スローターハウス5 [Kindle]

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  • 早川書房 (2013年2月28日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (78ページ)

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スローターハウス5の感想・レビュー・書評

  • Kindleで。

    ドイツに捕まったアメリカ人捕虜、ビリー・ピルグリムが主人公だが、モデルは著者自身で、実際の捕虜体験をベースに書いているとか。

    カート・ヴォネガットの最高傑作と言われたりするが、良さがちょっとわからなかった。

    「そういうものだ。」ということで。

    ---

    わたしは知的生命の存在する三十一の惑星を訪れ、その他百以上の惑星に関する報告書を読んできた。しかしそのなかで、自由意志といったものが語られる世界は、地球だけだったよ

    人生について知るべきことは、すべてフョードル・ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』の中にある、と彼はいうのだった。そしてこう付け加えた、「だけどもう、それだけじゃ足りないんだ」

    思うんだがね、あんたたちはそろそろ、すてきな新しい嘘をたくさんこしらえなきいけないんじゃないか。でないと、みんな生きてくのがいやんなっちまうぜ

  • 死ぬ人。
    人を死に至らしめる人。
    それを見ている自分。
    その死をまったくあずかり知らない、あかの他人。
    それらすべて含めて、So it goes.
    果てしなく広い宇宙の中で、生まれて死ぬドラマのちっぽけさ。
    こりゃあいったいなんなんだ?
    と理不尽さを笑いながらも、
    この世が良くなることを決して諦めていない、作者の強い志を感じる。
    こういうおっさんになりたい。

  • 戦争の話。単純比較できんけど、広島や長崎の原爆よりも多くの人が命を落としたというドレスデンの空爆を体験した人の話。そういうものだ。年代はすぐ飛ぶんやけど、妙に淡々と語られている。昔のタイトルは屠殺場五号といったらしい。

  • 何度読んでも面白いものは面白いもの。
    ただ、寓意による皮肉と、意識の流れの両立のために、これほどプロットを作りこんだのはすごいが、それが文学性につながるとは限らない

  • 「そういうものだ」という言葉で、重いテーマである戦争、死を軽妙に伝えてくれる。重さを感じられない軽さ。
    色んな時代に時間旅行する主人公がたくましいのか弱いのか。どの時間が正しいのか正しくないのか分からなくなる世界が面白い。
    ドレスデンの悲劇に対して広島の原爆がちっぽけなもののように書かれていて残念だったが、おおらかに解釈しようと思った。

  • 初カート・ヴォネガット・ジュニア 。飛行機の中で読了。
    講演集とかは読んだことあったけど。なんで今まで読んでなかったんだと後悔する気もあるけれど、でも、今だからこそこれだけ刺さったんだろうなあ、という気もする。

    著者本人のドレスデン爆撃での体験を踏まえつつ書かれた本。
    記憶が時系列に関係なく再生される主人公。第二次世界大戦での経験、その後の成功した眼科医としての生活、そして宇宙人にさらわれた事件や飛行機事故等の経験が前後のつながりなく、描かれていく。主人公は自分が死ぬその場面のことも知りながら、過去の記憶の中を延々と生きていく。
    人の死に関わる場面で必ず挿入される「そういうものだ」というフレーズが印象的。
    飛行機事故に巻き込まれた主人公の元に、駆けつけた婦人が自動車の中で一酸化炭素中毒で亡くなる展開の中で、主人公が財産目当てとも思われかねないような不美人の奥さんのことを、本当に愛していた描写が出てくるのがとても切ない。

  • 今夜の論題は、小説は死んだか、であった。そういうものだ。

  • オリジナル1969年。翻訳版1973年刊行。

  • 変えることの出来ない物事を、
    受け入れる落ち着きと、
    変えることのできる物事を、
    変える勇気と、
    その違いを常に見分ける知恵とを、
    さずけたまえ。

    変えることのできない物の中には、
    過去と、
    現在と、
    そして未来がある。

    So it goes.
    そういうものだ。

  • 運命は荒れ狂い、人はそれに翻弄され続ける。まあ、そういうものだ。どうせこんな本読んだって、次の日には腹いっぱい飯食って糞して寝て、内容なんて忘れちゃう。安全な先進国に住んで、戦争反対を叫ぶほど気持ちのいいマスターベーションはない。とにかく、インテリなリベラルが書いた小説なんて迷惑なもんだ。お前のことだよ、ヴォネガット。この本を再読して分かったのは、ヴォネガットも他の作家と同じく、デブでマッチョ志向なヤンキーが嫌いだ、ということだ。そういう奴は本読まないしね。でもウェアリーは南部出身じゃないんだね。

  • 物凄く久々に、Kindleで再読。電子ブック偉大。

  • 遥か昔に読んだ本。読み返そうとしたら手元に見つからず、気にしていたところにamazonからお知らせメールが。しかも超特価!渡りに舟で購入しました。

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