みなさん、さようなら [DVD]

監督 : 中村義洋 
出演 : 濱田 岳  倉科カナ  永山絢斗  波瑠  安藤玉恵  志保  ナオミ・オルテガ  田中 圭  ベンガル  大塚寧々 
  • ジェネオン・ユニバーサル
3.35
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本棚登録 : 335
感想 : 72
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988102149574

感想・レビュー・書評

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  • コメディとか不思議系の話かと思ってたら違ったw
    いい話。乗り越えれてよかった。

    あんな狭い空間でも知り合いって結構できるんだなw

  • 団地の中だけで生きていく、というコメディ映画かと思って見ていたら、意外にも深い内容。
    全体的に面白いタッチで話は進んでいくけれど、最後はほろっと泣ける。やはり母は強いなと感じた。
    良い意味で期待を裏切られた作品。

  • 団地だけで生きていくと決めた男。
    荒唐無稽な設定と思いきやちょっと特別な理由ではあるが
    リアルな着地点が用意してあって説得力を持たせてあった。

    少々クセのある役者、濱田岳。
    この映画では彼の役者っぷりがたっぷりと見られます。
    大好きな俳優さんでしたから「うまいなぁ」と
    惚れ惚れしながら見ました。

    団地だけで生きる。
    閉塞感をイメージさせる設定ですが
    良くも悪くも屈託のない真っ直ぐさが救い。
    一所懸命に恋、トラウマ、勇気、母、友、敵に向かってゆく。

    小作品ではあるものの
    中村監督と濱田コンビにビシッとはまった
    良作であると思います。

  • 原作も良かった印象がぼんやりあるんだけども、映画の方も良かった!!

    12歳を素のままで演じる濱田岳に戦慄してるあいだに、あれよあれよと人が去っていきます。
    サキちゃんの「変わることがいいこととは思えない」という台詞にちょっと共感しつつ、やっぱり変わらずにはいられないんですよね人は。

    個人的に、観ていて苦しくなるくらいの映画の方がちゃんと観た気がしていい。観賞後にぽっかりと穴が空いた気分になるくらいのやつ。

  • 団地の階段を下りるだけだが本人にとっては本当につらいことだとわかる。自分もパニック障害なので、見ていてつらかった。薬を飲んでしまった。その描写はつらいが、あるきっかけで、何の問題もなく下りれた。そこで号泣した。自分も治るかもしれないようなスッキリした感覚になった。同じような人に勇気をくれるし、こういう一見元気だが病気があり、でも頑張ってる人がいることを、わかってもらえたらと思う。

  • 小学校卒業後、団地から出ないで生きると決めた男のお話。
    これだけ団地に色々あるとそういう気持ちになるかも…という頑固さなのかなと思っていたら、中盤で何故彼が団地から出られなくなったのかがわかりました。PTSDか…
    小学校の担任は除いて、彼の母親も級友たちも、無理矢理団地の外に出そうとしないのが良かったです。

    団地から出ずとも、生きていると状況は変わるんだなと思いました。否応なく、変化していくしかない。
    毎年毎に人数が減っていったり、お店のシャッターが閉まっていくのが寂しかったです。

    濱田岳さんとても説得力あるなと思いました。頼りなく見えてても、悟はちゃんと成長してたんだと思えます。
    級友の倉科カナさんも波瑠さんもかわいい。
    仲良くなったブラジル人家族とのエピソードも良かったです。田中圭さん怖すぎて…こういう役もできるんだと思いましたし、寧ろ彼こっちでは…?
    大塚寧々さんの包容力も良かったです。

    お母さんの危篤でサクッと団地から出るのもいい。変にドラマチックじゃなくて。
    悟はこれから何処へでも行ける。寂しさも抱えつつ。

  • 面白かったです!!

    設定が良かったのですが、配役もよく、必要以上にエロい部分もあった気もしますが、リアリティでいうと違和感はないのかもしれません。

    いつかまた見たいですね。

  • ホームコメディだと思って観ると後悔する。
    タイトルや映画館のポスターから、勝手に思い込んでいた私がそうでした。
    廃れてしまった(映画内では廃れゆく)団地文化の退廃的なにおい。無理やり隣家を覗き見させられているような、グロテスクなまでの生活感。時代に取り残されていくことの薄暗さと、その薄暗いところでしか生きられない人間の弱さ。そんなものがグッと詰まっていて、どんよりした気持ちに…。
    それでも、出演者たちの演技が素晴らしく、テーマは骨太。暗いばかりではなく、人間の芯の強さも感じる。主人公が団地を飛び出した時は、やれば出来るじゃないかと、思わず拳を握りました。
    決して明るい物語ではないけれど、明るい方へ向かっていく主人公に胸に迫る何かを感じられる。きっと忘れ得ない作品。

  • これはなかなかに面白い邦画でしたねぇ…社畜死ね!!

    ヽ(・ω・)/ズコー

    やっぱり濱田岳は演技が上手いなぁと改めて思いましたよね…! そして、団地が舞台ということもあってアレですね、昔懐かしい団地の風景とかが登場します…。

    てか、舞台設定が1980年代の日本でして、しかも主人公が小学校卒業後の中学に上がる前かな? それくらいの年齢からスタートしているので、まだあどけない顔の男子…を演じるのがすでに大人になっている濱田岳ですからねぇ…なんか最初は20歳過ぎてる濱田岳が中学生を演じることに違和感が拭えなかったんですけれどもまあ、慣れりゃ観ていられますね…。

    ともかく団地の隆盛、そして衰退が観られる作品ですねぇ…今現在の日本のそこかしこにある団地も皆この映画同様、衰退期に入っているんでしょうねぇ…で、外国人が参入してきて無法地帯となる…

    ヽ(・ω・)/ズコー

    というわけで、一人で団地に住みたくなる映画でしたね。 ←え??

    おしまい…。

    ヽ(・ω・)/ズコー

  • 80年代、団地にはなんでも揃っていた。
    友だち、肉屋、八百屋、ケーキ屋…
    小学校卒業以降、団地を一歩も出ず「団地の中で生きていく」と決めた悟。
    16年間、日々団地の中で身体を鍛え、団地の中をパトロールして、団地の中で恋をして、団地の中で働いて、悟は大人になっていく。しかし同級生たちはどんどん団地から離れていく。


    コメディかと思いきや…物語の中盤で悟が団地の中を出られない理由が判明しびっくり。
    最後は未来を感じられて良かった!

  • 指だけ腕立て伏せ、本当に出来るように鍛えたのかなあ。
    凄いなあ。

    ラストがどうにもならない暗いものじゃなくてよかった。
    頑張れ、悟くん。

  • どんな人間でもなんとかなるもんだよなーって、思うような思わないような。

    倉科カナと波留、とてもいい。
    濱田岳と中村監督のコンビももちろん。
    いい映画。

  • とても良かった。中学生から最期までを濱田岳が演じきる中で、絶妙な変化をしっかり演技で出せている気がした。個人的にはみんな演技が上手いというかキャラと役者がマッチしていて完成された世界観だった。最期の外人の件はそこまで必要ないかなと思ったり。倉科カナと波留、とても良かった。

  • 団地の中から出ない、出られない少年が、
    団地の中で大人になっていく物語。

    ただやはり、人生の路は外の世界へ続いている。

  •  団地から出ずに生活する、という発想が面白い。

     外国籍少女虐待の部分は全体から浮いていた。

     どんどん寂れていく団地の光景が物悲しい。

     老朽化、高齢化、多国籍化。

     団地の境界ってどこだ。

     波瑠、倉科カナがともにちょっと際どいシーンに挑戦している。

  • とらえどころのない不思議な始まり方をした物語は、中盤で突如としてその姿を豹変させる。ただの変人にしか見えなかった主人公に重い意味づけがされる。そこまで見てしまったら、あとはもう中村監督の術中だ。感動のラストまで、もう目が離せない。
    濱田岳は昔から良い役者さんだったが、この映画こそが彼の本領発揮だと思うし、最高の演技を見せてくれたと思う。
    その他に出てくる役者さんたちもみんな素晴らしかった。
    人の深い心の傷を癒すのは、人が人を想う気持ち以外にはあり得ないことを教えてくれる素晴らしい作品でした。

  • 期待してたけど、さすがに暗すぎる。話も地味に盛り上げすぎというか、なんとなく全体的に救いに欠ける。笑って良いのか、泣いて良いのかよく分からなかった。構成もきちんとし過ぎてて勢いに欠ける。キャストや演出、カメラも良かっただけに残念。

  • 団地の隣の女の子と・・・とだけで興奮しました。

  • 濱田岳だったから成立した感じがとてもします。主人公が自ら選んだ生活なら良かったのですが、実はすべて不可抗力。ちょっと期待していました。
    波瑠さんがかわゆかったので★3つです。

  • いい話だったけれども、不景気な雰囲気

  • 原因がわかってからがおもしろいね

  • もっと浮かれたライトな映画かと思っていたので
    案外深刻に団地からでていなくてちょっとびっくり

    でも、リアルに団地から出ないで生活しようとする時に
    ぶち当たるであろう問題をなるべく無視していなかったので面白い

  • コメディかと思ったら、かなり重いテーマ!

    悟(濱田岳)が女の子を守るシーンが、ダサいけど、カッコよかった。

    田中圭、めっちゃ好きだけど、この映画の中では、どうしようもないろくでなしね( ; ; )
    でも、そういう演技も出来るところが、また俳優としてスゴイと思わされたな。

    あとは、悟のお母さん(大塚寧々)の静かに悟を支える姿に一番じ〜んときたな。

    ヒトはいろいろな傷を負うけれど、少しずつ少しずつ成長も出来るんだって、希望をもらえるなかなか良い映画でした。

  • 少し寂しさもあるけれど、前向きなラスト。
    大塚寧々の演じる母親が静かに、いつも側で支えてくれていたことをじーんと実感したシーンがありました。

    田中圭がこわくてよかった。

  • 団地からどんどん人がいなくなっていく話。濱田岳だけは団地を守り続ける。

    話は好きだし団地を守っていく感じも嫌いじゃないんだけどなーでもおしゃれじゃない!

    でも人生っておしゃれじゃないのか!

  •  あることがきっかけで、団地から出ずに生きることを決めた男性のお話。ずっと変わらないと思っていたり変わらないでほしいと願っていても、全てのことに栄枯盛衰はあって、変わってしまう。団地から同級生がいなくなり、団地そのものが廃れていくのもそう。「変わることがいいこととは思えない」こともあるけど、変わらずにはいられないんだよね。生きていれば。
     大人なんだけど子供、みたいな大人の役が上手くて、濱田岳以上のキャスティングはなさそう。

  • しょうもない馬鹿映画かと思ったけど、実はとっても大変。
    『いつでも戦えるという気持ちが、精神に筋金を通すのである』
    忘れてはいかんな。

    いつなんどき何が起こるかわからない。
    家族を守らないと。

    友達のつながり・暖かさ、家族の大切さ、日頃の準備の大切さを感じる、斬新な良い作品だったと思う。

  • 濱田岳の なかなか 子どものワクを こえられない
    雰囲気が この役に ぴったりだった と言うべきだろう。

    小学生のときの トラウマで 団地の外に
    でられない ことを背負った 濱田岳。
    それを 周りの人は 温かく見守る。

    そうであっても,団地の中にいる 仲間を
    守ろうと努力する 濱田岳。

    仕事も 恋愛も 団地の中で 完結さえようとするが
    なかなか,想い通りに行かない。
    そして、レンアイし 婚約まで行ったが
    にげられてしまう。

    そんな中で,団地に住む外国人の 子どもを守ろうとする
    濱田岳。

    田中圭が 今までのイメージを こえて、
    少し,ワル役で にあっていたよ。それも。

    濱田岳 ワールドが なんとか 破綻せずに
    守ることができた というべきか。

    一番偉かったのは 濱田岳のお母さんだったね。

  • 原作も読んでるんだけど好きになれない話だった。ただ映画は面白い。団地って不思議だよなぁ…。永山絢斗、田中圭、大塚寧々の演技がドはまり。特に波瑠さんは中学生から成人女子まで演じてそれが破綻ないんだからいいな。演技か?演出か?なんにせよ最近じゃこの子をCMで観るだけでムズムズするわ…

  • わたしも10歳までは団地だったからなー、わかるわかるとなった。
    団地のファミリー感好きだったよあれはあれで。
    オトナが酒盛りしてる中コドモひとりで集会所に行くのも好きだった。
    あのコミュニティについての話をこないだ父から聞いたりして、団地の歴史を知ったりして、おもしろかったなあ。
    これ映画の感想になってないな、でもいろいろ思い出させてもらえた、ノスタルジーあふるる映画だった 笑

    ていうか同窓会シーンで結城が出ててそのシーンが一番わろうた

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