ねらわれた学園(通常版) [DVD]

監督 : 中村亮介 
出演 : 渡辺麻友  本城雄太郎  小野大輔  花澤香菜 
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4534530066381

感想・レビュー・書評

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  • 『ねらわれた学園』の原作バージョンとは別だと思って見たほうがいいんじゃないかなと思いました。原作はSF&社会問題(学校問題?)がメインでしたが、こちらは青春&恋模様がメインでした。SFもありましたが伏線がちらちら出てくるだけで、明かされないものも多いです。

    映像は綺麗ですし、セリフもとても選ばれてるなという印象でした。名言になりそうなものも多かった。
    ただちょっと伏線がわかり辛い(ところが多すぎる)のと、映像が綺麗すぎて目が悪い私はちかちかしました(苦笑)

    ストーリーは、ものすごくラノベっぽいですが、それに抵抗がなければ楽しめます。主人公二人組(とくに京極)の葛藤とヒロイン二人組の葛藤はとても切なかったです。主人公が気が抜けているのは始終変わらないのですが、京極に「勝負しろ!」と言われて「明日海行こう」と切り返す性格はなかなかないと思います(苦笑)だからこそヒロインちゃんは彼が好きなんでしょうねぇ。。。ヒロインの「能力」もさらりと語られてましたが、伏線の回収が(私が理解できてないだけかもしれませんが)なかったようですので疑問がちょっと解消されなくてモヤモヤ……。

    が、それを抜いてもよかったと思いますし、声優さんもよかったです。

  • 第一印象はめちゃくちゃきらきらしてるなぁ、というもの。
    画面として例えば海や木漏れ日、カメラのフレアといった光が存分に取り入れられている。色鮮やかで、少し眩しすぎるくらいの演出はある意味青春を象徴しているような気がします。そしてこれは実写では、文字では演出できない効果で、アニメーションとしての持ち味を押し出していると感じました。
    ストーリー的なもやもやはありましたが、公式HPの監督の特別対談(http://www.neragaku.com/special01.html)を読むとかなりスッキリしました。うーんあそこらへんのわかりにくいところってどうなの、って人には是非読んで、そしてもう一度見直してほしいなあと思います。

著者プロフィール

*同姓同名著者あり。

1. 中村亮介(なかむら りょうすけ)
1985年生まれの将棋棋士。著作に『中村亮介の本格四間飛車』など。

2. 中村亮介(なかむら りょうすけ)
小説家。代表作に『灰と幻想のグリムガル』。

3. 中村亮介(なかむら りょうすけ)
研究者。筑波大学ビジネスサイエンス系准教授。専攻は財務会計論・実証的会計分析・会計制度論。共著『財務制限条項の実態・影響・役割-債務契約における会計情報の活用-』によって第61回日経・経済図書文化賞を受賞。

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