陽気なギャングが地球を回す (祥伝社文庫) [Kindle]

著者 :
  • 祥伝社
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感想 : 71
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感想・レビュー・書評

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    評価3.9
    kindle 314ページ

     銀行強盗は4人がいいらしい。嘘を見抜く成瀬、スリ師久遠、嘘つき響野、体内時計雪子。
     無事に強盗が終わり手に入れた4000万を偶然出会った現金輸送車ジャックに奪われて、ここからが本番。
     運転手を突き止めて捜索するが、すでに殺されている。こいつは端役らしい。なんやかんやしているうちに雪子が脅迫されて裏切っていたことが発覚する。この作者らしくシリアスな雰囲気にはならず、特にドキドキもせず、スムーズに読める。フラッシュが焚かれないカメラの振りもしっかりと回収される。そして、警官のコスプレ、ドアの開かない車の伏線もしっかりと回収。
     最後も悪者を仕留めて一件落着。内容は薄く、あまり記憶には残らなさそうだが、読みやすく、ハッピーエンドで満足。次回作も素直に楽しみ。

  • 面白かった!
    それぞれの登場人物のキャラクターが良い!
    銀行強盗なのに僕も着いていきたいと思うくらい。

    あっという間に完読!
    オススメです!

    • 松子さん
      hibuさん、ついて行っちゃダメですーo(・x・)/
      たいぽです!笑

      ふふ、この作品おもしろいですよねっ!
      伊坂作品の銀行強盗、おしゃれで...
      hibuさん、ついて行っちゃダメですーo(・x・)/
      たいぽです!笑

      ふふ、この作品おもしろいですよねっ!
      伊坂作品の銀行強盗、おしゃれで笑えて
      私も大好きです(^^)
      2022/10/01
    • hibuさん
      松子さんこんばんは!

      着いていきたいって…。
      寝ぼけて書いて間違ってますが、それくらい面白かったということです笑笑
      松子さんこんばんは!

      着いていきたいって…。
      寝ぼけて書いて間違ってますが、それくらい面白かったということです笑笑
      2022/10/01
    • 松子さん
      hibuさん、良かったです(^^)
      ほんと、面白かったですね♪
      hibuさん、良かったです(^^)
      ほんと、面白かったですね♪
      2022/10/01
  • 個性的なキャラクターが楽しく軽快に活躍します。
    軽く読める一冊だと思います!

  • 最後の展開の速さには舌を巻きます。登場人物の持つ持ち味が最後まで発揮される素敵な物語でした。連作の作品もあるので、どこかのタイミングで読んでみたいと思いました。

  • 読みやすく 面白かったです。

  • 「ロマンはどこだ」

    嘘発見器男、体内時計女、天才スリ師、嵐の弁舌家。四人の銀行強盗団が巻き込まれる大騒動。

    テンポ良く変わる視点、魅力的な仲間、先の読めない展開…こんな気楽にハラハラ楽しめる事件はそうそう無い!林氏には悪いが。

  • 強盗には会いたくないけど、彼らには会いたい。

  • 愉快なキャラクターの銀行強盗たちが嵌められた後に嵌めた相手にしっぺ返しをするエンタメ作品。
    ごちゃついて訳わからんまま終盤に突入しラストに答え合わせをして笑っておしまい、という印象を受けた。

  • ミステリーと言うよりも、痛快小説か。特殊技能を持ったユーモアあふれる4人が、楽しい銀行ギャングを繰り広げる。人の嘘をすぐ見抜くリーダーの成瀬、演説大好きなホラ吹きの響野、スリの達人の久遠、体内時計と超運転テクニックの雪子。楽しい会話と痛快なアクション。久しぶりに笑える小説だった。

  • 終始小気味いいテンポで繰り広げられるギャングストーリー。
    ギャングといっても銀行強盗。
    一風変わった一味は、それぞれが強烈な個性をもっていてキャラ立ちの鬼である伊坂さんの真骨頂とも感じる作品。

    嘘を必ず見抜ける成瀬。
    ウソか本当かわからない話を無限にできる成瀬の親友、響野。
    体内時計が1秒単位で正確なドライバー、雪子。
    人より動物を愛す天才スリ師、久遠。

    オーシャンズシリーズのような絶妙な配役とそれぞれの個性が際立ち、セリフだけで数ページ書かれていても誰が何を話しているのかが一目瞭然。

    生き生きとキャラが喋っている様子が最高にクール。

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著者プロフィール

1971年千葉県生まれ。東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で、「新潮ミステリー倶楽部賞」を受賞し、デビューする。04年『アヒルと鴨のコインロッカー』で、「吉川英治文学新人賞」、短編『死神の精度』で、「日本推理作家協会賞」短編部門を受賞。08年『ゴールデンスランバー』で、「本屋大賞」「山本周五郎賞」のW受賞を果たす。その他著書に、『グラスホッパー』『マリアビートル』『AX アックス』『重力ピエロ』『フーガはユーガ』『クジラアタマの王様』『逆ソクラテス』『ペッパーズ・ゴースト』『777 トリプルセブン』等がある。

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