- Amazon.co.jp ・電子書籍 (223ページ)
感想・レビュー・書評
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これは迫真だ。
にしてもろくに下調べもせず、たまたま会った登山者の言葉を受けて、地形図も無いのにコース変更するとか、かなり疑問な行動がある。
こんなの載せると普通の人は遭難なんか絶対しないと誤解を生む。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
山岳遭難から生還した8つの例をもとに、事故発生から救出に至るまでの様々な要因を分析するノンフィクション。事故は誰の身にも起こりうるという視点に立ち、事故の発生から生還に結びついた理由までを冷静に記した内容で、登山とは無縁の身にも多くのことを考えさせられた。特に、彼らがなぜ不運な事故を手繰り寄せてしまったか・どうやって生還へのモチベーションを保ったかなどの心理面の分析が意義深い。
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登山と遭難と生還。
体験はどれも壮絶。山に登る危険性と人間の生命力の強さに引き込まれて読んだ。 -
ゾクゾクしながら夢中で読んだ。
全員生還するとわかってても手に汗握る。 -
山岳遭難から生還した人々の8組のルポタージュ。
極限状態におかれた人が何を思いどんな決断をするのか、臨場感のある筆致で書かれていて、自分だったらどうするだろうかと考えながら読み終えた。
遊歩道程度しか歩かない自分でも、知らず知らずのうちに危ない橋を何度も渡っていたのだということがよく分かった。著者によると、日帰りの低山でもツェルトと火(マッチかライター)とストーブ(バーナー)の3点は持っていくべきだとのこと。次の山歩きの前に揃えようと思う。 -
ハイキング程度でも山に入る人にはお勧めの一冊。以前よく山に行っていた頃に春先の雪山で道に迷いかけたことを思い出した。
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Kindleにて。地図のページに戻り辛いのが難点。
"はじめに"から引き込まれた。内容が内容なので面白いとは言えないが、非常に興味深い。
遭難しても生還した8つのケースから得られる教訓。
⚫︎事前に家族や地元の警察に計画書を提出する。
⚫︎しっかりした装備で挑む。ツエルト、火、ストーブ、非常食は必携。
⚫︎万一、遭難してしまったら、救助が来るまでじっと待つ。