ブランデッド [DVD]

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監督 : ジェイミー・ブラッドショー  アレキサンドル・デュレライン 
出演 : エド・ストッパード  リーリー・ソビエスキー  マックス・フォン・シドー  ジェフリー・タンバー  インゲボルガ・ダクネイト 
  • TCエンタテインメント (2013年6月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4571390731677

ブランデッド [DVD]の感想・レビュー・書評

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  • ●ブランデッド(Branded)

    「ツタヤだけ!」シリーズ。
    パッケージを見てエイリアンSF物かと思ったのですが見てみたら全然違いました。

    舞台は近未来モスクワ。
    主人公はやり手の広告マンで、アメリカから来た同業女性と
    ダイエット関連の広告を兼ね、リアリティショーをやったところ
    (デブだけど可愛い女性を手術しまくりで痩せ美人に!)
    被験者が手術後昏睡状態、植物人間状態に。

    世間はこれに強く反発。カウンターがかかって、
    「デブって素敵!」「デブって最高!」という世の中に。

    世論に追われ、一度は世捨て人になっていた主人公は
    例の女性に助け出され、街に戻る。2人の間には子供が出来ており、
    デブで欲しいものの我慢をしない、クソガキになっていた。

    いや、世間全体が広告で欲望をコントロールされていたのだ。

    そのブランドへの欲望が、主人公には化け物のようになって
    見えてしまい、頭がおかしくなってくる。

    いろいろと悩んだ末、主人公はブランド力を持たない同業他社たちを
    コントロールしてブランドの化け物たちを共食いさせたり、
    既存のブランドを持った企業には悪いニュースを暴露して、
    最終的に「広告禁止」という国を作ったのでした。

    っつー、
    「広告に欲望をコントロールされてるんだ!」
    みたいな中二病話ですよ。
    別にそれでもいいじゃん?的な気がしてしまうのは、自分がけがれた大人だからでしょうか。

    「広告」を無くしたって、「口コミ」とかもあるわけだし、
    人が社会生活をしていたらムーブメントが発生しないわけはないわけで。

    個人的には「広告禁止」という国がそこ後どうなるか、って言う方が
    ショートショートのネタみたいで興味ありますね。

    まぁ、そういった内容・テーマを除いても、テンポも悪く
    ちょっと欲望のビジュアル化が面白かったぐらいで、何これ、って感じの映画でした。

  • 昨日はジョン・カーペンターの予言的映画「ゼイ・リブ」を見たのだが、その21世紀版とも言えるのがこの作品。私たちは資本によって洗脳されているというテーマはともすれば陳腐なものになってしまうのだが、この映画の面白いところはその舞台をロシアに選んだところ。
    ロシアはこの四半世紀前まで資本主義じゃなかったわけで、いわば欧米資本の草刈り場になった国。こうした資本家たちがロシアやブラジルなどの新興国市場を狙って、マーケティングの策略をめぐらせているというわけなのだが、「実はマーケティングの神はレーニンなんだよ」と言っているところがミソ。マーケティングが消費者を洗脳するためのものだとしたら、ソ連の洗脳こそ世界で最初に大成功したマーケティングであり、実はソ連の宣伝のエキスパートたちは冷戦時代にアメリカの大企業から招聘されたこともあるんだ、というわけである(本当かどうかは知らないがありえるね)。
    で、主人公は人々を食い物にする巨大ブランドと戦うために、一種のネガティブキャンペーンを繰り広げるのだが、しかし、それは人々の欲望の対象を別のものに移し替えただけじゃないか、っていうおきまりの展開になるのだが、それから先にもう一ひねりがあって、「なるほどね」と思うのである。
    ただ、エンターテインメント性を期待している人からすると、前半はちょっとかったるいかな。でもこの映画は映像的にもなかなか面白いものがあるし、全体に寓話っぽくなっているので、私はそれなりに楽しめました。

  • 奇想天外だけど、いい感じに諷刺が効いていて、楽しかった。日本やアメリカでは、こあのびのびとは作れないかも。

  • 企業のマーケティング活動の一環である、広告を過度に行うことに対して警鐘を鳴らした作品。製品そのものの良さをアピールし、消費者の購入意欲を高めるのが広告の本来あるべき姿であって、嘘の情報を流したり、ましてや他の商品の質を貶めて攻撃することが目的ではない。行き過ぎた利益追求のために、広告によって本来の価値以上の価値があるかのように人々に認識させ、企業価値を高めることを悪としているような印象を受ける。(反資本主義?) ラストで、痩身手術を施されて以来昏睡状態にあったヴェロニカが、理想のスタイルに得て目を覚まし広告の無くなった世界を歩くシーンに、どのような意味を込められているかは謎。
    テーマは悪くないのだが、中盤でオカルトや怪物などが出てくるのは良くも悪くも観客の想像を裏切る。前半の流れを考えると「( ゚д゚)ポカーン」となってしまう人も多いのではないだろうか・・・。
    原題の”Branded”もこの作品のテーマを突いていて悪くない。ただ、邦題をそのまま「ブランデッド」にするのはあまりにひねりがないし、タイトルを見ただけではさっぱり内容が分からないだろう。

  • メディアリテラシーを問う映画だけではなさそう。

    日本版のDVDジャケットは好きではありませんが、映画は面白いです。「branded」と「ブランデッド」は違いますね。

    ハンバーガー(食品)に対することだけではなく、広告商業に対して切り込むのは、メディアの見かたを考えさせられる。しかし、ここでの一番の悪となっているのは資本主義に対してだと感じることができる。(共産主義、ブランド、付加価値etcのキーワードから)

    “欲望”が幼少期の抑圧されたものという考えではなく、“欲望”が操作されているというのをとりあげているのは興味深い。

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