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感想・レビュー・書評
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関ヶ原後の屋敷での一豊と千代のやり取りで終わっておけば非常に美しい物語だったと思う。
ただやっぱり土佐の話まで書ききったということは、おそらくここが筆者がとうしても描きたかった部分なのか、と想像する。少し物哀しいエピソードで終わる、というのがいかにも戦国らしい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
山内一豊
やまうち かつとよ
の妻千代 -
地元が物語に出てくることからずっと読みたいと思っていた本。
なかなか機会がなくて読めなかったけど、手にとってみると面白くてあっという間に読んでしまった。
特に、今は、自分が家族の離れ、単身赴任の身であることもあり、千代の存在が、自分の妻と重なって物語以上に入り込んでしまった。
お陰で、家族を今まで以上に大切に思うようになった。
そういう意味でもこの本に感謝である。
千代のしたたかさとともに、愛情を感じられる作品であった。