残り全部バケーション (集英社文芸単行本) [Kindle]

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著者 : 伊坂幸太郎
  • 集英社 (2012年12月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (184ページ)

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残り全部バケーション (集英社文芸単行本)の感想・レビュー・書評

  • 読み始めてすぐ、独特の文章と世界観に「あぁ、伊坂作品だなぁ」と嬉しくなった。短編の連作ということで読みやすかった。いろんな伏線が繋がって、スッキリした読後感。あっさりしすぎて少し物足りないような気もした。

  • 「頼むぜ。車間距離ちゃんと取っておけよ。いいか、距離感なんだよ、人生は。」溝口
    「意味とか関係ねえんだよ。八分でも十分でも、飛べるなら飛ぶんだよ。損得じゃなくて」溝口
    "ちゃらん、とスマートフォンが鳴った。焼肉屋だったらしょうちしねえぞ。"

  • 所々で、ああコレってアレか。と思わされた
    そういえば、こんなの先に出てきたな等々
    結末も面白かったです。

  • THE 伊坂作品 ってかんじ(笑)
    相変わらず面白かったです♪
    登場人物があれこれ出てくるんですけど、しっかり誰が誰なのか覚えながら読むことをオススメします(^o^;)
    ただ私的にはラストのスッキリ感が足りない(T-T)
    だから★は3つで…

  •  電子書籍で読了。
     連作短編、と言うことは知っていたので、大きな期待はしていなかったせいか、とても面白かったです。

     お話は、「溝口」という名前の50代と覚しき男性と、「岡田」という名前の20代と覚しき男性の二人が主人公です。
    「溝口」というのは、暴力団的な親玉の「毒島さん」から、細く悪事の下請けをして食っている、まあ、悪い人ですね。当たり屋とか脅しとか誘拐とかしてる訳です。で、刑事じゃないけど二人組で動いている。「岡田」というのは、ある時期、「溝口」が組んでいた若い相棒なんですね。

     で、5つの連作短編。このどっちかが主人公。
     全てに共通しているのは、なんていうのか映画「アウトレイジ」的な、とにかくみんな悪い奴、みたいな。アッケラカンとした世界観。
     それを基盤にして、どうみても悪人の一人である岡田と溝口が、それぞれに、ちょこっとはみ出して、善行?のようなことをする。
    それが上手くいったりいかなかったり。そのあたりはリアリズムというより、ある種オバカなファンタジー。伊坂幸太郎さんらしいです。

     まあつまり、世界観としてとても暗くて絶望していて、世の中は悪と欲と力と恐怖が支配している、というモノの見方があって。
     でもそこからちょこっとズレて主人公がいたり、奇跡的にファンタジーとして救われたり勧善懲悪になったりします。

     コレはこれで物語の転しとしては王道ですから。
     風俗的な部分とかオフビートな感覚とかが、伊坂さんらしいというか、魅力的ですね。
     あと、文章はやっぱりどんどんコナレテ、無駄がなく、キレがいいですね。
    要らない描写がほとんどないから、トントン読める。リズム的にハードボイルドで、その辺りは無論好みな訳ですが、技術が高いことをは事実だと思います。
     僕は好きです。

     で、ユーモアと、意外な形でというか、幽かな形でというか、救いっていうか、アタタカイものがあったりして。その見せ方に含羞があって。
     でも照れ臭いけどソレは見せないとイカンのだ、というある種の信念があるんだろうな、と思えるところが、好感が持てます。

     ほぼ、イッキ読みでした。

  • ひさしぶりの伊坂幸太郎、いつもどおり楽しかった!
    軽快な会話のやりとりはとても心地いい。至る所にある伏線は、こうだったらいいなって思った通りになる楽しみや、こう繋がるのかって驚きもあって、爽やかな読了感。

  • 小さな兵隊
    岡田君と僕のやりとりついて。
    岡田君はスーパーマン、僕は普通の小学生の設定。
    岡田君は伊坂作品によく出がちな不思議な優秀君。なのでいつも通りな感じではまっている。
    僕は普通の小学生なのだけど、小学生らしからず、ぎこちないなと思った。
    普通の小学生を十分には描ききれていないと感じる。

    飛べても8分
    最後のすかせて終わらせる記述は気持ちがよい。
    すごいと思った。

  • 一気に読見終わりました。伊坂幸太郎らしい作品です。結末はある程度想像できだが、こちらの想像を上回る仕掛けがありました。良い作品です。

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