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- / ISBN・EAN: 4988632145640
感想・レビュー・書評
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★5は明らかに過大評価しすぎ、★4ぐらいだけど、相葉ちゃんと多部ちゃんって誰得だよ!俺得かよ!
ドラマに疎いので『ラストホープ』ってタイトルすら知らなかった。2013年だからもうだいぶ前のやつですね。
期待せずに観たんだけど、かなり面白かったと思う。ドラマの定番ジャンルってどんなのがあるかなと考えると、刑事や探偵もの(ミステリ)、最近だとリーガルもの、学園もの、F1層向けOLお仕事&恋愛もの、そして医療ものは鉄板。
このドラマは最先端医療のお話。iPS細胞など再生医療が注目されてきたので、そのへんをテーマにしていて、最先端医療を駆使して患者の命を救うチームが結成された。なので、医師の倫理観の話もありつつ、近未来SF的でもある。
このチームのメンバー、キャストがすごく良い。相葉ちゃん、多部ちゃん、田辺誠一画伯、小池栄子、北村有起哉、そして小日向文世。
脇役やゲストも豪華すぎて毎回びっくり。桜庭ななみ江口のりこ前田亜季平田満ちはる吉田羊、そして俺たちの吹越満と鶴見辰吾!
特撮オタク的には神尾佑!団時朗!要潤!窪寺昭!そして俺たちの池田成志!!高橋一生!!
さらにドMの高嶋兄!
と、全方位ぬかりない布陣……。
好きなキャストがここまで大量に出るドラマは初めて観た……。
こういうドラマは、チームのキャラが面白いのが重要なのだけど、それぞれが暗い過去を背負っているという設定。過去の記憶が時系列シャッフルされてて、最後までドラマを引っ張る。
と、良いところばかり書いたけど、時系列シャッフルはよくある手法だし、大風呂敷を広げて最後になにかあるかと思わせといて拍子抜けする。最先端医療ものだから説明ゼリフがすごく多い。
そのへんをツッコミつつ、メタ視点で見るとかなり楽しめると思う。
ちなみに脚本の浜田秀哉さんはこの作品で市川森一脚本賞を受賞したらしい。
このドラマの前に2017年の『貴族探偵』を観たんだけど、相葉ちゃんが貴族とか全然似合わなくって。『ラストホープ』では町医者役、相葉ちゃんはやっぱり庶民派の役がすごく似合う。
多部ちゃんは感情を表に出さなくなったクールな役どころだけど、どうやってもかわいい。安定のかわいらしさ。
キャストがすごく良かったから、このメンツで続編も作って欲しかった。けど脚本的にも、キャスト的にも皆ものすごく人気だから、もはや無理だろうなあ。詳細をみるコメント0件をすべて表示