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感想・レビュー・書評
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精神科医編。酷い時は幻覚や幻聴が起こり、これもかなり深刻です。。
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精神疾患に対する世間の偏見とそれをつくるマスコミと体制のことまで描いている。これは凄い力作!
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■書名
書名:ブラックジャックによろしく 11 [Kindle版]
著者:佐藤 秀峰
■概要
「精神障害者を装えば無罪になると思ったんでしょうね・・・」
連日のマスコミ報道が、精神科の病棟に波紋を広げていく。
伊勢谷は報道に含まれた嘘に気づき、ある推論を門脇に伝えた。
「男が殺人を犯したのは病が原因ではない可能性があります・・・」
詐病疑惑。その可能性を追い、門脇は取材を開始する。
しかし精神病弾圧の流れは、一人の記者に止められるものではなかった。
そんな中、事件報道を見て混乱した小百合は、自責の念にかられて
しまう。
精神障害者に容赦のない冷徹な視線が浴びせられる!!
(From amazon)
■感想
最後(13巻)にまとめて記載。 -
医療系のマンガです。Kindleで読んでみました。一晩でシリーズを読んでしまいました。面白かったです。
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新聞記者の密着も絡みます。
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精神科編
新聞の需要と供給...
医療観察法
無抵抗という抵抗
「絶対的な正常というものはありません
多数派が正常
少数派は異常
ただそれだけのことかもしれないんです」
「政治家なら精神障害者を差別しても許されるんですか?
テレビや新聞だったら何を言っても許されるんですか?
子供を殺された親だったら
誰かを傷つけても許されるんですか?
人を傷つけて平然としていられるなら
皆 あの男と同じじゃないですか!?」
「政治やマスコミは別としても
遺族の感情は責められるべきものではありません
君こそどうなんですかね?
患者を傷つけられたら
何を言ってもいいんですか?」
「家族は気の狂った身内を
人の目から遠ざけるために金を払い続け
病院は 金を生み続ける患者を
”固定資産”と呼びました
精神病院は一度入院したら出られない
それが 一昔前の常識です」
「私は ただ淡々と患者を治療し退院させます
日本の精神病院には、本来 入院の必要がないのに
入院している人が およそ40万人います
退院しても行き場のない人
家族の元にすら居場所がなく
病院にいるしかない人が40万人もいるのです
私は 一人一人を退院させていきます
仮に彼らがホームレスになろうと自殺しようと
それは医者の責任ではありません
社会の問題だと思いませんか?」