- Amazon.co.jp ・電子書籍 (164ページ)
感想・レビュー・書評
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スロウハイツの神様チヨダ・コーキのデビュー作。
コーキ版の表紙から環の解説まで楽しめる作品。
コーちゃんの作風がハードだったのが意外だったけど、面白かった。
短いのでさらっとスルッと読めた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『スロウハイツの神様』を読んでからの読了だったから、知り合いが書いた作品を読んでいる気分で不思議だった笑
合法殺し屋マーダーのティーが、たった1人心から愛したマーダーからの久しぶりの電話から始まる。
彼女の周りで何が起きているのかが、殺し屋がいる世界らしいコードネーム?のような名前の友人たちへの訪問で少しずつわかっていき、最後にかっこいい展開になった。
何を考えてるかわからないけど軽い男口調のティーの語り調でサクサク読めた。
文庫版だったから、本当のチヨダコーキの作品みたいに出版情報などもあり、赤羽環が解説だったのも世界観に浸れて良かった -
残念ながら、講談社ノベルズ版なので、環さんの解説はなし。読んでみたかったな。
全てTの独白というスタイルで進む。
ちょっと軽薄な感じがするTの独白。
Tが分かってることの半分は説明されるけど、半分はとばされるから、そっか!と思うことになるんだけど。
なぜ、Rがトランスハイファミリーを狙うのか、それが最後まで、わからなかった。自分の読みの浅さが残念。 -
辻村深月さんの「スロウハイツの神様」に登場するチヨダコーキのデビュー作品「VTR」読了。『マーダーライセンス』政府公認の暗殺リストをもとに暗殺が繰り広げられる世界の物語。成績優秀な美女アール(R)、そのヒモのティー(T)による優しさ漂う不思議な恋愛小説。「スロウハイツの神様」の内容が反映されてます。解説が赤羽環さんなんです。チヨダコーキへの好意が綴られていて楽しい♪辻村さん好きな人は読んでみる価値ありですよ。
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13/5/10 読了
最初にラストまで読んだとき、ガンと頭を殴られたみたいな衝撃を受けて、もう一度読んでしまった。
ティーとアールがたまらなく愛しくなりました。
人を愛するって、すごい。