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感想・レビュー・書評
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前半は小児科編。安富ドクターの『僕がやらなきゃ、誰がやるんですか?』という言葉は素晴らしい。
後半は第四外科でがん医療編。庄治ドクターと宇佐美ドクターが良い。 -
小児科の問題、がん告知と抗がん剤の問題など現代医療の問題点をついているなあ~
だんだん斉藤先生ガンバってと言いたくなってくる。 -
■書名
書名:ブラックジャックによろしく 5 [Kindle版]
著者:佐藤 秀峰
■概要
「日本では欧米で使われている多くの抗がん剤が使えない。」
辻本良江・ある平凡な主婦が永大を受診する。
病名、膵臓がん。斉藤は、小児科を経て、がんを扱う第4外科へ研
修の場を移していた。
辻本さんへの対応を通して斉藤が目にしたものは、そんながん医療
の現実。
そして、第4外科に来る前にわずかだけ所属した小児科の現実。
二つの現実が斉藤に教えたのは、システムの制約の中でしか
医師は腕を振るえない、という事だった。
告知、抗がん剤、転移、再発・・・がんはあきらめざるを得ない運
命なのか。
がんを患い、心をさまよわせる「普通」の人間たちを前に、斉藤に
は何ができる?
日本中をうならせる大ヒットリアル医療ドラマ、「がん」を描く!
(From amazon)
■感想
最後(13巻)にまとめて記載。 -
医療系のマンガです。Kindleで読んでみました。一晩でシリーズを読んでしまいました。面白かったです。
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今度は「小児科」での研修と「外科」での研修の始まり。
この「小児科」の話は実際描かれてたのが2002年かな。
奈良救急不搬送事件が起こってマスコミ的にも「小児科医不足」がクローズアップされるのがたしか2006~7年頃か。
そして、治験が遅すぎて使えない抗癌剤ばかりという話。
今となっては、どれもかなり表面化した話で衝撃は感じないが、このマンガの影響ということか。
「小児科」の話もいい。
「外科」の話は、次巻にも続く模様。 -
前半は、小児科編
「目の前の患者に責任を果たせない者に
医者である資格はありません
受け入れは、物理的に不可能でした
努力や根性で解決できる世界じゃない
要するに君は
自分がそんなことに加担したと
思いたくないだけじゃないですか?
僕を否定することで
自分を正当化するなら
それはただの自己満足です」
「小児科を続ける理由はなんですか...?」
「僕がやらなきゃ、誰がやるんですか?」
で、後半は、外科編
抗癌剤と緩和ケアがテーマ
「薬はあります
だけど、あなたには使えません
知っても地獄...
知らなくても地獄...
(コーヒーを2杯注いで)
選べよ
お好きな方をお取り下さい
中に入っているのは
どちらも”絶望”です」
「彼女はいるの?
色気のないやつはダメさ
恋愛能力は医者の重要な要素の一つだ
恋愛ってのは
コミュニケーションの最もたるものだからね
医者と患者も同じさ」 -
『医学は、自然に抗う学問である。』