海街diary 3 陽のあたる坂道 (flowers コミックス) [Kindle]

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  • 小学館
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  • 一周忌、すずの失恋、シャチ姉の恋の終わりと出会い、風太だけが多田が諦めてないことを見抜く

  • 2巻のついでに3巻。みんなそれぞれ成長していくのだよながんばれ若者よ、と言いたくなるがこの歳になると時は流れ私は残る、のほうが近い気もする。まあ、この作品をBANANA FISHと並べて読むのはおすすめしません。

  • 早いものですずが鎌倉へ来て一年。父の一周忌で里帰りというかなんというか。複雑な思いを抱えて一年ぶりに帰ったかつての地元ではやはり一悶着。「「嫌い」は「好き」より、ずっと早く伝わってしまうのかもしれない」すずのお怒りはごもっともで「すずは怒っていいんだって」というチカは普段は姉らしさはないが、やっぱりお姉ちゃんだよな。「いくら努力してもどうにもならないことって、やっぱあるけど。だからって別に終わりじゃないんだなって」チームメイトの病気に何もできないもどかしさを抱えながら、折り合いをつけていくすず。そうやって成長していくのか。「時間が止まったみたいだったっていってた」病院のカーテンっていうのはなしてああもトラウマにするものかね。気持ちがわからなくもない。「「とても大切なこと」とそれ以外のオン・オフがあまりに激しくて不器用なだけかもしれないな…と」角度を変えると見方も変わる。幸の柔軟さ素敵だな。

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  • 父親の一周忌で再び山形に集まる姉妹。そこには父親の後妻は現れず、息子ひとりを置いて新しい男と暮らしているという。家族の絆の薄さが、すずの心に重くのしかかる。
    恋の旅人・幸、恋の狩人・佳乃、そしてすずの淡い恋心が揺れる花火編が秀逸。それぞれの恋愛観の違いが、それぞれの花火の見え方の違いに重なっているかのよう。

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著者プロフィール

同姓同名あり。

1. 吉田秋生 (よしだ あきみ)
1956年、東京都渋谷区生まれの女性漫画家。武蔵野美術大学卒業。1977年「ちょっと不思議な下宿人」でデビュー。1983年、「河よりも長くゆるやかに」及び「吉祥天女」で第29回小学館漫画賞を、2001年に「YASHA-夜叉-」で第47回小学館漫画賞をそれぞれ受賞。その他代表作に、「BANANA FISH」。
代表作のメディア化が多く、「吉祥天女」は2006年TVドラマ化、2007年に映画化された。「海街diary」は2015年に映画化されている。2018年には「BANANA FISH」がTVアニメ化された。

2.吉田 秋生(よしだ あきお)
1951年生まれのテレビドラマ演出家。学習院大学法学部卒業。

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