劇場アニメーション『言の葉の庭』 DVD

監督 : 新海誠 
出演 : 入野自由  花澤香菜 
  • 東宝
3.74
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本棚登録 : 1774
感想 : 337
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988104076687

感想・レビュー・書評

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  • うまく言えないけど、あーもー!好き!ってなります。

  • 新海誠作品は絵や話の雰囲気がビミョウに水が合わないなと思っていたけど、これはテンポよくて見やすかった。

  • 最近この監督の作品はあまりピンと来ないものが多かったのですが久々に新開作品らしい切なくも綺麗な作品です

    時間も長くは無いですが見やすい時間で見れます

  • 実写のような風景画が凄い。
    自然をアニメで描くって凄いなぁと。

    そして自然だけではなく人物や心理描写も丁寧に描かれる。
    「夜眠る前、朝目を開く瞬間、気づけば雨を祈っている」という主人公の気持ち。
    観ている方もそんな風に思わされる。
    万葉集の歌を題材に美しいストーリーは、さすが新海さんという作品に仕上がっている。

  • 梅雨の雨から夏のゲリラ豪雨(おまけの雷鳴)、秋を飛び越えて冬の雪
    空から降る雫が美しいと思う映画だった

    ふたりが年齢や職業なんてものを意識せず
    ただのふたりとして出会えたことを
    うれしいと思う

    エンディングの歌 どこかで聞いたことあるなーと思っていたら
    大江千里のRainだった
    メロディと歌詞が心に沁みた

  • 実写か?!と言うくらいに美しいアニメ映像。

    登場人物のセリフを少なめに抑えている代わりに、風や雨の動き、四季の移り変わりの美しさが感情のようにものをいう。

    特に雨の描写が美しいけれど、自然の描かれ方が、いちいち「あー、分かるわー」といった感じでスッとなじんでくる。それくらいに「アニメ」を意識させない。

    何かの賞をとったと言うネットニュースをみたことあるけど、めちゃくちゃ納得です。

    2人の年の差設定も個人的にとても好みです。身にしみる…。

    あ、もう一つ。私も金麦飲みながらこれ観てた
    f^_^;)

  • 描き込まれた背景が美しい。

  • 静かに激しく成長する主人公。
    どうにかして大人になろうと足掻く孝雄にジーンときながらも、百香里との恋の行方も綺麗に描いた作品。
    大人な恋愛でありながら、エロさもなく純粋。
    とても良い作品でした。

  • まんまと泣いてしまったけど。

    高校の古典教師で、しかし学級崩壊で会社に行けず、おそらくうつ病、雨の日には公園で朝からビールをあおっている27歳のゆきのが、偶然靴職人を目指す生徒(主人公)と雨の日に巡り合い、心を重ねていく話。

    ゆきのと主人公のパートではゆきのはミステリアス美女なのに、ゆきののパートになると、なんていうか思いっきり等身大で、あー、こういう人いるな、いるいる、と思わず納得してしまう等身大のダメさ加減がすごいリアル。落ち込んで引きこもって、人の優しさにも不信感を重ねているようで、優しくされている自分が一番不信だっていう感覚はすごいあるある。
     まだ治癒の途中のゆきのが手に取ったファンデーションを取り落として割れてしまい、そこで硬直してしまうシーン。あれもすごくリアル。あの、ものがぱって壊れたとき、沈み込んだ心にものすごい重い鞭を撃たれたような感じ。

    主人公は、要は天澤聖治くんをバイオリニスト志望から靴職人志望に変えて、無気力さを3滴くらい落としたキャラだけど、彼の「自分にわかっていることは二つだけ、一つはゆきのにとって自分は単なる高校生のガキであること、もう一つは、ゆきののいる仕事や社会という世界は自分には遠いもので、自分を日常ではない遠くへ垣間見せてくれるものは、靴を作ることだけ」(うろ覚え)っていうセリフもすごく的確で、琴線に触れる。

    惜しむらくは、これ、ハッピーエンドにする必要なかったんじゃないかな。
     主人公がゆきのに告白したとき、ゆきのが「ゆきのさんじゃなくて先生でしょ」と告げ、拒む。ここで、落ち込んで主人公は去ってしまうけど、ゆきのの立場になったら、やっぱり普通こうなるよね。10歳も下の、ものもわかっていない、高校生の初恋というものがいかに不確かなものかくらいこの年の女性ならわかるし、ゆきのは愚かではあるけど、そういうのが分からないタイプの愚かな女ではないし。
    で、このときの主人公に追う力も、そのあとの微妙な男女の機知をやりくりし、ゆきのと徐々に心を近づけていく力はないんだよね。この年じゃ。しかもたぶん初恋じゃ。で、このゆきのって人は、たぶんそういうことができない人には、距離を置いて終了するタイプの人間なんだよ。それこそ、主人公が逆切れして叫んだ「あんたはそうやって、人に自分の気持ちを話すこともない人間なんだ!」ってセリフが全く持ってその通りなタイプだもの。
    そこを裸足で雨の中追いかけるのは、物語中の「靴がなくても歩けるようになるために、公園にいた」のセリフが伏線となっていはいるのだけれども、でもたぶん、ふつうこのタイプの女性は、絶対追いかけない。奇跡が起ころうとも。
    でも、そうはいってもゆきのが降る瞬間キーって歯ぎしりしちゃった視聴者的にはありがたい展開と言っちゃそうではあるのだけれども、でも、たぶん最後の展開ない方が、作品としては良かったんじゃないかな。

    あと言うまでもなく、絵とカメラワーク(ってアニメで言わないのかな)はすごい。
    水滴の美しさ、破門の美しさ、さらさらとなる葉、なんていうか雨をここまで味わい尽くせる映画も珍しい。

  • 雨の描写がステキ。

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著者プロフィール

1973年生まれ、長野県出身。
2002年、ほとんど個人で制作した短編作品『ほしのこえ』でデビュー。
2016年『君の名は。』、2019年『天気の子』、2022年『すずめの戸締まり』公開、監督として国内外で高い評価と支持を受けている。

「2023年 『すずめの戸締まり(1)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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