人間における勝負の研究 (祥伝社黄金文庫) [Kindle]

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著者 : 米長邦雄
  • 祥伝社 (1993年3月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (136ページ)

人間における勝負の研究 (祥伝社黄金文庫)の感想・レビュー・書評

  • 将棋指しの著書は数年ぶり、羽生さん本以来。 『読み』と『大局観』に対する考え方は共通する凄みがある。 “人生での貸しを率先して作る。” “確率、勢い、運。じっと我慢するのもまた勢い。” “相手が必死な一番こそ大事に。” 真剣と反動のバランス。遊びとは仕事の影である。” 迷える不惑のいま、響く言葉多し。

  • 勝負に挑む心構え、全ては自分の責任。環境に振り回されない自分の作り方。自分らしく生きる上でのヒントがたくさん示されている。

  • 以下、印象に残った点

    男らしく生きる指針として、相手に貸しを作る生き方。貸方に回る。

    将棋というのは必ずどこかで泥仕合になり、泥仕合になったら本当の力と力の勝負になる。力の勝負になれば順当に強い人が勝つ。

    遊びは仕事の影。

  • どちらかと言うと昭和的、男性中心な視点が強く、現在の価値観とはそぐわない面も散見される(特に後半)ものの、将棋を媒介にして考え、学び取ったことが上手くまとめられている。

    個々の人間の思考・行動からボトムアップして結論を出す手法を採っている点が、羽生が一般書でよく用いる社会一般の事象から演繹するようなトップダウン手法とは対照的で両者の個性が表れているように感じた。

    生前から毀誉褒貶の激しかった米長前会長だが、棋士の、特に谷川・羽生世代以前の昭和棋士の思考を鑑みる上でも重要な一冊。

  • 共感すること、目から鱗のところなどがたくさんあり、とても楽しくよんでいたのですが、中盤以降の女性観や夫婦観が描かれだすと不快に感じました。
    そういう時代だったというよりも、米長さんが女性を読者の対象としてなかったように思います。案外先見性がなかったんだなと、僭越ながら思ってしまいました。
    ただ、将棋、勝負、人生に対する考え方は素晴らしく、とても参考になりました。

  • 初めて読む米長邦雄の著書.
    将棋、つまり勝負の達人が勝負事に関しての考え方を余すことなく披露してくれる.
    人生を勝負の一種として考えると、本書からとても多くのことが応用出来る.
    個人的には「最善手は指せなくても、悪手を指さないように気をつける」、「時と場合(デメリットの少ない時)は悪手を打っても構わない」、「定跡同士の戦い方だと実力差が出にくいので、実力のある者は定跡にこだわらず、泥沼に引きずり込んで勝負すれば勝てる」などが印象に残った.

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