講演録 若者よ、アジアのウミガメとなれ [Kindle]

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  • ゴマブックス株式会社
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  • リョーマ→日広→GMOにExitした加藤さんの講義議事録。さらっと読めます。

  • 【通常と非日常の違い】
    今までに選んだ道、既に上手くいっているやり方を選択することで得られるものは「失敗しない」こと。それ以上のものは残念ながらない。ドキドキすること、ワクワクすること、まだやったことのない経験だからこそ、新しい発見、感動がある。

    【ホーチミンのバイクの行先】
    ホーチミンでは、朝から晩までバイクがものすごい量走っています。狂ったようにバイクが走っています。ある朝、朝の5時にバイクの音がうるさくて起きてしまった日のこと。「なんだ?どこに行くんだ?」と起きて、現地の人に尋ねたところ、「どこにも行かない。ただ朝が来て嬉しいから走っているんだ。朝が来たことを喜んでいるんだ。」と笑顔で答えられた。日本では考えられないけれど、途上国の熱気のあるアジアはまだそういうもんだということを痛感させられた。

    人間、年をとると、無意味なことをしたくなくなる。目的のない行動をとりたくなくなる。燃費がやけに良くなる。逆を言えば、若いうちは生きる意味や目的がはっきりしなくてもいい。ぼんやりしててもいい。意味もなく走れる場所がなくなった段階で、人は年老いていくんだと感じている。妙に計算高くなって、訳知り顔で、人生を皮肉るにはまだ早い、のです。

    キーワード:若いうちに「ムダ(と思える)」経験を多く積むこと

  • 大学生の時から起業、そこから広告会社の日広をつくり、今はシンガポールで企業の支援をしている加藤順彦さんの本。神戸大学で行なわれた講演を文字に起こしている。

    繰り返し述べているのは、成長の波を掴むことの大切さ。事業が伸びるのは、その会社や経営者の力ではなくて、その事業が産業として伸びているから。
    そして、その産業の伸びがあるのはアジア。くしくも海外で起業する日本人は少ない。だからこそ、アジアに出ていこうっていう話。

    ウミガメってのは中国のウミガメ族のこと。アメリカで起業して、中国に凱旋してくる人のことを指す敬称。

    短時間でまとまっていて読みやすい。
    でもシンガポールで事業をされた経験が聞きたかった。

  • ・著者のここに至までの話が楽しく、人間味溢れた本
    ・元気、活力をもらえる
    ーーーーーーーーーーーーーーー
    ・商売の秘訣はただ時代の波に乗る!
     (成長しているところでやる)
    ・「既得権益」の壁

  • 現在はシンガポールで起業家支援を行っている著者の12年12月に行われた講演記録です。

    実体験に基づくその主張はとても歯切れがよく、勢いのある業界、集団を見極め、属すること、それが今は東南アジアなどの新興国での仕事だといいます。

  • ベンチャーならグレーゾーン
    ここになぜか違和感を感じた。

    シンガポールぜひいってみたい!

  • 愛読中のブログで紹介されていた本。出張時にふと読みたくなり、Amazonで購入しKindleで読む。こういう時、電子書籍は便利だ。
    さまざまなベンチャーを経験した著者が海外起業を推奨する。めざせ世界!やや本気で思う。

  • 大手が参入しにくい産業の成長の波に乗って成功や失敗を繰り返してきた著者。体験談をふんだんに踏まえ、日本の若者に対し、海外での活躍をエンカレッジし、促す講演録。
    主にベンチャーや海外事業に興味がある大学生向け。

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