天冥の標Ⅳ 機械じかけの子息たち [Kindle]

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著者 : 小川一水
  • 早川書房 (2013年2月27日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (331ページ)

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天冥の標Ⅳ 機械じかけの子息たちの感想・レビュー・書評

  • このシリーズは各巻の内容の振り幅が大きい所が魅力。4巻は恋愛小説もしくは官能小説寄りのサスペンス。
    "ハニカム"という施設内で話が進むので前巻のような冒険色は薄い。しかし、前巻と相変わらずキャラが魅力的。
    一途なアウローラ、ヤンデレお姉さんゲルト、Sの振りをしたMっ娘ルンゼ、男勝りなスキットル、主人公にとっての憧れ凛々しいお姉様グレア

    恋シミュゲームができちゃいそうな豪華さ。

    あとね、グレアとエランカってたぶん似てたんだろうなって思いました。肌の色とか、リーダー気質なところとか。

  • 畳み掛けるような性的描写に圧倒されたけども、「人間とは何か?」と問いかけられたと感じた。

  • 冥王斑感染者のコミュニティであるところのいわゆるプラクティスの一員であったキリアン・クルメーロはあれやこれやの経緯からラバーズを名乗るサイボーグ達のコミュニティに保護されることになり、このラバーズ達は実のところプラクティスにちょっとした図々しい依頼を企んでいた背景のあるところから、キリアン・クルメーロを歓待し、キリアン・クルメーロにラバーズとプラクティスとの橋渡し役を担ってもらおうと企むが、実のところラバーズ達の正体は大師父と称される匠が創り上げた「性愛の奉仕」をもって仕えることを使命とするサイボーグ、つまるところはセックスを提供するためのサイボーグであり、しかもそれこそが己の存在理由であると信じて疑わない些か単細胞すぎて頑固すぎて、何より生真面目すぎる連中であったので早速に性愛の奉仕によってキリアンをもてなそうと画策し、一方のキリアンの方はどうやら「セックスのことしか考えていない」という恥ずかしい分析判断をくだされる程に下半身の衝動の奴隷であったので、己のパートナーとしてあてがわれた2人の美少女アウローラとゲルトルッドとあんなことやこんなことや次々と羨ましいことを重ねていくうちに、何やらセックスを通じたある種の悟りへの手がかりらしきものをつかんでいく。

    セックスについての小説である。

    作者は明確に大胆に作品の主題を明示して、恥ずかしげもなく次々と場面を変えては主題の変奏を繰り返し、その筆には迷いも躊躇いもなく、生き生きと美しくさえある文体が繰り広げられる。

    明らかに作者はこのちょっと毛色の変わった官能のエンターテイメントを心から楽しんでいる。

    あっちにラゴスがいたり、こっちにダダーらしき存在?がいたり、もちろんシリーズの登場人物はそこかしこに顔を見せ、この変てこな物語もまた大きな主題の一部であることを窺わせるが、そうはいっても番外編として切り離して読んでいいくらい他とは色が違うと思う。

    話のスケールもどこか牧歌的で微笑ましくさえあるし、性のテキストを自在に操る作者の妙技も見事なばかりで、明らかにこれは素晴らしい作品である。

    ただ、内容が内容だけに電車とか喫茶店内で読んでると無闇と周りの目が気になったりするのは困るといえば困る。

  • 今度はラバーズの話
    これがまぁエロくて、読むのに凄く時間がかかった
    内容はSFしてて良かったし、そういう事だったのかと合点が行く結末でもある
    がまぁちょっと中身が薄いというか?こう延々としなくても意外とあっさりまとめられたりして

  • 喫茶店で読みました

    喫茶店で読むのにちょうどいい

    私に至福の時間を提供してくれる作品群

  • 天冥第5段。 かなり間があいてしまった。実に官能的。数年分のそういった成分文章を一気に消化した感じ。 前回とはうって変わって、究極の性愛を求める物語。その先には哲学的なものさえ存在する。たった一人を満足させるために生まれた者。彼女が時折みせる本心。それは実に残酷。しかし、幾多を乗り越えて、次第にそれは本物の愛へと育っていく。 自分の見たくない汚れた部分。心の内に隠したものは、誰にも触れられたくはない。それでも厳然と存在する。その先に真の愛があるとしても、人は迷う。 「私たちは親からはぐれた迷子なの」

  • 9784150310332 の電子書籍化。

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