新装版 ムーミン谷の彗星 (講談社文庫) [Kindle]

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制作 : トーベ・ヤンソン  下村隆一 
  • 講談社 (2011年4月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (220ページ)

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新装版 ムーミン谷の彗星 (講談社文庫)の感想・レビュー・書評

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  • じゃこうネズミから彗星が衝突すると言われたムーミントロールとスニフは、詳細を聞きに天文台へ旅に出る。

    スノークのおじょうさんや、スナフキンも登場して、絵柄も見知った姿に近づいたムーミンの原作2作目。
    彗星衝突の恐怖とかは当時の時代背景を感じるなぁ。

  • ストーリーを楽しむというより、各々のキャラクターを楽しむ作品でした。
    初めて彗星に遭遇したムーミンが仲間たちと旅したり、新しい友人ができたり。色んな出来事があるたびにキャラクターの性格がわかりやすくでていて、とても楽しく読めました!
    アニメを見ていた私は有名なスナフキンやスノークのおじょうさんとの出会いを読むことができて、とてもよかったと思います。

  • 基本キャラがみんな天然ですよね(^-^; 彗星がもうすぐぶつかる!っていうのに ムーミンママはケーキ焼いてるし。 なんかみんな幸せそうでいいですよね~。

  • ムーミン谷シリーズ、可愛い箱庭ゲームをより楽しむために、読み直し続行中です。

    この「ムーミン谷の彗星」、こどもの頃に読んだときの印象は、
    おなじみのキャラクターが出てはくるけれども全体的にとにかく暗~い、重た~い闇に包まれていて、「楽しい」んだか「悲しい」んだかよくわからない…
    というものでした。
    そもそも「彗星」が何なのか、私はわかっていたのか??疑問です。

    いま読み直してみて、その印象は間違ってはいなかったのだなと思いました。でも、あの頃には味わえていなかった魅力があるじゃないか!ということに気付いてちょっと興奮しています。
    (そしてゲームの方も、けっこう細かいところ小説に忠実のようで、ますます楽しめそうです!)

    (以下、ネタバレしちゃったらごめんなさい。)
    何が起こるのかというと、地球に彗星が近づいているのです。天文学者たちの功績によって、何月何日の何時何分に衝突するのかということも、誤差4秒という正確さではっきりしているのです。ムーミントロール(=ムーミンのこと)たちがそれを知った時点で、残り時間はあと五日(四日だったっけ?)。さてさてどうしましょう、というお話。
    ムーミン一家の他、ちびのスニフ、旅人スナフキン、スノークとその妹、ヘムル、じゃこうねずみ、といったキャラクターたちが登場するのですが、この地球滅亡の危機に際して各人様々な態度をとるのがたいへん面白いのです。

    広大な宇宙にとってみれば、自分が死ぬことなんてどうってことないのだと虚無的になる(ようなポーズをとりながらなんだかんだいって助かろうとする)者、

    どうするべきか会議を開いて考えよう、僕が議長と書記をやるが異存はないか、とやたらと議論したがる者、

    彗星のことは見たり考えたりしないことにして、自分をいちばん美しく見せるのは何色の花かということにこだわり続ける者、

    まだ見ぬ運命の女性にめぐりあってプレゼントを贈ってダンスを踊るために邁進する者、

    落ち着き払って息子のためにデコレーションケーキを作って待つ者、

    見つけた子猫が自分になついてくれるかどうかしきりに心配する者、

    終始一貫、彗星のことは気にも留めず、コレクションの切手のことだけを考える者・・・

    スナフキン初登場シーンや、ムーミントロールとスノークのお嬢さんとの出会いなど、人気キャラクターのみどころも満載ですが、すねるスニフや、理屈屋のスノーク兄の活躍もかなり面白いです。

    個人的には、ことあるごとに「横線か升目の入ったノート」を所望したり、引っ越しの段取りをまかされて「幸せいっぱい」になったりするスノーク兄に、おおいに笑いました。
    またスニフは、昔見たアニメではムーミンより図体の大きい困った弱虫という扱いでしたが、原作ではとにかく「小さい生き物」であるらしく、体の大きさの問題かどうかはわかりませんが、困った弱虫には変わりないものの、可愛い感じで、ずいぶんイメージが違いました。

    さて、彗星は、ムーミン谷は、地球はどうなったの?というところは読んでみてのお楽しみということにして、なんとまあみんな、淡々としているんだろう。
    随所随所で冒険はあって、はらはらしたりパニックになったりもするのだけど、彗星衝突という迫り来る(しかし避けられない)恐怖に対しては、もちろん怖いけど、必要以上に騒いでもしょうがないし、さあそろそろお夕飯にしましょうか、こうして今日という日も終わっていくね、という落ち着きが、全体に満ちていました。
    これがアメリカ映画だったら、愛・そして生きるために死ねますか、みたいなことになりそうなものですが、そういう盛り上げはなしで、じりじりと進みます。

    フィンランドといえば、ムーミン、キシリトール、サルミヤッキ、カウリスマキ、くらいしか知りませんが、暗くて淡白でくすっと笑えるところは、カウリスマキの映画に少し似ていたように思います。

  • 挿絵がかわいい

    が 改めて思う

    ムーミンて…なに…?

  • パンケーキが無性に食べたくなる小説

  • 小さな生き物が壮大な冒険をしていく姿が可愛くも、勇敢だとも感じます。
    ところどころ、登場人物たちがどうでもいいように呟くのに心に残る発言が、疲れている時なんかにはとても目にとまって考えさせられる作品です。

  • 『小さなトロールと大きな洪水』が出るまで、長くムーミンシリーズの第一作となっていた作品。
    スニフやスナフキンなどのお馴染みの仲間達が登場します。
    ムーミン谷に彗星が衝突する大ピンチ!?なのにも関わらず、どこかのんきなムーミン達に癒されます。

  • 請求記号・949.83/Ja
    資料ID・310007577

  • 僕の記憶の中のムーミンには3種類あって・・・全部アニメなのですが。

    「ねぇ、むーみん」の、初代。高山みなみの新ムーミン。
    もう一つ、なんだか恐ろしく絵本くさいタッチのアニメがあったような。

    そのアニメの彗星の話では、ムーミンの尻尾が金色になって、かなりお調子に乗ってはしゃいでいたような。

    そんな能天気かつ不気味なアニメとは違って、この小説は随分怖いです。

    物凄く暗いテーマに向かって、みんながめいめいの哲学に沿って行動する。最後まで行動しないのは、哲学者を名乗るキャラだけ。

    どうしようもないスニフに自分が重なって、読んでて辛くなるところもありました。あぁ、よかった!では片付かない、不思議な本です。

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