クリムゾンの迷宮 (角川ホラー文庫) [Kindle]

著者 :
  • KADOKAWA
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感想・レビュー・書評

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  • 中高生が好きそうなデスゲーム系作品。

    題材がシンプルで続きや結末が気になるタイプなので一気読みさせられる。
    発売当時は斬新な設定かもしれないけど、最近はこの手の作品で溢れかえっているので、真新しさはなかった。
    結末についても多くは語られなかったので、不完全燃焼感もある。

    こまけーことは気にしない人にオススメ。

    ☆3.4

  • 米澤穂信さんの『インシテミル』を想起。

  • ゲームブック、懐かしいw

  • この手の世界観書かせたら貴志祐介は流石だなと。ただ読んだ時代が悪かった。2023年現在ではこの手のデスゲーム系作品は五万とあるので、作品冒頭から主催者がどういう意図で計画したか、ゲーム参加者に主催者一味が紛れ込んでいてだいたいそれが誰なのかまで割と序盤でアタリをつけることができてしまった。発売当初だったらまだ今ほどこの手の作品も多くなかったろうからハラハラしながら楽しめたんだろうなと。にしても貴志祐介は性に対して異常な拘りでもあるのか。漏れなく読んだ作品すべてにSEX描写が盛り込まれている。

  • ほんタメ(ヨビノリたくみさん)

    https://www.youtube.com/watch?v=XVNtOyMXqDY&t=17s&pp=ygVG5aSc44Gn6Kqt44G_44Gf44GE44Of44K544OG44OqM-mBuOOAkOecoOOCjOOBquOBhOWknOOCkuOBguOBquOBn-OBq-OAkQ%3D%3D
    「徹夜で読みたいミステリ3選【眠れない夜をあなたに】」で紹介されていたので読んでみた。


    目覚めると見慣れぬ土地に寝ており、水・食料・携帯ゲーム端末が置かれている。
    端末を操作すると”火星の迷宮へようこそ”と表示される。
    すぐに出会った女性・藍と共に第一チェックポイントへ向かうと他にも参加者がおり、全部で9人となる。
    それぞれ手分けして命がけの探索をしていくことになる。

    誰が何のためにこのようなことを行っているのか。主人公たちは生き残ることができるのか。

    物語の流れはありきたりに感じるが、その場所でのサバイバル生活がかなり詳細に記載されている。調理法や役に立つ道具、動植物、現地の風習や言い伝えなど、かなり詳細に調べられているのだろうなと感じた。

  • 参加者がグールになる過程なんかは読んでいてリアリティがあって面白かった。

    一方で、誘拐して殺し合いをさせるみたいな話はありふれていて真相が予想できすぎてつまらなかった。当時は新しい手法だったのかもしれない。

  • 2020/06/12

    支店長から借りた本
    結末は割とありがちな感じで想像できたけど、過程が面白かった。サバイバルとか、東西南北ルート分かれた人たちの末路とか。意外性はなかったけど内容はいい感じ。ほんとに現地とは思ってなかったからほんとすごい大掛かりな仕掛けだね??

  • ツッコミどころは満載だけど、本編自体は面白かったです!

  • 次はどうなるのかドキドキする展開の連続のサバイバルゲーム。エンターテイメント性の高い内容で楽しめるけど、最後のオチが個人的には不快感(恐怖?)が残ってしまった。

  • ゲームブックを軸に繰り広げられるサバイバル。
    謎は解けぬまま。。。

著者プロフィール

1959年大阪生まれ。京都大学卒。96年『十三番目の人格-ISOLA-』でデビュー。翌年『黒い家』で日本ホラー小説大賞を受賞、ベストセラーとなる。05年『硝子のハンマー』で日本推理作家協会賞、08年『新世界より』で日本SF大賞、10年『悪の教典』で山田風太郎賞を受賞。

「2023年 『梅雨物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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