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感想・レビュー・書評
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乙武さんの本を読んだのは、武田双雲さんとの対談本以来だった。
他の著作は読んだことがないので、推測だけど、
これまでの彼の著作や人生のことが、時期に分けて書かれている(子どものころ、教師時代など)
うーん、
彼はそもそもものすごくポジティブで、(偏見を恐れずにあえて表現すると)障がい者が持つ後ろ向きな感情、どうしても自分に自信が持てない心情とは、それはもう子供のころから無縁で、
その前向きな姿勢がどうやって形成されたか、
周囲が彼とどう接したか、彼が周囲とどう接してきたか、
ということがわかる本で、
後ろ向きな感情を前向きにするとか、
前向きにさせるにはどうするかっていうことが書かれているわけではない。
彼の著作を読んだことがなかった理由は、
そういう前向きな彼の人柄や姿勢を述べている本だということが読まなくても伝わってくるだから。
自分の周囲に障がい者がいて、その人に、相応でいいから自分に自信を持ってほしいと思っている自分には、
そういう意味では、あまり参考にはならない本であり、障がい者である彼。
ただし、堅苦しく考えずに、
読んでいて、明るい気持ちでいることの大切さ、
「ふつう」の大切さ、
といった、肩の力を抜いて生きていくことを教えてくれる本であるし、
他の彼の著作(のタイトル)から受ける印象よりも、もっと広くたくさんの人に読んでほしい内容だと思う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ネット上だと賛否両論いろいろなことで話題になることがおおいおとたけさん。小学校のとき担任の先生が泣きながら五体不満足朗読してたの思い出す。自己肯定感があるひと強いって思う。答えのない問題に取り組む力を育むって大切だよなぁと。社会人になっていっそう強く思いまする。。。