V.T.R. (講談社文庫) [Kindle]

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著者 : 辻村深月
  • 講談社 (2013年2月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍

V.T.R. (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 先日読んで、とっても面白かった『スロウハイツの神様』のスピンオフ作品?
    『スロウハイツの神様』に出てきたチヨダ・コーキのデビュー作。
    という設定。
     
    『スロウハイツの神様』を読んでいる時
    こうちゃんの作品って、どんな内容なんだろうな~
    と思っていたので、その作品が読めてすごく嬉しかった。
    さすが辻村さん。読者の気持ち、よく分かってらっしゃいます。
     
    『VTR』は、さらっと読みやすく
    恥ずかしながらトランス・ハイがTだったとは、最後の最後まで全く気付かず
    種明かしの時には「おおっ!」とびっくりはしたものの
    作品自体に深い感銘を受けるまでには至らなかったかな。
    ティーやアール、SやJそれぞれの物語を
    もう少し掘り下げても良かったかなと。
     
    けれど、きっと辻村さんは、自分の作品でなく
    あくまでもこうちゃんのデビュー作として、作り上げたんでしょうね。
    本当に辻村さんという作家さんは魅力的です。
     

  • スロウハイツを読んですぐ、こちらも合わせて買っていたのだが、なかなか読めずに積んでいて思い切って読了。

    辻村作品は、凍りのくじらとスロウハイツの神様しか読んだことがなかったために、結構しんどいのでは?と読むタイミングをはかっていたが今作は身構えていた割にはとても楽しい冒険活劇のようで、気楽に読めたと思う。

    展開は想定ができてしまったものの、所々に散らばる伏線やテーマ、ロボットのシーンは切なく、読み終わった後はこれがチヨダコーキ作品かとほぉっとなった。
    何より、読者が期待しているのは赤羽環のあとがきだろう。
    読んでいるとスロウハイツを読んで衝撃を受けたことを思い出す。
    ページ数は多くないのに、一人一人の登場人物がなぜか想像できてしまう所が凄い。
    決して多くはない語りで、どんな人なのかを想像させてくれる。

    読んでいるとどこかでぐさりと、心を刺してくる。
    それはチヨダコーキ作品扮する今作も。
    それが辻村作品だと思う。

  • 面白かったけどいちばん読めてうれしかったのは解説かなあ。
    きっと環たちと違って、現実にチヨダコーキがいたとして、わたしは読むと思うけどどっぷりはハマれない。でも「抜ける」こともない気がする。なんとなくだけど、いちばん多い読者層である中高生のときではなく大学生以降に初めて読んで、それから時々読んで、ああこういう一冊を必要とする人がいるな、と思いながら楽しむ気がする。全くジャンル違いなんだけど、漫画『魔人探偵脳噛ネウロ』のアヤ・エイジアの歌のような?
    作家の人が出てくる作品大好きなので、こういう作中作、もっと増えてほしいです。

  • 辻村さんの作品だけど、チヨダコーキの作品だからか、語り口が新鮮でした。普段は全く読まないのですが、こういうのがライトノベルなのかな??
    最後のオチというか、持っていき方がすごく好きです。
    スロウハイツを読んだ方は絶対読むべき。

  • 辻村深月さんの「スロウハイツの神様」に登場するチヨダコーキのデビュー作品「VTR」読了。『マーダーライセンス』政府公認の暗殺リストをもとに暗殺が繰り広げられる世界の物語。成績優秀な美女アール(R)、そのヒモのティー(T)による優しさ漂う不思議な恋愛小説。「スロウハイツの神様」の内容が反映されてます。解説が赤羽環さんなんです。チヨダコーキへの好意が綴られていて楽しい♪辻村さん好きな人は読んでみる価値ありですよ。

  • 『スロウハイツの神様』のスピンオフ話。中高生に絶大な人気を誇る作家チヨダ・コーキが高校2年の時に新人賞を受賞したという設定の本。ちょっと物足りない感じだけれど、それもデビュー作という前提であえて物足りなさを狙ったのかも。

  • 「中高生のバイブル、しかも高校生のデビュー作」(って設定)なので、
    この作家が書いたといって良いのか?
    「スロウハイツの神様」読んでないと意味不明になりますよ。

  • 環が愛したコウちゃんの本、手に取れただけでうれしい。
    コウちゃんのこと好きな人がこれを読んで、彼のことをもっと好きになってくれたら良いな。

  • 13/5/10 読了

    最初にラストまで読んだとき、ガンと頭を殴られたみたいな衝撃を受けて、もう一度読んでしまった。

    ティーとアールがたまらなく愛しくなりました。
    人を愛するって、すごい。

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