヴァのキャラクターも庵野監督もエヴァを見続けてきた我々も全ての人が呪縛から解放されましたね♪
      終わってしまった悲しさ...
      それは良かったです!
      エヴァのキャラクターも庵野監督もエヴァを見続けてきた我々も全ての人が呪縛から解放されましたね♪
      終わってしまった悲しさと、やっと終わったっていう安堵感というか開放感が入り混じって複雑な気持ちです…
      2021/04/05
  • 前作より14年後、サードインパクトが起こって、初号機に眠っていたシンジが目を覚ます。
    葛城ミサトたちは、人類補完計画を阻止するために反ネルフ組織ヴィレを作りネルフと戦っていた。
    シンジは、自分がサードインパクトのきっかけになったことにショックを受けながらも、救出に来たレイに連れられてネルフに戻り、渚カオルと出会う。
    95年のテレビ放映以来、何度も映画化され、社会現象となった人気アニメ「新世紀ヱヴァンゲリヲン」。同作を新たな解釈を加え、再映画化した新劇場版の第3作。前作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』よりもオリジナル要素が多くなるほか、テレビ版の人気キャラクター、渚カヲルが登場するなど、クライマックスに向けて注目の一作だ。

    冒頭のアスカとマリが成層圏で使徒のようなネーメジス・シリーズと戦うシーンからラストのエヴァンゲリオン同士(ダブルエントリー式の13号対弐号と八号)のバトルまで、壮絶なアクションの連続で、自分がサードインパクトの引き金になったことに苦しみ、救おうとしたレイも救えなかったことに絶望しながら人類を救おうと戦うシンジの苦悩が掘り下げていて、壮絶な展開でした。
    シンジと渚カオルがピアノの連弾をしながら心を通わせるシーンで、渚カオルが「反復練習しながら、自分がいいと思う音を探せばいい」「意思が伝わって世界を変えることも、自分を上書きすることも出来る」というセリフなどの印象的なシーンも多く、深い人間ドラマも楽しめました(^_^)v
    今までは、エヴァンゲリオンは人との繋がり、コミュニケーションがテーマだったけど、それに加えて良かれと思ってしたことが悪い方向に結果がなってしまった時、贖罪することの難しさも描いていて、深い人間ドラマでした。主題歌は、宇多田ヒカルの新曲「桜流し」です。
    メカの面でも、初号機をベースにした戦艦ヴンダー、ダブルエントリー式の13号機、八号機の武骨なデザインも、かっこよかったです。ゲンドウたちネルフとミサトたちヴィレが何故決裂したか?ゲンドウたちネルフが狙う人類補完計画とは何なのか?シンジの役割とは何なのか?などの謎が完結編でどう明かされるのか、完結編が楽しみです。

  • エヴァ劇場版第3段。
     
    正義のためだと思い、行動したことがとんでもない自体を引き起こしてしまう。
     
    それは仕方のないことだったのか。
    本当はどうすればよかったのか。
    これからどうすればいいのか。
     
    正義と悪では括れない、考えさせられる物語。
    最新作もAmazon Primeで公開されたので、引き続き楽しみたいと思います。

  • 映画オープニングは状況が難解でよく分からないが単純に面白い、ここはアスカの声優、宮村優子の貢献大。
    なぜか事情を語らない大人と自己中で情緒不安定の主人公が映画の複雑さを助長する。敵は誰で味方は誰?そして、ラストは衝撃の「つづく」って・・

    『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』(/ EVANGELION:3.0 YOU CAN (NOT) REDO.)は、2012年11月17日に公開された日本のアニメーション映画。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』全4部作の第3作目にあたる。スタジオジブリ製作の特撮短編映画『巨神兵東京に現わる 劇場版』と同時上映された。略称は「ヱヴァQ」、「エヴァQ」など。 大災害「セカンドインパクト」後の世界を舞台に、人型兵器「エヴァンゲリオン」のパイロットとなった少年少女たちと、第3新東京市に襲来する謎の敵「使徒」との戦いを描いたテレビアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』(1995年 - 1996年)を、新たな設定とストーリーで「リビルド」(再構築)したものが『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズである。本作は2007年公開の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』、2009年公開の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』に続く第3作目にあたる。タイトルの「Q」は、当初は雅楽の用語「序破急」に由来する「急」とされていた。
    シリーズ第1作『序』は、TVシリーズ第壱話から第六話までのストーリーをほぼ踏襲していたが、第2作『破』からは、TVシリーズ第八話から第拾九話を元にしつつも、新たな登場人物、エヴァンゲリオン、使徒などが加わり『新劇場版』独自のストーリーへとシフトしていった。そして本作『Q』では、前作から14年後の世界におけるNERVと反NERV組織「ヴィレ」の戦いなど、TVシリーズや旧劇場版とは全く異なるストーリーが展開される。(Wikipedia)

  • you can (not) redo.
    「やり直せない」「やり直せる」どっちが本当なのか、両方本当なのか。
    数時間かけてこの話をずっとしているなと思った。

    たくさんの人が、めちゃめちゃ虚しいのにどうにか気力で自分を奮い立たせて毎日戦っている。
    痛々しくて重い空気がずっと漂っていたけど、これが自分の現実世界と全く違うものなのかというとそうではないと言えてしまうのが何とも絶妙。

    たくさんの最悪が全部自分のせいであるという事実。
    しかも全てを失ってまでも守ろうとしたものも守れなかったとは…何一つプラスはなく、ただ大きなマイナスを作っただけ。
    で、償えない罪はないというけれど、幸せそうに笑っていちゃいけないことは全然ないけれど、どうあがいてもやはり既に起こった事実は動かせない。重い。
    そこから逃れようと唯一の希望を掴もうとするけど、直前で「やっぱダメだった、やっぱりこの事実からは逃れようがありません、どうにもできません」と言われても、頭ではもうダメだとわかっていても受け入れられなくて無理矢理行動して、最悪の上に最悪を重ね、
    「どんなにつらくても目をそらすな」「地獄だろうが逃げ道はない」と言わんばかりの厳しい現実。
    責任とは何なのかを目視できた。

    シンジくんのした行動って全然不自然じゃないし、異常でもないし、シンジくん目線で言ったら割と小さなことばかりだと思う。
    でもそれに対して突きつけられるものの大きさにはえぐみがある。
    バカでガキであることの罪なのか…
    シンジが相変わらずしっかり生きていることに関しては、「現実を見ない者にも未来はある」というより「見ないふりしたって未来から逃げさせやしねえぞ」という感じ。
    肩をガッと掴んで無理矢理振り向かせるような、最後の「つづく」が、どぎつい。
    しかしこれは代償なのでどぎついとか言う権利はないんだよー。
    バカでもガキでも償わなきゃだめなんだよー。
    あーーー。

    ミサトたちにとってシンジを復活させる必要性は人道的な意味以外なさそうだし、でもものすごいリスクがあるに違いないのに復活させたのは、ミサトさんの人間らしさで愛情だと思う。大切に思っていたし、今も大切に思っているんだろうと。
    そのへんも切なくて、つらい現実だ。

    あと別件だけど、最後のアスカのシンジに対する言葉と態度、つらかった。
    アスカだって助けてもらいたいのに、助けてくれないから自分で立つんだ、でもって、立たせてあげるんだ。
    強い者は助けてもらえない。

    シンジは結局どうあがいてもつらいことから逃げられない。
    もうとにかく自分で立てるようになるしか道はない。
    だったらちゃんと立って、アスカを救えるようにならなきゃって思えるだけの気力、あるのだろうか。
    あってくれないと、アスカがつらいじゃないか。

    シンジと一緒に無力感に苛まれつつ、まんまと次作が気になった。

  • 「なにもわからないシンジに現状の説明と指針を与えてやれよ」と開始数分で誰もが思うであろうツッコミ役が永遠に不在。
    責められ罵られ続けたシンジの精神が不調をきたして爆発する破茶滅茶なストーリー。

    ぽかんとするしかない。
    カヲルくんがかわいいだけの映画。

  • もう、なんだか訳がわからん。映像も物語も。にも関わらず、おもしろかった。観る者を引き付ける引力がある。この訳のわからなさこそエヴァだ。

    訳が分からないから何もしない、ということがこの物語では許されない。というか、人生という訳のわからない、REDOできない物語で何もしないことは許されないのだろうか。っていうか、ミサトさん『行きなさいシンジ君!誰かのためじゃなく、あなた自身の願いのために!』って言ったじゃんか。訳がわからないシンジ君を観る私もまた、訳が分からないし、共にわからないまま、わからない物語の渦に巻き込まれていく。それは物語ですらないのかもしれない。その渦の深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ。訳が分からへん!訳の分からなさの宝石箱や!そんな楽しさもある。

    凄惨な場面で童謡っぽい歌が流れるのが印象的。新劇の中では一番満足度が高かった。今、このコロナ騒動の時代と重ねてしまう部分がなくはない。庵野監督はアフターコロナを見据えて続編を作り直してるに違いない。

  • Q。
    素で見たら全然わからない、、、
    庵野秀明が思い付きだけの羅列でよしとするわけがない、、
    という仮説だけを拠り所として真意を探る。

    なるほど、、、正確な補助線が引けると
    これほど理路整然とした物語はない。

    悔しいのはその補助線を自分では引けなかったこと。
    エヴァ研究家的な猛者の方々の解説を探し読んで初めて
    腑に落ちたのが正直なところ。

    それにしても凄い映画だ。
    シンが待ち遠しい。

  • 三部作だとおもってたら四部作だったエヴァ劇場版の第三弾。

    新生エヴァだなといった印象。
    別にエヴァでやらなくていい展開だとか、
    エヴァファンが期待してそうにないテンションだったり諸々あったけど、
    わざわざ新しく作ってるんだから、そういうもんだと思う。
    旧作劇場版より、こっちのが好き。

    でも14年経過はどうなんだろう。
    普通の人間も加齢キャラデザじゃないから、
    アラフォー世代にはみえない・・・


    弐式アスカが実質ヒロイン的で可愛かった♡
    惣流・アスカよりも、優しくって強い子のかんじ。
    マリさんは相変わらず素敵だった!!
    最初の戦闘シーンの鼻歌がうるさすぎて、PCバグってるのかとおもったw

    カヲル君は相変わらずのホモォだった。
    腐女子がこぞって夢中になるのもわかる気がした。

    Qは、ゲンドウの孔明の罠が炸裂してたり、
    破に続いてシンジくんがインパクトのトリガーだったり、
    レイちゃんがシンジくんのキーパーソンとなって
    間接的に世界の行く末を担ってたり・・・・・・
    碇一家が、お騒がせ一家すぎるw なんだこの一家w

    エヴァは毎回楽しみにして、そして毎回がったりして、
    それでも新作がでれば必ず見るというのが恒例のアニメ。
    次回シンもみるぞー。

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