月刊かがくのとも 2008年11月 でんちゅう

著者 :
制作 : 福音館書店 
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感想 : 5
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感想・レビュー・書評

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  • ☆2021.12 3年生 読み聞かせ☆
    冒頭、「あ!縦!」と縦に開くのを見て新鮮に感じたこどもがいたようだ。確かに縦長の構図が電柱研究(?!)にぴったり。電柱の足元から上へ上へと見上げていくような展開がなんともニクい、よくできた絵本だとつくづく思う。
    大人でも耳慣れない用語も出てくるが、説明は平易さを心掛けてあって、ユーモアもある。身近なものへの興味をかきたてられ、新しいことを知る喜びが味わえる、こういう科学絵本、いろんな子に読んでほしいなぁ、と思う。

  • もう大人だけど、こんなにマジマジと電柱の下から上まで注目したのは初めてかも。
    一番下に巻かれているぶつぶつの貼り紙防止シートから始まって、黒と黄のしましまの電柱標識防護板、電話線、引き込み線、変圧器、高圧線…電柱の天辺を目指しながらそれぞれの部分や役割が説明されていく。
    縦にめくっていくページの構成も高さがある電柱の説明を際立たせていて工夫が感じられるなぁ。
    電気がどうやって家にくるか知りたがっていた6歳の息子は読み聞かせにガッツリ入り込み、初めて知る電柱のいろいろに驚きっぱなしだった。

  • 《コメント》
    小学校低学年に向けて読みたい本。日々の生活の中に当たり前のようにあることを深く学ぶことは非常に興味深いだろうし、学びのきっかけとしては最適であると思う。

  • 4歳2ヵ月
    『でんちゅう』

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著者プロフィール

野坂勇作 1953年、島根県松江市生まれ。広島で育つ。多摩美術大学工業デザイン科中退。その後、佐渡島で農業に従事するかたわら、ミニ・コミ誌「まいぺーす」を編集。絵本『ちいさいおうち』(岩波書店)に再会することで、絵本を描きはじめる。主な作品に『あしたのてんきは はれ? くもり? あめ?』『しもばしら』『どろだんご』『でんちゅう』『オレンジいろのディーゼルカー』『あめのひのディーゼルカー』『すすめ ろめんでんしゃ』『分水嶺さがし』(以上、福音館書店)、『うたえ ブルートレイン』(金の星社)など。鳥取県在住。

「2018年 『にゅうどうぐも』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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