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- / ISBN・EAN: 4988104076694
感想・レビュー・書評
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絵が綺麗で曲が素敵で、引き込まれる作品でした。
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Amazonプライム。
曲が好きで観たかったのでラッキー。
学校ものには興味ないけど、だからこそ先生の顔に見覚えがない主人公に激しく共感(笑) -
ほんとに絵がきれい。新宿をあんな風に描けるとは。
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見終わった
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梅雨の季節になると観たくなる。
何回見ても切なくて愛しい映画。 -
No.21 / 2o17
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君の名は。よりこちらの方が好みだなあ。足を計るシーンがどう考えてもフェティッシュでエロティックです。ぜひ雨の日にサントラを聞きたい。
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秦くんカバーの「Rain」(原曲は大江千里氏)
これまでのカバーで断トツにすき
声も曲調も秦くんに似合いすぎてる
ストーリーは割とあっさりしていて
途中から予想もできてしまうけど、
とにかく絵が美しい
雨の日もいいなあと思わせる魅力がある -
雨が降るのが 美しいと思ったのは始めてだ。
映像のすばらしさに、驚く。
風に揺れる樹が池に触れんとする風情。
緑の豊かさ、鮮やかさ。
そこに、雨が 降り続ける。雨の物語なんですね。
雨がおおい 梅雨の時期。(設定もうまい)
15歳の タカオくんは、雨が降っているので、
学校にいくのをズルして、公園のあずま屋にいく。
そこに、先客がいた。
チョコレートをつまみにビールを飲んでいる女性。
『なるかみの すこしとよみて さしくもり
あめもふらぬか きみをとどめむ』
と言って、女性は 傘をさして 出て行った。
印象的な出会いと印象的なメッセージ。
万葉集は 恋の歌 である。
その出会いは 雷が落ちたようだった。
そして、あなたに 雨宿り したいなぁ。
とも受けとれる 意味深な 歌である。
タカオくんは 雨になると 公園に行き、
名も知らない彼女に 会いにいこうとする。
純粋で、まだ なにもしらない 恋心未満。
タカオくんは 手づくりの靴をつくることが夢だった。
弁当を持ち寄り、タマゴをほうばる タカオくん。
タカオくんは、雨宿りの女性に 足を計らせてもらう。
たぶん、はじめて ふれる女性なんでしょうね。
いつの間にか 梅雨が 終り、夏になり、雨が降らない。
タカオくんは 簡単にスマホでラインなんかやらない。
だから、雨を 待つしかないのだ。
ところが、雨宿りの女性は、自分の学校の古文の先生だった。
生徒にいじめられて、登校拒否の教師だった。
そして その先生が 学校を辞める時に 廊下ですれ違う。
タカオくんは はじめて、ユキノという名前を知る。
それを知って、タカオくんは 3年生の生徒に 抗議をしにいくが
あっけなく、殴られて 負けてしまう。
待望の雨が降った。
15歳の生徒タカオくん。27歳の教師であるユキノ。
二人は 雨の公園で 出会う。
タカオくんは 返歌を 謳う。
『なるかみの すこしとよみて ふらずとも
わはとどまらん いもしとどめば』
あなたが いてと言ってくれれば、いるのに。
好きだけれど 『好き』とはいえない 距離があった。
二人の間に 雨が降るが 雨は 二人を はなさざるを得ない。
雨は やさしく、そして つめたく 降り続ける