王様の仕立て屋〜サルト・フィニート〜 1 王様の仕立て屋～サルト・フィニート～ (ヤングジャンプコミックスDIGITAL) [Kindle]

著者 : 大河原遁

• 集英社 (2004年1月5日発売)

感想・レビュー・書評

[あるふぁさんの感想 · 2017年6月25日]

ナポリで流しの仕立て屋をする織部悠。腕前はピカイチだが、性格には難が多々あり。「体に合わない服は動く度に体を締めつけてしまう。意識しない程、些細な違和感も毎日積み重なると結構なストレスになるのさ」自分の肩こりの原因!は、さておき。「一着として同じ服を縫えた事はないし、これからどんな服を仕立てる事になるか全く予想できないと言います」だから楽しい。そういう仕事をしたいさね。「重い記憶を捨てちまえとは言わねえが、ひまわりは明るく前向きに咲くもんだろ」偏屈だが、非道ではない悠。こういうややこしい人、嫌いじゃない。

[toyobenさんの感想 · 2013年4月6日]

絵が特別上手いとは思えないし、同じ絵を何箇所も使いまわしていて、手抜きの感がするけど、主人公とその周りの登場人物のボケとツッコミが自分の笑いのツボにどストライクで、思わずはまって一気読みしました。コミック32冊の保管場所が確保できなかったので、kindle版を購入しました。やっぱりkindle便利です。