世界 2013年 04月号 [雑誌]

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  • 岩波書店 (2013年3月8日発売)
  • Amazon.co.jp ・雑誌
  • / ISBN・EAN: 4910055010434

世界 2013年 04月号 [雑誌]の感想・レビュー・書評

  • 特集の1つ目である、終わりなき原発災害はかなり印象に残った。

    原発作業員へのインタビューなどが掲載されており、
    考えさせられることも多かった。

    原発作業員の賃金がどんどん下がっていること、
    当初活動していたベテラン作業員の被ばく量が限界に近づいているためにおこっている問題など
    まったく知らなかった僕にとってかなり衝撃的でした。

  • ○脳力のレッスン「リベラルの再生はなるか」(寺島実郎)
    「もうひとつの時代の空気は、近隣諸国との摩擦の中で燻りはじめた「プチ・ナショナリズム症候群」である。大きな国益を視界に入れたナショナリズムではなく、高々「中国・韓国になめられたくない」という次元での小さなナショナリズムである」と。たしかに右傾化とかナショナリズムとかいうけど確かにせいぜいその程度のしょぼいスケール感なんだな。

    ○最悪な選択肢TPP~国家主権投げ捨てる安倍政権(孫崎亨)
    日本のTPP交渉参加を強く促した日米財界人会議の米側の議長がアフラックの代表だとか。こういう話を聞くと日本の国民健康保険制度も危ないと思う。

    ○原発作業員座談会「いまイチエフはどうなっているか」
    ○イチエフいまだ収束せず(布施祐仁)
    福島第一原発で復旧作業にあたっている作業員の現状を知る貴重なレポート。二次請、三次請から十次請まで、中間マージンのピンはねは容易に想像できる。そして東電の経営難によるコストカット、入札による落札競争により、しわよせはさらに作業員に。熟練労働者は被曝量制限のため現場を離れ、作業員不足に。

    ○「アベノミクス」では暮らしはよくならない(山家悠紀夫)
    企業が収益を増やしても内部留保になり賃金に反映しない。景気がよくならない原因は賃金が下がり続けていること。物価が上がっても賃金が上がらなければ意味がない。なるほど。

    ○実感なき景気回復、ふたたび(荻原博子)
    日銀が銀行に大量に流し込んだ金は貸出に回されず、国債の買い付けに回される。これはどういうことだろう。少なくとも景気はよくならない。また企業が利益を上げても従業員の賃金に反映されないのは、従来の「会社は社長と社員のもの」という考え方から、アメリカ型の「会社は株主のもの」という方向に舵を切ったからという指摘。

  • ずいぶんと安倍政権に対して批判的な記事が多いので、読んでて非常に気分が悪くなる。

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世界 2013年 04月号 [雑誌]はこんな雑誌です

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